キャム・ベドローシアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
キャム・ベドローシアン
Cam Bedrosian
フィラデルフィア・フィリーズ (マイナー)
Cam Bedrosian June 8, 2019 (48035186372) (cropped).jpg
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2019年6月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州コウェタ郡シノイア英語版
生年月日 (1991-10-02) 1991年10月2日(29歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目
初出場 2014年6月3日
年俸 $1,750,000 (2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

キャメロン・ロック・ベドローシアンCameron Rock Bedrosian, 1991年10月2日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州コウェタ郡シノイア英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBフィラデルフィア・フィリーズ傘下所属。愛称はベドロックBedrock[2]

父のスティーブも元メジャーリーガー(投手)で、1987年サイ・ヤング賞を受賞している。

経歴[編集]

プロ入りとエンゼルス時代[編集]

2010年MLBドラフト1巡目(全体29位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。5試合(先発4試合)に登板して0勝2敗、防御率4.50、10奪三振を記録した。

2011年トミー・ジョン手術を受け、全休した。

2012年はA級シーダーラピッズ・カーネルズでプレーし、21試合に先発登板して3勝11敗、防御率6.31、48奪三振を記録した。

2013年からはリリーフに転向。この年はA級バーリントン・ビーズ英語版[3]とA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ英語版でプレーし、2球団合計で44試合(先発2試合)に登板して1勝5敗7セーブ、防御率4.57、78奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。

2014年はA+級インランド・エンパイアで開幕を迎え、AA級アーカンソー・トラベラーズを経て、6月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。同日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは17試合に登板して0勝1敗、防御率6.52、20奪三振を記録した。

2015年は34試合に登板して1勝0敗、防御率5.40、34奪三振を記録した。

2016年7月10日

2016年8月2日のオークランド・アスレチックス戦でメジャー初セーブを挙げたが、右腕の腋の部分に血栓ができたため、翌3日を最後に戦列を離れた[5]。この年は45試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率1.12(40投球回以上では2016年メジャー2位)、51奪三振を記録した。

2017年8月20日

2017年シーズン序盤はクローザーを務めていたが、2週間で3セーブを挙げたところで故障者リストに入った。6月17日に復帰した。8月9日にはクローザーの座から退いた。シーズンでは、防御率4.43で6勝5敗で6セーブを挙げ、K/9は10.7だった[6]

2018年は71登板で64回を投げて57奪三振、防御率3.80で5勝4敗を挙げ、1セーブを記録した[7]

2019年は前年の登板から調子そのままに好投を続け、59登板で防御率3.23を記録し、チームの方針でオープナーとして7先発も記録した。

2020年オフの10月30日にマイナー契約となり、同日中にFAとなった[8]

レッズ時代[編集]

2021年2月16日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。3月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。だが、開幕後は6試合に登板して防御率11.12と打ち込まれたため4月17日にDFA、19日にマイナー契約となった[11]。その後、4月21日にFAとなった[12]

アスレチックス時代[編集]

2021年4月30日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズへ配属された[13]。5月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[14]。6月29日にDFAとなり、7月2日にFAとなった[15]

フィリーズ傘下時代[編集]

2021年7月7日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属された[16]

投球スタイル[編集]

速球とスライダーのコンビネーションで投げるパワーピッチャー。速球はフォーシームが多いが、カッター軌道やツーシームも交えて、軌道が同じにならないようにしている。課題はスライダーの制球[17]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2014 LAA 17 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 93 19.1 23 2 12 1 0 20 1 1 17 14 6.52 1.81
2015 34 0 0 0 0 1 0 0 2 1.000 156 33.1 40 3 19 2 2 34 2 0 21 20 5.40 1.77
2016 45 0 0 0 0 2 0 1 7 1.000 162 40.1 30 1 14 1 2 51 3 0 7 5 1.12 1.09
2017 48 0 0 0 0 6 5 6 10 .545 190 44.2 41 5 17 1 0 53 7 0 26 22 4.43 1.30
2018 71 0 0 0 0 5 4 1 11 .556 271 64.0 63 7 26 0 2 57 1 0 30 27 3.80 1.39
2019 59 7 0 0 0 3 3 1 15 .500 258 61.1 48 7 22 0 3 64 9 0 30 22 3.23 1.14
2020 11 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 58 14.2 10 0 6 0 0 11 1 0 4 4 2.45 1.09
MLB:7年 285 7 0 0 0 17 13 9 47 .567 1188 277.2 255 25 116 5 9 290 24 1 135 114 3.70 1.34
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2014 LAA 17 2 4 0 0 1.000
2015 34 2 4 0 0 1.000
2016 45 0 2 1 0 .667
2017 48 0 1 0 0 1.000
2018 71 3 6 1 0 .900
2019 59 5 6 0 0 1.000
2020 11 0 0 0 0 ----
MLB 285 12 23 2 0 .946
  • 2020年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 68(2014年 - 2016年)
  • 32(2017年 - 2020年)
  • 46(2021年 - 同年4月16日)
  • 60(2021年5月24日 - 同年6月28日)

脚注[編集]

  1. ^ Cam Bedrosian Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年1月19日閲覧。
  2. ^ Halos excited to take part in Players Weekend MLB.com (英語) (2017年8月16日) 2017年8月25日閲覧
  3. ^ 2013年よりエンゼルス傘下
  4. ^ “Angels call up reliever Cam Bedrosian, make other pitching moves - Los Angeles Times”. (2014年6月3日). http://www.latimes.com/sports/sportsnow/la-sp-sn-angels-cam-bedrosian-pitchers-20140603-story.html 2017年2月16日閲覧。 
  5. ^ 「2016 Regular Season Team Review & Final Stats 30球団通信簿 全選手最終成績+編成トップの通信簿」『隔月刊スラッガー増刊』2016年12月号 日本スポーツ企画出版社 69頁
  6. ^ Cam Bedrosian Minor & Fall Leagues Statistics & History | Baseball-Reference.com
  7. ^ Cam Bedrosian Stats | Baseball-Reference.com
  8. ^ Connor Byrne (2020年10月30日). “Cam Bedrosian Elects Free Agency; Mets Claim Jacob Barnes From Angels” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月17日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2021年2月16日). “Reds Sign Cam Bedrosian To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  10. ^ Steve Adams (2021年3月29日). “Reds Select Tyler Naquin, Cam Bedrosian” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  11. ^ Anthony Franco (2021年4月19日). “Reds Activate Sonny Gray, Outright Cam Bedrosian” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  12. ^ Steve Adams (2021年4月21日). “Cam Bedrosian Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  13. ^ Steve Adams (2021年5月1日). “A’s Sign Cam Bedrosian” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  14. ^ Steve Adams (2021年5月21日). “A’s Select Cam Bedrosian, Transfer Mike Fiers To 60-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月23日閲覧。
  15. ^ Anthony Franco (2021年7月2日). “Cam Bedrosian Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月3日閲覧。
  16. ^ Anthony Franco (2021年7月7日). “Phillies Sign Cam Bedrosian” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月23日閲覧。
  17. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、219頁。ISBN 978-4-331-52002-4

関連項目[編集]

外部リンク[編集]