キン・シオタニ

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キン・シオタニ
生誕 塩谷 均(しおたに ひとし)
(1969-09-12) 1969年9月12日(49歳)
日本の旗 日本 東京都杉並区荻窪
教育 東京国際大学教養学部国際学科
著名な実績 イラストレーション、文筆業
公式サイト kinshio.com
活動期間 1996年 -

キン・シオタニ1969年9月12日 - )は、日本イラストレーター文筆家である。本名は塩谷 均(しおたに ひとし)。東京都杉並区荻窪出身[1]小金井市育ち、武蔵野市吉祥寺)在住[2]東京都立田無高等学校、1992年東京国際大学教養学部国際学科卒業。

来歴[編集]

学生時代は全国放浪にあけくれる。大学時代に会ったYMOの作詞家、クリス・モズデルに師事。1995年に10種類のポストカードが青山ブックセンターで発売され、ひとつひとつにつけられた長い題名が話題になった。翌年処女詩画集『ばかと40人の青年』を出版。以降、多数の著書を発表する。

1995年に始めた井の頭恩賜公園でのポストカード売りは、以降多くの後続者を生み、公園側に許可される(アートマーケッツ登録番号A-0001)。

その後表現活動は広がり、高校教科書の表紙から、テレビや雑誌、広告、CDジャケットなどのイラストなどを手掛ける。吉祥寺の書店、ブックスルーエのブックカバーは特に有名。文筆業も小説、落語やコントの脚本、エッセイ、作詞と幅広い。井の頭公園での販売は今も続けている。

世に出て数年は青年の絵しかかけなかったが、のちに人面犬や女の人の絵も描けるようになったとか。はじめて描いた似顔絵はイラストを担当したTBSの深夜番組『根津サンセットカフェ』(DVD化)の主演で片桐仁ラーメンズ)。

また、2007年にドローイングシアターという独特のパフォーマンスを思いつき、ライブハウスで披露し始める、それが話題を呼び、国内外の様々なライブイベントに出演したり、多くの映像コンテンツに作品を提供している。

2015年12月9日、武蔵野市に移る前まで住んでいた小金井市小金井市観光大使に就任[3]

主な仕事[編集]

著書[編集]

  • ばかと40人の青年(鶴書院・1996年2002年にブッキングより再出版)
  • 想像力の豊かな人のための小さな本(クレオ・1997年
  • だから?(葉文館出版・1998年
  • 目を閉じればすべてが見える(葉文館出版・1999年
  • 無気力爆発(光進社・2001年
  • 空中散歩(廣済堂出版・2001年)
  • 生まれたついでに生きる(マガジンハウス・2002年
  • ラジカルヒステリーツアー(ビジネス社・2003年
  • 沖縄の海の水を北海道に捨てに行く男(集英社インターナショナル・2005年
  • 人生という限りある時間のなかから永遠を見つけようとする青年(新評論2013年3月25日
  • コーヒーと旅(マドレーヌブックス・2018年2月)

店鋪の看板など[編集]

  • ブックスルーエ(吉祥寺の書店)
  • 風知空知(レコード会社、UKプロジェクトが経営する下北沢のカフェ)
  • Cafe Ginger(上海にあるカフェ)
  • ヴィレッジ・ヴァンガードダイナー(阿佐ヶ谷店の看板)
  • 揖(山梨にあるレストランのワインラベル)
  • モザイクモール港北・屋上観覧車のペインティング(※1基のみ)
  • アトレ吉祥寺(吉祥寺駅) / アトレヴィ三鷹(三鷹駅)「3rd THANKS ANNIVERSARY FAIR」ポスターなど[4]

CDジャケット[編集]

  • ORITO『そして僕を愛して』(1997年・ビクターエンタテインメント)
  • ラブサーカス『約束』(1999年・BUG-DISC)
  • JOKEVOX『ポスト・モダン・タイムス』(2000年BIOSPHERE RECORDS
  • エレファント・トーク『夜のボタン』(2003年・サテリコンレコーズ)
  • ラブハンドルズ『風街ラマン』(2006年・フラミンゴ商会)
  • コンピレーションアルバム『diggin'up blue』(2007年・digginup)
  • サクラメリーメン『リリィの愛の歌』(2008年・スピードスターレコーズ)
  • 中尾諭介(in the soup)『東京インディアン』(2009年・nakao station)
  • 松崎ナオ『そんな印象ガール』(ライブハウス限定)

作詞[編集]

  • 『a to z MAGIC』 - KenKenのソロアルバム『Arival of invaders』収録、kinkinのクレジットで詞を提供
  • 『Mynick name is Chicken』 - KenKenと共作
  • 『27時』 - Love circusの『Black hearts』収録
  • 『吉祥寺をジョージと呼ばないで』 - Jokevox

