クレイジー・キム

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クレイジー・キム
基本情報
本名 金山 俊治
階級 スーパーウェルター級
スーパーミドル級
ライトヘビー級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1974-10-04) 1974年10月4日(43歳)
出身地 熊本県荒尾市
スタイル 右ボクサータイプ
プロボクシング戦績
総試合数 33
勝ち 28
KO勝ち 24
敗け 5
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クレイジー・キムCRAZY KIM1974年10月4日 - )は、日本の元プロボクサー。本名は金山 俊治(かなやま としはる)。熊本県荒尾市出身。第27代日本スーパーウェルター級王者。
第26代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者。初代ABCOスーパーウェルター級王者。
第13代OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者。元OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王者
初代ABCOスーパーミドル級王者。OPBF3階級制覇王者でもあり、ABCO2階級制覇王者でもある。
OPBF王座とABCO王座を同時に保持し複数階級制覇王者を果たした稀な人物でもある。
ヨネクラボクシングジム所属。東海大学付属第二高等学校法政大学出身。元在日韓国人
現在はNo.1 CHAMPION SCHOOLの会長を務める。

来歴[編集]

1991年インターハイで優勝。翌1992年も高校選抜優勝とアマチュア時代も実績を残す。大学でも王者となり、アマチュアエリートとして6回戦からのデビューとなった。

1997年5月27日、松下文昭戦にてプロデビュー。

1999年2月15日、5連勝で大東旭が持つ日本スーパーウェルター級王座に初挑戦したが、10回判定負け。

2000年1月15日、河合丈矢が持つ日本スーパーウェルター級王座に挑戦したが、10回判定負け。

2001年2月12日、吉野弘幸が持つ日本スーパーウェルター級王座に挑戦したが、10回KO負け。

2002年10月10日、石田順裕との日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦で勝利し、日本王座4度目の挑戦にして暫定ながら初戴冠に成功した。

2003年2月20日、日本スーパーウェルター級正規王者河合丈矢の王座返上に伴い正規王者となった。

2003年7月15日、ナデール・ハムダンが返上し空位となったOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦を呉炳哲韓国)と争い2回KO勝ちを収め王座獲得に成功、スーパーウェルター級2冠を果たした。

2004年2月24日のチャンピオンカーニバルでの日本スーパーウェルター級王座の3度目の防衛戦からリングネームを本名からクレイジー・キムに変更。
同年12月13日、アデ・アルフォンスインドネシア)を倒しOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座の初防衛に成功した。

2005年10月20日、ジャイペット・キャットムアンカーン(タイ)とのABCOスーパーウェルター級王座決定戦を制し、スーパーウェルター級3冠となった。

2006年1月24日、川崎タツキを倒し、日本王座は6度目、OPBF王座は3度目の防衛を果たし、同年9月19日、加山利治日高和彦石田順裕前田宏行らから防衛していた日本スーパーウェルター級王座を返上。

2006年10月26日、後楽園ホールでのノンタイトルで、WBA世界スーパーウェルター級8位のハビエル・アルベルト・ママニアルゼンチン)に10回KO負けを喫した。

2007年7月17日、3階級上となるOPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者ヒース・ステントン(オーストラリア)に挑戦。判定で勝利しOPBF2階級制覇を達成。

2007年7月24日、OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王座獲得に伴いOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を返上した。

2007年11月20日、後楽園ホールOPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座決定戦およびABCOスーパーミドル級王座決定戦でズルフィカル・ジョイ・アリフィジー)と対戦し6回KOで勝利し日本人初のOPBF3階級制覇およびABCO2階級制覇を達成した。
同日、ABCOスーパーミドル級王座獲得に伴いABCOスーパーウェルター級王座を返上した。

2007年11月27日、OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座を返上。

2008年3月18日、元OPBF東洋太平洋クルーザー級5位ビトリ・ナタワケとのノンタイトル戦を後楽園ホールで行い、2回KO勝ち。

2008年7月30日、オーストラリアニューサウスウェールズ州ニューカッスルで前WBA世界スーパーミドル級王者アンソニー・ムンディンとの試合で、10回判定負けを喫し、自身が保持していたOPBF東洋太平洋ライトヘビー級を剥奪された。通常であれば剥奪後のレーティングは剥奪された階級であるライトヘビー級となるが、OPBF東洋太平洋スーパーミドル級3位にランクされた。

2008年11月、ABCOスーパーミドル級王座を返上、同月、現役を引退した。

2009年10月10日、地元・熊本県荒尾市にNo.1 CHAMPION SCHOOLを開設した[1]

戦績[編集]

