クロワッサン (雑誌)

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クロワッサン』(Croissant)は、マガジンハウスから発売されている生活・文化雑誌である。毎月10日・25日発売。

1977年(5月号)に月刊誌『an・an famille クロワッサン』として、マガジンハウスの前身である平凡出版によって創刊された。当時の定価は480円。創刊号の表紙は大橋正によるイラスト[1]。読者モデルによるファッションショーの記事があったほか、フライパン研究の記事では辰巳芳子が登場していた[1]。また誌名から、創刊号の巻頭ではパンのクロワッサンに関する記事が組まれた[1]

1978年5月10・25日合併号(13号)[2]から隔週刊に移行し、現在のタイトルとなった。当時の定価は250円。

ターゲットは主に40歳前後の主婦とされる。生活だけでなくファッション・文化などを掲載する雑誌である。

系列誌として、後述する『&Premium』(アンド・プレミアム)のほか、テーマを絞ったムックも各種発売されている。

キャッチフレーズ[編集]

創刊号のキャッチフレーズは「ふたりで読む ニュー・ファミリーの生活誌」[3]。隔週刊に移行した頃からは「新しい生活情報を速報する 女の新聞」、1988年5月10日号(252号)からは「日常生活を通して考える 男の暮し方 女の暮し方」、2017年春からは「創意ある暮らしは美しい」[4]

反響を呼んだ記事[編集]

1996年11月25日号(457号)にて「困ったときの手紙とはがきの書きかた大百科」という特集記事を掲載し、「かなり売れました」という[5]

2011年7月10日号(6月25日発売、808号)にて「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」という発言を表紙に載せたところ批判が相次ぎ、最終的に謝罪文を発表した[6]

2017年1月10日号(2016年12月24日発売、940号)にて「最も捨てたいのは、夫!」という離婚を勧める特集記事を掲載し、賛否両論となった[2][4]。なお本誌では以前から離婚に関する特集記事が組まれており[4]、そのルーツとして1979年7月25日号(41号)に掲載された「離婚志願」という特集記事を挙げている[2]

クロワッサンPremium[編集]

上記『クロワッサン』を母体とする婦人向けファッション・生活情報誌。2007年10月創刊、毎月20日発売。

母体の『クロワッサン』よりもさらに上位の40代後半 - 50代を対象とし、ファッション・メイクに関する情報を主に発信する。モード界や欧州ラグジュアリーブランドに関する内容も充実している。

ターゲットを同じくするライバル誌としては『eclat』(集英社)、『HERS』(光文社)などが挙げられる。

2014年1月号(2013年11月20日発売)よりタイトルが『&Premium』(アンド・プレミアム)と改称された。モード界の最新コレクションを紹介する記事、巻末の協力店舗欄は廃止、ビューティ関連の情報も削減され、巻末のカルチャーなどのコラムが色つきページとなった。なお、改称に際して、雑誌コードが変更されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『クロワッサン』946号(2017年4月10日号)別冊付録『クロワッサン40年の歩み[家事・料理]編。』4-5頁。
  2. ^ a b c 『クロワッサン』946号(2017年4月10日号)別冊付録『クロワッサン40年の歩み[家事・料理]編。』54頁。
  3. ^ 『クロワッサン』946号(2017年4月10日号)別冊付録『クロワッサン40年の歩み[家事・料理]編。』2頁。
  4. ^ a b c 雑誌『クロワッサン』編集長に聞く 作り手のメッセージを読者に伝え続けること、@Living、2017年11月8日。
  5. ^ 『クロワッサン』946号(2017年4月10日号)別冊付録『クロワッサン40年の歩み[家事・料理]編。』56-57頁。
  6. ^ 「放射線で傷ついた遺伝子、子孫に伝わる」 クロワッサン「不適切」と謝罪、J-CASTニュース、2011年7月1日 18:39。

外部リンク[編集]