クレベール・メンドンサ・フィリオ
表示
Kleber Mendonça Filho クレベール・メンドンサ・フィリオ | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 2025年 | |||||||||||||
生年月日 | 1968年11月22日(56歳) | ||||||||||||
出生地 |
![]() ペルナンブーコ州レシフェ | ||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家、映画プロデューサー | ||||||||||||
活動期間 | 1997年 - | ||||||||||||
配偶者 | エミリー・レスクロー | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
『バクラウ 地図から消された村』 | |||||||||||||
| |||||||||||||
クレベール・メンドンサ・フィリオ(Kleber Mendonça Filho、1968年11月22日 - )は、ブラジル・レシフェ出身の映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。
キャリア
[編集]1990年代後半から映画監督としての活動をスタートさせ、ドキュメンタリーやフィクションなどで多数の短編映画を制作する。
2012年の『Neighboring Sounds』は自身としては初となる長編劇映画監督作となり、第85回アカデミー賞ではブラジルの代表作品として外国語映画賞にエントリーされた。
2016年の監督作『アクエリアス』で、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に初参加を果たし、パルム・ドールを競った。また、アメリカのインディペンデント・スピリット賞やフランスのセザール賞でも外国映画賞にノミネートされた[1][2]。その翌年の第70回カンヌ国際映画祭では、批評家週間部門の審査員長を務めた[3]。
2019年、ジュリアーノ・ドルネレスと共同監督・共同脚本を務めた『バクラウ 地図から消された村』が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞を受賞[4]。更に2025年には『The Secret Agent』も第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。自身の監督賞と主演を務めたワグナー・モウラの男優賞2冠を受賞した[5][6]。
フィルモグラフィー
[編集]- Neighboring Sounds(2012年)
- アクエリアス Aquarius(2016年)
- バクラウ 地図から消された村 Bacurau(2019年)
- The Secret Agent(2025年)
脚注
[編集]- ^ Nogueira, Renata (2016年11月22日). “Kleber Mendonça sobre "Aquarius" no Oscar independente: "Vamos aos poucos"” (ポルトガル語). 2017年2月23日閲覧。
- ^ “'Aquarius' é indicado a melhor filme estrangeiro no César, o 'Oscar francês'” (ポルトガル語) (2017年1月25日). 2017年2月23日閲覧。
- ^ “Jurys 2017” (英語). Critics' Week. 2021年7月15日閲覧。
- ^ Carlos Heli de Almeida (2019年3月25日). “'Bacurau' ganha Prêmio do Júri e faz história em Cannes” (ポルトガル語). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “Awards 2025”. Festival de Cannes. 2025年5月24日閲覧。
- ^ “Filme brasileiro 'O Agente Secreto' vence dois prêmios no Festival de Cannes” (ポルトガル語). Veja. 2025年5月24日閲覧。