クロマダラソテツシジミ

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クロマダラソテツシジミ
Chilades pandava
Chilades pandava
インドケーララ州、2010年12月4日)
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
上目 : Panorpida
: チョウ目 Lepidoptera
亜目 : Glossata
下目 : Heteroneura
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
: ヒメシジミ族 Polyommatini
: ソテツシジミ属 Chilades
: クロマダラソテツシジミ C. pandava
学名
Chilades pandava
(Horsfield1829)
シノニム

Edales pandava
Horsfield1829

和名
クロマダラソテツシジミ
英名
Plains Cupid
亜種
  • C. p. pandava
  • C. p. schaeffera

クロマダラソテツシジミ学名: Chilades pandava)は、チョウ目シジミチョウ科昆虫チョウの一種。

 高温期型(後翅裏面の黒点が発達)と低温期型(後翅裏面の亜外縁の白斑が発達し,黒点は灰色)がある。

 寒冷のため越冬できない地域では,低温期型が顕著になった寒冷期型(後翅裏面の亜外縁の白斑は,より発達し,裏面全体が白化し,後翅後角部の黒色斑は薄くて小さく,橙色斑は消失)も出ることがある。

 さらに,発生が連続する秋期では,高温期型と低温期型の中間の斑紋を持つ個体(中温期型)も出現する。

 本種の季節型は,ツマグロキチョウやキタテハの夏型,秋型のように,明確に違いが線引きできる季節型があるわけではない。生育状況の温度変化によって,個体変異はあるが,徐々に斑紋は変化していく。東海地方の発生地では,高温期は長く,中温期は短く,低温期はやや長く,寒冷期は非常に短い。

クロマダラソテツシジミの4つの季節型





   

 



 

 















形態・生態[編集]

幼虫食草ソテツ

分布[編集]

南アジアから東南アジアに分布し、日本では、1992年沖縄本島で発見されて以降、分布を広げている[1][2][3]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 平井規央、「日本におけるクロマダラソテツシジミの発生と分布拡大」 植物防疫 63(6), 365-368,図巻頭1p, 2009-06, NAID 40016696621
  2. ^ 河名利幸、安田清作、鎌田由美子 ほか、千葉県におけるクロマダラソテツシジミの初発生確認後の分布拡大と越冬の可能性 関東東山病害虫研究会報 Vol.2010 (2010) No.57 P.101-103, doi:10.11337/ktpps.2010.101
  3. ^ 平井規央「本州と四国におけるクロマダラソテツシジミの記録」 『やどりが』第220号、日本鱗翅学会、2009年、 2-20頁、 ISSN 0513-417XNAID 110007522439

参考文献[編集]

  • 福田晴夫ほか『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 : 野山の宝石たち』南方新社、2009年、増補改訂版、30頁。ISBN 978-4-86124-168-0

関連項目[編集]

外部リンク[編集]