キリモドキ属

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キリモドキ属
Jacaranda mimosifolia flowers and leaves.jpg
Jacaranda mimosifolia
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae
: キリモドキ属 Jacaranda
学名
Jacaranda Juss.
和名
キリモドキ属[1][2]、ジャカランダ属
英名
Jacaranda
  • Jacaranda
  • Dilobos

キリモドキ属[1][2]学名Jacaranda)は、ノウゼンカズラ科に属する中南米原産の低木または高木からなるである。ジャカランダ属とも呼ばれる。

ジャカランダ (jacaranda、和名は「紫雲木[3]) と総称されるが、うち1種キリモドキ Jacaranda mimosifolia の別名でもある[4]マメ科ブラジリアン・ローズウッドもジャカランダと呼ばれることがあるのでこの属と混同されることもあるが、別目である。タルコ (tarco) とも呼ぶ。

特徴[編集]

高さは2mから30mほど。は多くが2回羽状複葉で、見かけはアカシアネムノキに似る(これはブラジリアン・ローズウッドも同様)。ただし1回羽状複葉または単葉の種もある。花は円錐花序につく。花冠は5裂し色は青または青紫色、一部に白い種類もある。雄蕊のほかに長い仮雄蕊を持つ。果実は偏平で卵形または長円形のさく果で、多数の種子を含む。原産地では桜のように葉が出る前に花が咲くが、栽培環境によっては葉が出た後に花が咲くこともある。

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49種ほどからなり、Jacaranda(中米、カリブ海、南米西部原産)とDilobos(ブラジル原産)の2つの節に分類される。

画像[編集]

日本でのジャカランダ[編集]

ジャカランダはカエンボクホウオウボクと共に「世界の三大花木」という人もあり、日本ではあまり見かけないが徐々に移入されていて、次の三カ所が比較的に知られている。[5]

  • ジャカランダ遊歩道(静岡県熱海市東海岸町~渚町):5月下旬~6月に開花
  • ジャカランダ通り(長崎県雲仙市小浜町):6月初旬~6月下旬に開花
  • ジャカランダの森(宮崎県日南市南郷町):5月下旬~6月下旬に開花

日本への本格的な初導入は琉球政府当時の沖縄で1964年に、天野鉄夫ボリビアの「オキナワ移住地」から種子を持ち帰り育てるのに成功し、満開になったときの情景が紫雲が空にたなびいているように見えることから「紫雲木」と名付けたという記録がある。

主な登場作品[編集]

種子

出典[編集]

  1. ^ a b 邑田仁監修・米倉浩司著『維管束植物分類表』北隆館、2013年4月25日、108頁、ISBN 978-4-8326-0975-4
  2. ^ a b 大場秀章編著『植物分類表』アボック社、2009年11月2日(2010年4月20日初版第2刷(訂正入))、205-206頁、ISBN 978-4-900358-61-4
  3. ^ ジャカランダ(紫雲木)
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠「キリモドキ」『BG Plants 和名−学名インデックス(YList)』、2003年-。(2015年5月14日閲覧)
  5. ^ ジャカランダの花の見頃は6月!国内の名所とイベントやツア
  6. ^ Nature: The Color Purple (Honolulu Magazine, 2006)