キルナ

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キルナ
Kiruna
スウェーデンの旗
Kiruna.jpg
位置
キルナの位置の位置図
キルナの位置
座標 : 北緯67度51分 東経20度13分 / 北緯67.850度 東経20.217度 / 67.850; 20.217
歴史
市制 1948年
行政
 スウェーデン
 地方 ラップランド地方
  ノールボッテン県の旗 ノールボッテン県
 市 キルナ
地理
面積  
  市域 15.92 km2 (6.1 mi2)
人口
人口 (2005年現在)
  市域 18,154人
    人口密度   1,140人/km2
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
公式ウェブサイト : http://www.kiruna.se

キルナ(Kiruna)はスウェーデンで最も北に位置する都市(正確には、市〈kommun〉)であり、ノールボッテン県 (Norrbotten län) に属する。人口は約23000(市街約19000)。市章にはライチョウが描かれており、これは鉱業が街にとってとても重要な産業であり、キルナという名称がサーミ語のギーロン(Giron、ライチョウ)に由来していることによる。

キールナとも表記する[1]

概要[編集]

キルナがスウェーデンのになったのは1948年であり、当時は世界で最も面積の広い市であった。1970年代に行政区の改革が行われた後には、キルナの20,000 km²はオーストラリアクイーンズランド州マウントアイザの42,904 km²に続いて2番目に広い市となっている。ラップランド地方に属しており、昔からサーミ人がトナカイの放牧をしながら生活していたエリアであり、今でも郊外にはサーミ人が暮らしている。北緯68度の北極圏に位置するため、夏は夜でも太陽が沈まない白夜となる他、冬はオーロラを観ることができる。

後述する鉱山の鉱区上に位置しているため、6,000人が住む市街地を3km東方へ移動させる計画が進んでいる[2]

産業[編集]

スウェーデンの国営企業LKABのキルナ鉱山[3]は良質なスウェーデン鋼を産出しており、創業当時は露天掘りで行われていたが、現在は1000m以上も地下を掘り進んでおり、作業はすべてコンピューター制御の機械により行われている。

キルナ鉱山で産出される鉄鉱石はオーフォート鉄道で輸送され、夏の間は鉄道の端のボスニア湾に面したルレオ、湾が凍結する間は鉄道の反対の端、大西洋側の不凍港であるノルウェーナルヴィクから輸出される。

このことから日本の地理教育では時折覚え方として「鉄はキルナ」(切ると刃こぼれするので)という語呂合わせが取り上げられることがある。

観光[編集]

キルナから東に16km離れたユッカスイェルヴィ (Jukkasjärvi) という地区には、アイスホテル英語版スウェーデン語版があり、毎年数万人の人々が訪れている。部屋には世界各国のアーティストによってデザインされたスイートやアイスルーム、スノールームがあり、氷のベッドでトナカイの皮の上に敷いた寝袋に入って眠る。また、冬にはオーロラを見に訪れる人も数多くいるほか、犬ぞりを楽しむこともできる。

姉妹都市[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ キールナ Kiruna”. スウェーデン観光文化センター. 2018年7月18日閲覧。
  2. ^ 沈没危機の町を丸ごと大移動 深く掘り過ぎたスウェーデンの鉱山都市 Newsphere(2017年12月13日)2017年12月22日閲覧
  3. ^ LKAB、05年半期業績は大幅増収増益

外部リンク[編集]