クリス・タンガリーディス

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クリス・タンガリーディス[1] (Chris Tsangarides 1956年8月17日 - )はイギリス音楽プロデューサーレコーディング・エンジニア

キャリア[編集]

1975年ロンドンのモーガン・スタジオで、ジューダス・プリースト運命の翼(Sad Wings of Destiny)のアシスタント・エンジニアとしてそのキャリアをスタートした。
1978年にはゲイリー・ムーアバック・オン・ザ・ストリーツで初めてメイン・プロデューサーとして仕事をする。

ガリガリとエッジの効いたハードなギターサウンドの録音に長け、1980年代から現在まで数多くのヘヴィメタルハードロックアーティストに携わり、ジューダス・プリースト、アンヴィルゲイリー・ムーアシン・リジィハロウィンなど、幅広いアーティストの作品に参加した。
ヘヴィメタル以外のアーティストではデペッシュ・モードトム・ジョーンズなどを手掛けている。
よりナチュラルなギター音を得られることで世界中のプロデューサーに支持されているVORTEX ミキシング・システムの開発者でもある。

1991年には、約14年ぶりにジューダスを手掛け、ペインキラー(Painkiller )でグラミー賞にノミネートされた。

1990年代中盤以降、イングヴェイ・マルムスティーンの作品を多く担当し、『マグナム・オーパス (Magnum Opus)』(1995年)、『インスピレーション (Inspiration)』(1996年)、『フェイシング・ジ・アニマル (Facing The Animal)』(1997年)、『エレクトリックギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 (Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor LIVE with the New Japan Philharmonic)』(1998年)、『アルケミー (Alchemy)』(1999年)などにプロデュース、エンジニアリングで参加している。

2006年、生まれ故郷のホワイト・クリフに、32チャンネルTLA VTCデスクを備えた自らのスタジオThe Ecology roomsを建設。

2007年6月、ブラック・サバストニー・アイオミの娘トニ・メリー・アイオミ、ジューダス・プリーストイアン・ヒルの息子アレックス・ヒルが中心となって結成したイギリスのバンドLunarMileをプロデュース。

2009年に公開された、カナダのヘヴィメタル・バンドアンヴィルを題材としたドキュメンタリー映画『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(原題:Anvil! The Story of Anvil)に本人として出演。

最近では、コミュニティFMRadio Tircoedの番組『ロックショーLIVE!』で自身のキャリアについてインタビューに答え、2009年9月6日からロックショーのウェブサイトでポッドキャストとしてリリースされた。

主な担当アーティスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 現在では「タンガリーディス」という表記が一般的だが、もともと日本でなじみの薄いファミリーネームであるせいもあり、かつてのメディアでは「ツァンガリーディス」,「タンガリーデス」,「タンガリーズ」,「ザンガリーディス」,「サンガライズ」など様々に表記された。

外部リンク[編集]