テレビ[編集]

本人が顔出し出演[編集]

tvk「キンシオ」とのコラボ企画による横浜市営バスイラストバス(2014年)
横浜市交通局のイベントで最終描画が行われて完成した。

イラストでの参加[編集]

  • スペースシャワーTV2000年) - 20パターンのジングルのイラスト。
  • 根津サンセットカフェ2006年TBSテレビ) - オープニング、エンディングイラストのほか、セットに飾られている絵も。脚本でも参加。
  • 笑謝和(2007年・NHK) - オープニングCGイラストと舞台のセットのイラスト。
  • 命へとつながる食(2009年・tvk) - 報道特別番組、オープニング、エンディング、CM前の映像。この番組ではナレーションも担当した。
  • ドローイングシアター(2009年・TBSのネット番組goomo) - 作家による文章を、ドローイングシアターで表現。
  • 名作ホスピタル(2011年・NHK) - オープニング映像のイラスト他、番組中の様々なイラストや題字、文字。
  • あおほし(2012年4月1日[5] - ・tvk) - キン・シオタニがドローイングで描く、地球環境アニメーション、毎日深夜のtvk放送休止直前に放送している[6]
  • キッズ劇場ピース(2012年10月6日 - ・tvk) - 各コーナーのイラストや題字。
  • ウェディングシアター(2013年4月7日 - 、TBSテレビ) - カップルのエピソードをイラストで紹介するイラストレーターとして

映画[編集]

  • ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年、ギャガ) - 劇中イラスト、主人公のママチャリ(市原隼人)が手紙を書くシーンでは手で出演した。本人は後のライブで手タレデビューとネタにした。

DVD[編集]

  • キンシオ the DVD 銭湯物語 〜まだ間に合う昭和の風景〜 - 2016年3月30日発売[9]。DVD第3弾は、キンシオから派生し、2015年10月から放送している銭湯物語。番組で紹介した銭湯12軒の映像に加え、DVD限定の特典映像「キン・シオタニが自ら取材するメイキング映像」を約1時間収録。ASIN B019RM7KM2
  • ドローイングシアター キン・シオタニの世界(2017年2月10日発売、ギャガ[10]キン・シオタニ初の映像作品集。ドローイングシアター(キン・シオタニが考案したパフォーマンス。絵を書きながら(ドローイング=Drawing)物語が進む。音楽に合わせて絵が次々に加えられたり、時には自らセリフやナレーションを行うなど、次の展開が予測不能で観る者の目を釘付けにする。)6編収録。特典映像には、街中にある過去にキン・シオタニが描いた絵に会いに行く旅、他が収録。

PV、他[編集]

  • リリィの愛の歌(2008年、スピードスターレコーズ) - サクラメリーメンのシングルのPV、全編キンのドローイングシアターの手法で作られ、PVのディレクターもキンのクレジットとなった。この作品はYouTubeなどでも話題となり、各方面で評価され、キン自身もドローイングシアターの手法を思いついて2年の集大成だったとインタビューなどで語っている。
  • 2011年1月に行われた、落語家・立川志の輔の「志の輔らくごin PARCO」でキンのドローイングシアターが使用される。
  • 立川志の輔の弟子である落語家・立川晴の輔[11]とも、「キンぱれ」[11]という落語とフリートークなどからなるライブを定期的に行っている。立川晴の輔は上記『キンシオ』や『名作ホスピタル』でも共演している。

脚注[編集]

  1. ^ tvk「キンシオ」2011年7月11日放送分より。なお、出生地である荻窪での記憶はほとんど無いという[出典無効]
  2. ^ アトレ吉祥寺 大型商業施設9店舗&まち共同プロモーション(2015年5月29日にプレスリリース、2015年12月13日閲覧)。
  3. ^ 「歩く吉祥寺」さん、なぜ小金井の観光大使に?(朝日新聞デジタル 2015年12月19日掲載、2015年12月20日閲覧)
  4. ^ アトレ吉祥寺・アトレヴィ三鷹3周年イベント-キン・シオタニさん展示企画も(吉祥寺経済新聞)
  5. ^ 番組開始は正確には2012年4月2日の深夜から開始
  6. ^ 2013年4月から数ヶ月、毎週月曜22時55分(キンシオ放送直前)にも放送していた
  7. ^ ニュースリリース DVD発売に関してのお知らせ。(PDF)
  8. ^ tvkショップ DVD予約販売案内
  9. ^ tvkショップ DVD予約販売案内
  10. ^ http://www.gaga.co.jp/cinema_items/detail/1616/lineup
  11. ^ a b 2013年11月までは「立川晴の輔」の高座名は「立川志の吉」、コラボレーションライブの名称は「キンシノ」だった。

外部リンク[編集]