クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリーフランス語:Coupe du Monde de la Boulangerie、ベーカリーワールドカップ)とは、1991年、フランスMOFが中心となって設立された手作りパン振興会が主催するベーカリーのワールドカップで、1992年から始まった。開催地はフランスで、4年に1度(96年大会までは2年に1度、08年大会までは3年に1度)行われている。現在はパリ国際製パン・菓子見本市「ユーロパン」にて開催されている。

世界から12カ国(96年大会までは9カ国)の3人で構成される選手団を集め、与えられたブースと限られた材料の中で、規定の品目を8時間以内に仕上げ、その技術・スピード・芸術性を競う。パン、ヴィエノワズリー、飾りパン、パン・サレの4つのテーマのもとにパンを作製する。

同様の世界大会としては他にフランスで行われているモンディアル・デュ・パン、ドイツで開催されているibaカップなどがある。

優勝チーム[編集]

日本チームと成績[編集]

日本は1994年大会から参加

マスター・ド・ラ・ブーランジュリー[編集]

マスター・ド・ラ・ブーランジュリー(Masters de la Boulangerie)とは、 クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリーから派生した、個人を対象として開催されるパン職人コンテスト。 出場者はクープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリーで優秀な成績であったものを大会本部が選出する。 現在はニュートリショナル・ブレッド部門、 グルメパン部門、飾りパン部門の3部門で行われている。2010年開始。[2]

優勝者[編集]

日本人出場者と成績[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]