キャピタル・サービス・グループ

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キャピタル・サービス・グループ
Capital Services Group
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-6031
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル31階
設立 1998年9月24日
業種 金融サービス
事業内容 ローン・サービシング、不動産アセットマネジメント
代表者 カール・エヴァレット(最高経営責任者)
主要子会社 キャピタル・サーヴィシング債権回収株式会社 (日本)、キャピタルリアルティー株式会社 (日本)、キャピタル・アドヴァイザリー・ジャパン株式会社 (日本)、Capital Advisory Services Ltd. (タイ)、Capital Services Technologies Pte. Ltd.(シンガポール)、Capital Services Malaysia SDN. BHD. (マレーシア)、Capital Asset Management Co. (台湾)、Capital Portfolio Services, LLC(アメリカ)
外部リンク www.capserv.com
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キャピタル・サービス・グループ(キャピタル)は1998年創業の独立系アセットマネジメント企業である。東京の本社オフィスを始め、タイ、シンガポール、マレーシア、台湾、アメリカ合衆国において事業を展開する。

ローン・サービシング プラットフォーム[編集]

キャピタルは不良債権(NPL)の管理回収を行うスペシャルサービシング、及びCMBS及びRMBSを含む商業用ローン及び住宅ローン・ポートフォリオの管理回収を行うプライマリー・サービシングを本業とする。

キャピタルのサービシング業務は2001年以来、日本において複数の格付け機関より格付けを付与される。またタイにおいても2007年より格付け評価を受ける。特に日本オフィスのスペシャル・サービシングに対しては、2007年以来、フィッチ・レーティングスより日本における最高格付け(CSS1-)[1][2] [3]が付与される。また、日本オフィスは商業用ローン[4]及び住宅ローン[5]に関するプライマリー・サービシング分野でもスタンダード&プアーズ (S&P) より格付け評価を受ける。タイ・オフィスは2007年以来、フィッチ・レーティングスより住宅ローン・スペシャルサービサー [6]格付けを付与され、タイにおいて唯一格付け評価を受けるサービサーである。[2]

不動産プラットフォーム[編集]

キャピタルはあらゆる種類の商業用不動産、住宅、ホスピタリティ物件に関するアセットマネジメント、アドバイザリー、取得サポート、仲介サービス等を提供する。日本、タイ、シンガポール、グァムを所在地とする大型ホテル、サービス付きアパート(マンション)等に関するアセットマネジメント分野で広範な経験を有する。

沿革[編集]

1999年9月、CSG最大規模のオフィスであるキャピタル・サーヴィシング債権回収株式会社が、法務大臣より第23号の営業許可を取得して日本で最初の営業を開始する。キャピタル・サーヴィシングは米系投資銀行の不良債権ポートフォリオに関する債権回収を専門に行うスペシャル・サービサーとして事業を開始、その後日本のディストレスト債権市場の成熟に伴い、プライマリー・サービシング及び不動産アセットマネジメントの業務を拡大させる。

2000年、タイ、バンコクにて東南アジアにおける事業を開始、その後アジア地域各国に次々とオフィスを開設する。

参照[編集]

参考文献[編集]

  1. J@pan Inc. (2008, May/June) “The Capital of Asia”