クリス松村
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くりす まつむら クリス 松村 | |
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生年月日 | 10月2日 |
出生地 |
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身長 | 170cm |
血液型 | O型 |
職業 |
タレント フィットネスインストラクター |
活動期間 | 2005年 - |
事務所 | アヴィラ |
公式サイト | クリス松村オフィシャルブログ |
クリス松村(くりすまつむら、1960年10月2日 - )は、日本のタレント、フィットネスインストラクター。アヴィラ所属。
来歴[編集]
外務省職員の長男として、オランダのデン・ハーグに生まれる。祖父は元衆議院議員の高石幸三郎。その後パキスタンに移るが5歳の時に帰国し学習院初等科に入学。秋篠宮文仁親王と学友の実弟、清子内親王(現・黒田清子)の学友で弁護士の実弟もいる。その後イギリスのロンドンへ渡英。その後も米国、カナダ、ブラジル、メキシコ、フランス、オーストリア、ポルトガル、エジプト、ギリシャ、香港で生活を経験している[1][2]。
10代の頃は芸能界入りを目指し、多数のオーディションを受けたりしていた(松田聖子の相手役、息っ子クラブ等)。詳しい時期は明かしていないが、かつて両親に内緒で芸能事務所に入り、『獅子の時代』などにエキストラで出演した経験がある。しかし芽が出ず、大学卒業後は広告代理店に就職する[3]。就職後は暴食により85kgまで太ってしまうが、スポーツクラブに通い、エアロビクスとダンスにより3か月で30kgのダイエットに成功する。広告代理店退社後は上原謙のマネージャーを経験したのち[4]、インストラクターに転身。自身が大ファンであるピンク・レディーの曲の振りをフィットネスに取り入れた、「ピンク・レディー・エクササイズ」が盛況だったという[5]。2005年、三宅裕司のドシロウトに、ピンク・レディーの追っかけ集団「キラキラ隊」の一員として出演すると[5]、いわゆる「おネエ」キャラクターが話題となる。その後、芸能事務所アバンギャルドへの所属が決まり、本格的にタレント活動を開始した。芸名の「クリス」は、米国の俳優クリス・オドネル(Chris O'Donnell)に因む。
クイズ!ヘキサゴンIIでは、島田紳助から「ラクダ」と命名された他、乾燥した宮本亜門似と言うことで「ドライ亜門」と頻繁にいじられるようになり、以降、常連出演者(ヘキサゴンファミリー)となる。同じく「カッパ」というあだ名で呼ばれていた山根良顕と、番組内ユニット「ラクダとカッパ」を結成[6]。この他にも、「南明奈のスーパーマイルドセブン」や「矢口真里とストローハット」などの番組内ユニットに参加した。
著書の『誰にも書けないアイドル論』において「自分が作っているわけでもないのに、楽しむはずの音楽を上から目線で言いたくない。評論ではなく、音楽が好きで話している」という考え方から、自身を音楽評論家ではなく、音を楽しむ『音"楽"家(おんらくか)』と名乗る。
2018年、自身初の選曲監修のコンピレーション・アルバム『Chris Music Promide』シリーズを手掛ける[7]。
人物[編集]
父親と確執があり、2012年時点で20年近く会っていないという。「父が死んでも葬式には行かない。親子とか血を分けたという言葉には騙されない」と述べている[1]。
邦楽、洋楽問わず音楽好きで、レコードやCD、DVDなど2万枚以上を所有[9]。好みのジャンルはアイドル歌謡、ニュー・ミュージック、AOR、ディスコ、フュージョン、アダルト・コンテンポラリーなどである。ニュー・ミュージックの中で無名の歌手や、忘れ去られた歌手なども幅広取り上げている。公式ブログでも所蔵するレコードやCDを話題に取り上げ、曲にまつわる思い出や歌手のエピソードなどを綴っている。音楽知識をもとに、解説や評論も行うほか[2][10]、オリビア・ニュートン=ジョンなどのCDのライナーノーツも手がけたり[11]、日本航空(JAL)の機内オーディオプログラム『クリス松村のMUSIC BOOK』において、選曲、構成、プレゼンターを担当するなど、航空会社の機内音楽も担当している[12]。
ラジオで「バイシクル・レース」を聴いてクイーンが好きになり、すぐさまシングルを買おうとレコード店へ向かったが、ジャケットに写った女性の裸に恥ずかしくなり(もとより女性に興味がなかった)、代わりにアルバム『ジャズ』を購入している[13]。
山下達郎の熱烈なファンで、最も思い入れのある曲は「愛を描いて」「希望という名の光」[14][15]。2013年に行われた山下のコンサートツアーで販売されたパンフレットでは、山下のアルバム『MELODIES』を題材に対談を行っている[2]。
大の航空ファンと知られ、航空機のコレクションや航空機の写真をブログに披露している[16][17]。航空機に乗るためだけの旅行をするほど機体には詳しい。
主張[編集]
情報技術の進歩による社会の変化に対して否定的な考えを持っており、インターネット上で匿名での書き込みができることを問題視しているほか、ソーシャルメディアやクラウドコンピューティングなどの「ネットの副作用」により若者の想像力やコミュニケーション能力が無くなってきていると主張している[18][19][20]。また、音楽のダウンロード販売にも否定的である[21][22]。
ブラック企業による若者や外国人技能実習生の「使い捨て」問題などについては「私は高校時代から無職だったことが一度も無く、時給が420円だろうと、睡眠時間が2時間で残業代なしだろうと、全く気になったこともありません」「私の時代なんて時給420円だったのに、時給が1,000円以上という好条件でも、日本人(求人に)応募さえしない。どおりで、仕事帰りのコンビニに行くと外国人スタッフばかりなわけです。外国人の方にとっては、金額的なことだけを見れば、素晴らしい労働条件ですからね」[23]と述べている。
