クリスチャン・マークレー

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Christian Marclay

クリスチャン・マークレー(Christian Marclay、1955年 - )は、現代音楽家、美術家。自らをレコードプレイヤーと名乗る。ターンテーブル演奏のパイオニアである。しかし現代のヒップホップ等のそれとは全く異なっている。

1955年、アメリカカリフォルニア州に生まれる。

70年代後半にヒップホップとは違う文脈でレコードとターンテーブルを演奏し始め、最初はミュージシャンとして有名になった。基本的には即興で、レコードに記録された音楽をコラージュしたり、効果音的に利用したりする。

80年代以降、視覚美術に類する作品も制作し始め、レコードを素材に用いた作品《Mosaic》(1987)――ミラン・ニザ《Broken Music》のように何枚かのレコードを分割して1枚に貼り合せたものだが、溝を合わせずに組み合わせたもの――を制作した頃を境に、音や音楽にまつわる視覚美術の制作活動に重点を移し、「サウンド・アーティスト」として有名になった。

さらに、90年代以降はいくつもの重要な映像作品を手がけており、《クロック》(2010)が2011年に第54回ヴェネティア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞するなど、現代美術の作家として評価されている。

なお、00年代の後半以降、おそらく《The Clock》の横浜トリエンナーレにおける公開頃から、「クリスチャン・マークレイ」より「クリスチャン・マークレー」という表記が増えている。

ディスコグラフィー[編集]

  • 『Records 1981-1989』  1997年
  • 『More Encores: Christian Marclay Plays With the Records Of... 』  1997年

外部リンク[編集]