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ギリシア雷文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブカレストルーマニア)のD.A. Sturdza Houseの暖炉にあるギリシア敷石
ロードス島の街路にあるギリシア雷文の敷石

ギリシア雷文(ギリシアらいもん、: meander: meandro: Μαίανδρος)は装飾文様の名。小アジアを曲流するマイアンドロス川(メアンダー川)の名に由来し、メアンダーメアンドロス模様メアンドロス柄ともいう。

歴史

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新石器時代にバルカン地方ドナウ川流域のトリポリエ文化ディミニ文化において土器の装飾文様として始まる。やがてアッペンニーノ山脈文化に引き継がれ、ギリシア幾何学紋様として開花した。

用途

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ギリシアでは建築装飾、ローマでは絵画やモザイクと、建築・工芸において主に用いられた。タピスリーや陶器、家具にも見られる。

画像

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