  • アマチュアボクシング:94戦79勝 (30KO・RSC) 15敗
  • プロボクシング:33戦28勝 (24KO) 5敗 (2KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 1997年5月27日 勝利 6R 判定 松下文昭 日本の旗 日本
(鈴鹿ニイミ)
プロデビュー戦
2 1998年1月27日 勝利 4R 2:11 TKO 高山彰将 日本の旗 日本
(ネクサス)
3 1998年4月15日 勝利 2R TKO 崔光福 大韓民国の旗 韓国
4 1998年6月8日 勝利 5R 1:07 TKO 樽井保英 日本の旗 日本(輪島スポーツ)
5 1998年11月24日 勝利 3R TKO トムソン・タスリ  インドネシア
6 1999年2月15日 敗北 10R 判定 大東旭 日本の旗 日本
(大鵬)
日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
7 1999年9月21日 勝利 1R KO エフレン・レガスピノ フィリピンの旗 フィリピン
8 2000年1月25日 敗北 10R 判定1-2 河合丈矢 日本の旗 日本(オーキッドカワイ) 日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
9 2000年5月10日 勝利 2R KO ラシード角海老 日本の旗 日本
(角海老宝石)
10 2000年9月6日 勝利 1R 0:46 TKO ボーイ・ニトゥダ フィリピンの旗 フィリピン
11 2001年2月12日 敗北 10R 0:36 KO 吉野弘幸 日本の旗 日本
(野口)
日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
12 2001年6月19日 勝利 1R 2:55 TKO ルンサックノイ・キャットチャーンシン タイ王国の旗 タイ
13 2001年10月2日 勝利 6R 2:24 TKO 新屋敷幸春 日本の旗 日本(沖縄ワールドリング)
14 2002年1月29日 勝利 5R 2:25 TKO 吉田聖宰 日本の旗 日本
(進光)
15 2002年5月14日 勝利 1R 1:30 KO メッケンナー・キングスター タイ王国の旗 タイ
16 2002年10月10日 勝利 10R 判定3-0 石田順裕 日本の旗 日本
(金沢)
日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦/正規王座昇格
17 2003年2月25日 勝利 3R 0:36 KO スビン・シットゴーソン タイ王国の旗 タイ
18 2003年4月14日 勝利 5R 0:59 TKO 加山利治 日本の旗 日本
(ワタナベ)
日本王座防衛1
19 2003年7月15日 勝利 2R 0:55 KO 呉炳哲 大韓民国の旗 韓国 OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級
王座決定戦
20 2003年10月7日 勝利 8R 3:09 KO 日高和彦 日本の旗 日本
(新日本木村)
日本王座防衛2
21 2004年2月24日 勝利 5R 1:30 TKO 新屋敷幸春 日本の旗 日本(沖縄ワールドリング) 日本王座防衛3/この試合以降「クレイジー・キム」を名乗る
22 2004年4月20日 勝利 2R 2:17 KO 金大栄 大韓民国の旗 韓国
23 2004年6月14日 勝利 10R 判定3-0 石田順裕 日本の旗 日本
(金沢)
日本王座防衛4
24 2004年12月13日 勝利 4R 0:22 KO アデ・アルフォンス  インドネシア OPBF防衛1
25 2005年4月19日 勝利 2R 0:50 TKO 前田宏行 日本の旗 日本
(角海老宝石)
日本王座防衛5
26 2005年10月20日 勝利 1R 2:08 TKO ジャイペット・キャットムアンカーン タイ王国の旗 タイ ABCOスーパーウェルター級王座決定戦
27 2006年1月24日 勝利 9R 0:35 TKO 川崎タツキ 日本の旗 日本
(草加有沢)
日本王座防衛6・OPBF防衛2
28 2006年7月18日 勝利 9R 0:37 TKO デー・バイラ 大韓民国の旗 韓国 OPBF防衛3・ABCO防衛1/日本王座返上
29 2006年10月26日 敗北 10R 3:09 KO ハビエル・アルベルト・ママニ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
30 2007年7月17日 勝利 12R 判定3-0 ヒース・ステントン オーストラリアの旗 オーストラリア OPBF東洋太平洋ライトヘビー級タイトルマッチ/OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座返上
31 2007年11月20日 勝利 6R 1:04 KO ズルフィカル・ジョイ・アリ フィジーの旗 フィジー OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座決定戦・ABCOスーパーミドル級王座決定戦/ABCOスーパーウェルター級王座返上・OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座返上
32 2008年3月18日 勝利 2R 2:30 KO ヴィトリオ・ナタワケ フィジーの旗 フィジー ライトヘビー級契約
33 2008年7月30日 敗北 10R 判定0-3 アンソニー・ムンディン オーストラリアの旗 オーストラリア 75.0kg契約
OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王座剥奪
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獲得タイトル[編集]

アマチュア[編集]

プロ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
石田順裕
日本スーパーウェルター級暫定王者
2002年10月10日 - 2003年2月20日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
河合丈矢
第27代日本スーパーウェルター級王者

2003年2月20日 - 2006年9月19日(返上)

空位
次タイトル獲得者
石田順裕
空位
前タイトル保持者
ナデール・ハムダン
第26代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者

2003年7月15日 - 2007年7月24日(返上)

空位
次タイトル獲得者
日高和彦
空位
2005年
創設
初代ABCOスーパーウェルター級王者

2005年10月20日 - 2007年11月20日(返上)

空位
次タイトル獲得者
シェルゾッド・フサノフ
前王者
ヒース・ステントン
第13代OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者

2007年7月17日 - 2008年7月30日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ティム・ベル
暫定王座決定戦 対戦者
ズルフィカル・ジョイ・アリ
OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王者
2007年11月20日 - 2007年11月27日(返上)
次暫定王者
返上により消滅
空位
2007年
創設
初代ABCOスーパーミドル級王者

2007年11月20日 - 2008年11月(返上)

空位
次タイトル獲得者
マキシム・ウラソフ