キリル・カラビツ

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キリル・イヴァノヴィチ・カラビツ
基本情報
生誕 (1976-12-26) 1976年12月26日(47歳)
出身地  ウクライナ キーウ
学歴 ウクライナ国立チャイコフスキー記念音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
担当楽器 ヴァイオリン

キリル・イヴァノヴィチ・カラビツウクライナ語: Кирило Іванович Карабиць, ラテン文字転写例:Kirill Ivanovich Karabits, 1976年12月26日 - )は、ウクライナ出身の指揮者[1][2]

経歴[編集]

1976年キエフ (現:キーウ)生まれ。父は作曲家のイヴァン・カラビツである。幼い頃からピアノ音楽理論を学び、13歳から指揮法に興味を持つようになった。ルイセンコ音楽学校を経てウクライナ国立チャイコフスキー記念音楽院に進学して指揮法を学んだ。その後はウィーン音楽大学に留学し、シュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーでヘルムート・リリングペーター・ギュルケの薫陶を受けた。

1996年にキエフ・カメラータを指揮してデビューするまでに、ベルリン高等音楽院カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの《ヨハネ受難曲》の復元に携わった。2002年から2005年までフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者を務め、2009年からボーンマス交響楽団の首席指揮者の任を務めている。

[編集]

  1. ^ allmusic.com
  2. ^ 公式サイト