クリス・デービス (外野手)

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クリス・デービス
Khris Davis
オークランド・アスレチックス #2
Khris Davis 2019.jpg
オークランド・アスレチックス時代
(2019年4月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡レイクウッド
生年月日 (1987-12-21) 1987年12月21日(31歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
203 lb =約92.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 左翼手
プロ入り 2009年 ドラフト7巡目(全体226位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名
初出場 2013年4月1日 コロラド・ロッキーズ
年俸 $16,500,000(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・エイドリアン・デービスKhristopher Adrian Davis, 1987年12月21日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡レイクウッド出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBオークランド・アスレチックス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2006年MLBドラフト29巡目(全体871位)でワシントン・ナショナルズから指名されたが契約せず、ディア・バレー高校英語版からカリフォルニア州大フラトン校に進学した。

ブルワーズ傘下時代[編集]

2009年MLBドラフト7巡目(全体226位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、6月26日に契約した。この年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズ英語版で10試合に出場し、打率.243、2本塁打、8打点、4盗塁だった。8月からルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズでプレー。1試合に出場した。

2010年はA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズで128試合に出場し、打率.280、22本塁打、72打点、17盗塁だった。

2011年はA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズで90試合に出場し、打率.309、15本塁打、68打点、10盗塁だった。7月にAA級ハンツビル・スターズへ昇格。35試合に出場し、打率.210、2本塁打、16打点だった。

2012年はAA級ハンツビルとルーキー級アリゾナリーグでプレーし、7月30日にAAA級ナッシュビル・サウンズへ昇格。AAA級ナッシュビルでは32試合に出場し、打率.310、4本塁打、24打点、1盗塁だった。オフの11月20日にブルワーズとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした[2]

ブルワーズ時代[編集]

ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2014年8月1日)

2013年1月25日にブルワーズと1年契約に合意し、開幕ロースター入りした。4月1日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。同点の9回裏に代打として出場したが、無安打に終わった[3]。主に代打として14試合に出場したが、5月1日にAAA級ナッシュビルへ降格[4]。7月12日に再昇格し[5]、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に代打として出場したが三振に終わり、14日にAAA級ナッシュビルへ降格した。7月22日に再昇格。昇格後はライアン・ブラウンが薬物違反で出場停止となったため空いた左翼手の座を、シーズン終盤までケイレブ・ギンドル英語版と争った。この年は56試合に出場し、打率.279、11本塁打、27打点、3盗塁だった。

2014年も開幕ロースター入りした[6]。前年からの倍増となる22本塁打と37二塁打を放ったが、打率.244、122三振と課題を残した。

2015年は121試合の出場に留まり、規定打席にも届かなかった。打率は.247で前年と同数の122三振を喫したが、チームトップの27本塁打[7]に加え、出塁率も.320を超えた。

アスレチックス時代[編集]

2016年2月12日にバッバ・ダービー、ジェイコブ・ノッティンガムとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[8]。5月17日のテキサス・レンジャーズ戦では、5打数3安打、3本塁打(自己最多)、6打点(自己最多タイ)、サヨナラ満塁本塁打を記録した(サヨナラ本塁打も満塁本塁打も自身初)。最終的に150試合に出場し、打率.247、リーグ3位タイの42本塁打、100打点を記録した。アスレチックスの選手が40本塁打を記録したのは、2000年ジェイソン・ジアンビ以来16年ぶりだった[9]

2017年2月1日に球団が提示した年俸465万ドルを拒否し、年俸調停で争って勝利した結果、希望どおりの500万ドルの1年契約を結んだ[10]。2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)メキシコ代表に選出された[11]が、2月19日にシーズンを優先するため辞退した[12]。シーズンでは8月22日のオリオールズ戦で通算500安打を達成した[13]。9月23日のレンジャース戦でミゲル・ゴンザレスからシーズン40号本塁打を記録し、球団がオークランドに移転してからは球団史上初となる2年連続シーズン40本塁打以上となった[14]

2018年は後半戦だけで27本塁打を記録するなど終盤に調子を上げ、2位に5本差をつける48本塁打を記録して本塁打王に輝いた。また、レッドソックスのJ.D.マルティネスに次いでリーグ2位となる123打点を記録した。この活躍により3年連続の40本塁打・100打点をクリアし、自身初のエドガー・マルティネス賞を受賞した[15]。またメジャーリーグ史上初の「3年連続で、規定打席に到達して同一の打率(打率.247)」という珍しい記録を残した[16]。また、規定打席に未到達の2015年も含めると4年連続で打率.247を記録している。

2019年4月18日に2年総額3350万ドルで契約延長したことを発表した[17]