出演[編集]
テレビ[編集]
- 現在の出演番組
- クリス松村の注文の多いレコード店(歌謡ポップスチャンネル、2014年11月12日 - ) - 番組メインMC
- ニュース シブ5時(NHK総合、2015年8月 - ) - エンタメコーナーレギュラー
- ひるキュン!(TOKYO MX、2017年10月 - ) - 火曜パートナー
- ミュージック・モア(TOKYO MX、2018年7月 - ) - 番組メインMC
- しゃべりDJ クリス松村のミュージックアワー(松田聖子編)(歌謡ポップスチャンネル、2018年9月 - ) - 番組メインMC
- 日曜はカラフル!!(TOKYO MX、2019年4月 - ) - レギュラーパートナー
- 過去の出演番組
- 九州青春銀行(RKB毎日放送、2007年 - 2009年3月25日)
- ザ・ベストハウス123(フジテレビ、? - 2010年) - ベストスリー編纂会・162号室
- クイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ、2007年 - 2011年9月28日)
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP(フジテレビ、2009年 - 2012年) - 「ハートにヒット」などの懐メロコーナー担当。
- バカなフリして聞いてみた(日本テレビ、2011年4月19日 - 9月13日) - 準レギュラー
- クイズ☆タレント名鑑(TBS、2010年 - 2012年) - 準レギュラー解答者
- タマネギ頭~徹子さんおもてなしクイズ!~(CS放送・TBSチャンネル、2012年4月22日 - 2013年)
- キニナルーム(Dlife、第2弾 2014年12月20日 - 全6回 )- パネラー[24]
- あいどりゅ☆(日本海テレビ、2015年10月7日 - 2016年3月30日)
- ナンカゲツマチ〜よくそんなに待てますね〜(テレビ東京、2015年11月30日 - 12月22日)
- 5時に夢中!(TOKYO MX、2015年5月 - ) -火曜 準レギュラー
- 4時も!シブ5時(NHK総合、2017年4月 - 2018年3月9日) - 金曜日コメンテーター
- ドラマ
- お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件(フジテレビ、2008年8月6日) - 本人役
- HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜 第6話(フジテレビ、2011年11月15日) - バー「シャコンヌ」マスター役
- 精霊の守り人 悲しき破壊神(NHK総合、2017年3月18日) - 衣裳店店主役
- 税務調査官・窓際太郎の事件簿33(TBS、2018年3月5日) - 有川文正 役
ラジオ[編集]
- ザ・ヒットスタジオ〜レッツゴーヤンヤン〜(MBSラジオ、2011年10月29日 - 2014年3月)
- クリス松村のザ・ヒットスタジオ〜レッツゴーヤンヤン〜(MBSラジオ、2014年4月4日 - 2015年3月)
- クリス松村のザ・ヒットスタジオ(MBSラジオ、2015年4月4日 - )
- クリス松村の音楽処方箋(NHKラジオ第1放送、2015年3月30日 - 2018年3月19日)
- クリス松村の「いい音楽あります。」(アールエフラジオ日本、2015年4月5日 - )
- 団塊ザ・ミュージック(TOKYO FM、2016年10月7日 - )
- 今日は一日ありがとう!ヒデキ三昧(NHK FM、2018年8月16日)パーソナリティー・構成
- 9の音粋(ベイエフエム、2020年4月2日 - )
インターネット放送[編集]
- オニコオニママ(ミュードラ、2010年) - 声優
- あいすくりーす(アメーバスタジオ)
- あっ!とシンデレラガール(あっ!とおどろく放送局、2011年4月8日 - 9月30日)
- Boom Up Tv(アメーバスタジオ)
映画[編集]
- 恋する弁当男子 TWILIGHT FILE VIII(ミライ・アクターズ・プロモーション、2011年11月5日公開) - 馬場日出男役
吹き替え[編集]
- モンスター・ホテル(アメリカ合衆国、2012年9月29日 日本公開) - ルーネル役
- モンスター・ホテル2(アメリカ合衆国、2016年2月20日 日本公開) - 干し首役
CM[編集]
- NTT番号情報 「iタウンページ」
- 年末ジャンボ宝くじ(2013年) - 人形の木村拓哉、渡哲也、壇蜜と共演(声のみの出演)
- 大日本除虫菊 「コンバット」(2014年)
- マンダム「GATSBY」(2015年)
作品[編集]
著書[編集]
- 「誰にも書けない」アイドル論(小学館新書、2014年8月1日)
楽曲[編集]
- ラクダとカッパ 『ラクダになるぞ』(ポニーキャニオン、2008年5月21日発売) - DVDシングル
- 南明奈のスーパーマイルドセブン(よしもとアール・アンド・シー)
- 『I Believe 〜夢を叶える魔法の言葉〜/Don't leave me』(2009年6月17日発売)
- 『幸せになろう/恋』(2010年3月17日発売)
- 矢口真里とストローハット 『風をさがして』(avex trax、2010年1月13日発売)
監修[編集]
- 『Chris Music Promide〜あの夏のカセット〜』(ソニー・ミュージックダイレクト、2018年5月30日発売) -CDアルバム
- 『CYNTHIA ALIVE』(ソニー・ミュージックダイレクト、2020年7月2日発売) -南沙織のCD-BOX
脚注[編集]
- ^ a b “クリス松村 17年間父と断絶を明かす”. デイリースポーツ online. (2012年12月11日) 2014年8月23日閲覧。
