グジュラーンワーラー
| グジュラーンワーラー گوجرانوالہ Gujrāṁvālā | |
|---|---|
| 位置 | |
![]() | |
| 座標 : 北緯32度9分29秒 東経74度10分56秒 / 北緯32.15806度 東経74.18222度 | |
| 行政 | |
| 国 | |
| 州 | |
| 県 | グジュラーンワーラー県 |
| 市 | グジュラーンワーラー |
| City Nazim | Fayyaz Ahmad Chattha |
| 地理 | |
| 面積 | |
| 市域 | 240 km2 |
| 標高 | 213 m (700 ft) |
| 人口 | |
| 人口 | (2025年現在) |
| 市域 | 2,543,540人 |
| 備考 | 推計[1] |
| その他 | |
| 等時帯 | パキスタン標準時 (UTC+5) |
| 市外局番 | 055 |
グジュラーンワーラー(ウルドゥー語: گجرانوالہ、パンジャーブ語: Gujrāṁvālā)は、パキスタンのパンジャーブ州の都市である。グジュラーンワーラ[2]やグジュランワーラー[3]とも。人口は約254万人(2025年推計)。
歴史
[編集]「帝国インド地名辞典」によると、グルジャラ族が設置した。後に定住したイランのジャート族がカンプールと改名したが、古い名前が残った[4][5]。
7世紀初頭、ラージプート王国がパキスタン東部とインド北部を支配した。
630年、唐の玄奘三蔵がグジュラーンワーラー近郊のツェキアを訪れた。
997年、ガズナ朝のマフムード王が父のサブク・ティギーン王から王位を受け継いだ。
1005年、カブールのシャヒ王国を征服し、続いてパンジャーブ地方西部を征服した。パンジャーブ地方東部(ムルターンからラーワルピンディー、グジュラーンワーラー)は1193年までラージプート王国が支配した。
ムガル帝国の衰退後、シク王国がグジュラーンワーラーを支配した。
1707年、ムガル帝国のアウラングゼーブ王が亡くなった。シク王国はパンジャーブ地方を獲得した。
1780年11月13日、シク王国の君主であるランジート・シングがこの地で誕生した。彼の父と祖父はグジュラーンワーラーを重要視した[4]。

1802年、ランジート・シングは王国の首都をグジュラーンワーラーからラホールへと遷都した。

1867年、自治体に昇格し、北西鉄道でカルカッタやカラチと繋がった[4]。
1901年の人口は2万9224人だった。
交通
[編集]鉄道、高速道路、河川交通の中心地であり、地方産品輸出のドライポート(陸上港)として機能している。
最寄の空港
- シアールコート国際空港(Sialkot International Airport)
- アッラーマ・イクバール国際空港(Allama Iqbal International Airport)
人口
[編集]1998年の人口は1,132,509人。
生活環境
[編集]大気汚染
[編集]民間機関「IQAir AirVisual」の2019年版報告書では、グジュラーンワーラーは大気汚染のひどさでパキスタンのトップ、世界でもベスト10に入る都市となった[6]。
衛生環境
[編集]総世帯の35.5%には衛生的な設備がない。自宅に水洗式トイレのある世帯は全体の42.8%にとどまり、乳児死亡率は1000人あたり67人である[7]。
人身売買の中心地
[編集]2025年9月、パキスタン連邦捜査局(FIA)は、国内で最も重要な人身売買容疑者143人をリスト化した「レッドブック」を発表しました。そのうち70人がグジュランワーラ地域に関連しており、これは国内で最も多い数字です。[8] グジュランワーラを拠点とする犯罪者が、欧州や中東への不法移民ルートに関与している事例が報告されています。[9]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ↑ “World Population Review”. 2025年11月4日閲覧。
- ↑ 応地 利明「グジュラーンワーラ」『世界大百科事典』平凡社。コトバンクより2025年8月4日閲覧。
- ↑ 「グジュランワーラー」『百科事典マイペディア』平凡社。コトバンクより2025年8月4日閲覧。
- 1 2 3 Gujrānwāla Town – Imperial Gazetteer of India, v. 12, p. 363.
- ↑ Ramesh Chandra Majumdar; Bhāratīya Itihāsa Samiti (1954). The History and Culture of the Indian People: The classical age. G. Allen & Unwin. p. 64
- ↑ “大気汚染の都市別ランキング、上位30位中インドが21都市”. CNN (2020年2月26日). 2020年2月26日閲覧。
- ↑ “パキスタン国 グジュランワラ市廃棄物管理 マスタープラン策定プロジェクト(p261)” (PDF). JICA. 2020年2月26日閲覧。
- ↑ “FIA releases 13th Red Book: 143 most-wanted human traffickers named”. 2025年9月28日閲覧。
- ↑ “FIA arrests five more human traffickers”. 2025年9月28日閲覧。