人物[編集]

ニックネームは「クラッシュ」で、映画「Bull Durham(邦題:さよならゲーム)」でケビン・コスナー演じる主人公のクラッシュ・デービスに由来する。この映画の影響で、デービスという選手のニックネームは「クラッシュ」である場合が多い。綴り違いの同姓同名であるオリオールズの一塁手クリス・デービスも、ニックネームはクラッシュである。尚、このデービス外野手は「Crush」ではなく、自身の名前に因んで「Khrush」と表記している[18]

母親がメキシコシナロア州生まれで、WBCではメキシコ代表出場資格も持っている[19]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2013 MIL 56 153 136 27 38 10 0 11 81 27 3 0 0 1 11 0 5 34 4 .279 .353 .596 .949
2014 144 549 501 70 122 37 2 22 229 69 4 1 0 6 32 0 10 122 13 .244 .299 .457 .756
2015 121 440 392 54 97 16 2 27 198 66 6 2 0 3 44 1 1 122 9 .247 .323 .505 .828
2016 OAK 150 610 555 85 137 24 2 42 291 102 1 2 0 5 42 0 8 166 19 .247 .307 .524 .831
2017 153 652 566 91 140 28 1 43 299 110 4 0 0 7 73 1 6 195 20 .247 .336 .528 .864
2018 151 654 576 98 142 28 1 48 316 123 0 0 0 7 59 1 12 175 16 .247 .326 .549 .874
MLB:6年 775 3058 2726 425 676 143 8 193 1414 497 18 5 0 29 261 3 42 814 81 .248 .320 .519 .839
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



左翼(LF)












2013 MIL 34 47 1 1 0 .980
2014 134 252 2 3 2 .988
2015 108 171 1 5 0 .972
2016 OAK 93 159 4 5 3 .970
2017 116 212 2 1 1 .995
2018 11 17 0 0 0 1.000
MLB 496 858 10 15 6 .983
  • 2018年度シーズン終了時

タイトル[編集]

表彰[編集]

背番号[編集]

  • 18 (2013年 - 2015年)
  • 2 (2016年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Khris Davis Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年3月20日閲覧。
  2. ^ Adam McCalvy (2012年11月20日). “Gennett among five added to Crew's 40-man roster”. MLB.com. 2014年5月15日閲覧。
  3. ^ y (2013年4月1日). “Scores for Apr 1, 2013”. ESPN MLB. 2014年5月15日閲覧。
  4. ^ Adam McCalvy (2013年5月1日). “Schafer's role more than just hitting”. MLB.com. 2014年5月15日閲覧。
  5. ^ Tyler Emerick (2013年7月13日). “Estrada improving, will throw bullpen session”. MLB.com. 2014年5月15日閲覧。
  6. ^ 2014 Opening Day roster”. MLB.com Brewers Press Release (2014年3月30日). 2014年5月15日閲覧。
  7. ^ 2015 Milwaukee Brewers Batting Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年2月13日閲覧。
  8. ^ Brewers trade Khris Davis to Athletics for pair of minor leaguers”. CBS SPORTS (2016年2月12日). 2016年2月14日閲覧。
  9. ^ “アスレチックス デービスが球団16年ぶりの40発 最近では誰?”. スポニチアネックス. (2016年9月19日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/09/19/kiji/K20160919013386760.html 2016年12月10日閲覧。 
  10. ^ アスレチックスのK.デービスが年俸調停に勝利、昨季は42本塁打”. コラミィ (2016年2月2日). 2017年2月5日閲覧。
  11. ^ A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年8月25日閲覧
  12. ^ K. Davis decides against playing in Classic MLB,com (英語) (2017年2月19日) 2017年8月25日閲覧
  13. ^ A's hit 4 homers, hang on late in Baltimore MLB.com (英語) (2017年8月22日) 2017年8月25日閲覧
  14. ^ One for the books: A's Davis hits 40th homer MLB.com (英語) (2017年9月24日) 2017年9月25日閲覧
  15. ^ Khris Davis voted winner of top DH award” (英語). MLB.com (2018年11月21日). 2018年11月21日閲覧。
  16. ^ ア・リーグ本塁打王に珍記録 MLB史上初、4年連続で同一打率をマークベースボールチャンネル
  17. ^ Khris Davis, A's agree to extension” (英語). MLB.com. 2019年4月21日閲覧。
  18. ^ Explaining A's Players Weekend nicknames MLB.com (英語) (2017年8月25日) 2017年9月18日閲覧
  19. ^ Roster for 2017 World Classic; Jonny Gomes ... .Julio Urias

関連項目[編集]

外部リンク[編集]