- ^ a b c “竹内まりや×クリス松村「Mariya's Songbook」対談”. 音楽ナタリー. 2014年8月23日閲覧。
- ^ “スタジオパークからこんにちは クリス松村の番組概要ページ”. gooテレビ番組. 2014年8月23日閲覧。
- ^ “ウキウキWATCHING”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2014年3月31日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ a b “三宅裕司のドシロウト 第259回(2005年6月2日)”. 山口放送 (2005年6月2日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “ラクダとカッパ/ラクダになるぞ”. tower.jp. 2020年12月2日閲覧。
- ^ otonano. “2018年11月14日発売!!「Chris Music Promide~あのドライヴのカセット~」クリス松村が贈る究極のアーバン・ドライブ・ミュージック集|otonano by Sony Music Direct (Japan) Inc.” (日本語). otonano by Sony Music Direct (Japan) Inc.. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “クリス ロシアの同性愛者差別に抗議”. デイリースポーツ online. (2014年2月7日) 2014年8月23日閲覧。
- ^ “動画新連載スタート! 芸能界No.1音楽LOVERクリス松村が、限りないポップスへの愛を語る!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “クリス松村が初著書 竹内まりやと対談も”. nikkansports.com. (2014年8月7日) 2014年8月23日閲覧。
- ^ “ピンクリボントーク”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2012年10月8日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “ザ・ヒットスタジオ|MBSラジオ1179”. www.mbs1179.com. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “UNIVERSAL MUSIC - QUEEN”. 2011年8月29日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年6月8日閲覧。
- ^ “私のともだち”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2012年1月27日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “運命に負けないで”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2012年1月28日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “クリス松村『世界に1機の飛行機』” (日本語). クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “クリス松村『活躍した飛行機』” (日本語). クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “母校の前で思うこと”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2014年2月3日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “根っこ”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2014年8月6日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “クリス松村「子どものスマートフォンやインターネット規制の議論矛盾している」”. J-CASTニュース. (2014年8月6日) 2014年8月23日閲覧。
- ^ “イヤホン”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2009年8月31日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “習性〜記憶”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2012年3月16日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “時給”. クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 (2014年5月25日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ “小木博明、嫁・森山奈歩のサパークラブ通いを暴露!!”. ウォーカープラス. (2014年11月 12日) 2014年11月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- アヴィラによるプロフィール
- フジテレビ 関連人物検索結果(出典:日本タレント名鑑)
- クリス松村オフィシャルブログ『夢見る勇気』 Powered by Ameba(2008年10月1日〜)
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