クラッシャー
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クラッシャー (Crusher) とは、固体を破砕する機械のこと。破砕機。岩石など固体を目的の大きさまで細分化する場合、それを破砕・粉砕する目的で使用される。
鉄道などの敷石、建築に使われる栗石、道路・土木に使われる砕石など特定の大きさを必要とする石を作成するために使われるものや、クラッシュアイスなど氷を砕くもの、固形燃料を作るため、廃材や石炭などを砕くものなど、用途、種類が数多く存在する。
種類[編集]
- ジョークラッシャー[1]
- 垂直に固定された固定ジョーと、一端を固定されながら前後に揺動するスウィングジョーとの間で破砕物を圧砕するもの。ジョーとは顎の意味。
- バケットクラッシャー[2]
- 油圧モータと2つのジョーを備えたバケットで、硬い建築資材を粉砕できる。それはセメントやレンガ、タイル、小石、天然の岩で硬すぎないもの、ガラスというように多岐に渡る。
- ジャイレトリクラッシャー[3]
- 固定したコンケーブの内部にコーンヘッドマントルを備え、底部の傘歯車による偏心軸受の回転につれて上部懸垂部を支点とした偏心旋回運動により、破砕物をコンケーブとマントル間に噛み込んで圧砕するもの。
- コーンクラッシャー[4]
- ジャイレトリクラッシャーを中砕・細砕用に改良したもので、ヘッドマントルがずっと平たくなっており、ジャイレトリクラッシャーと比べて振幅や回転数が大きくなっている。
- シングルロールクラッシャー[5]
- 破砕するための突起を持ったローラーが1個のもの。
- ダブルロールクラッシャー[6]
- 破砕するための突起を持ったローラーが2個並列に並んだもの。
- インパクトクラッシャー[7]
- 高速で回転する円筒形のロータに衝撃板を取り付け、落下する鉱石を衝撃力で破砕すると共に、更にこれを固定された反発板に投げつけて粉砕するもの。