キテレツ大百科の登場人物

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キテレツ大百科の登場人物(キテレツだいひゃっかのとうじょうじんぶつ)では、藤子不二雄藤子・F・不二雄[注 1]の漫画作品『キテレツ大百科』と、その派生作品で登場した人物キャラクターを扱う。

原作は単行本にして全3巻という短い作品であったのに対し、アニメ版『キテレツ大百科』は8年の長期作品となっており、独自の設定やオリジナルキャラクターの登場も多い。本稿では原作の設定をまず記述し、アニメで追加・変更された設定については新たに見出しを設けて記述している。

木手家[編集]

木手英一(きて えいいち)
主人公で、通称キテレツ。表野小学校5年1組に在籍する、発明や工作の大好きな少年。祖先から伝わる『奇天烈大百科』に記載された数々の発明品を復元することを趣味としており、一度発明品の復元に没頭すると周りが見えなくなる傾向にある。思いを寄せているはずのみよ子が遊びに来ている時ですら、自分の世界に入ると完全に無視してしまい、相手にされないことに呆れたみよ子が帰ってしまってもまったく気がつかないほどである。登場する発明品はすべて手作りで、コロ助もそのうちの一体である。
常に神通鏡(じんつうきょう)[注 2]と黄色のサンバイザーを身につけている。
アニメ版
- 藤田淑子
身長146cm。頭は良いが、あまり努力家タイプではない。性格は真面目で、友人の信頼も得ている。また、日ごろから発明品を作るため手先も器用である。
当初はコロ助と一緒に騒動の中心となっていたが、次第にブタゴリラなど脇役が騒動の中心となり、発明品を使って様々なトラブルを解決する頼れる存在になる。
発明資金は小遣いやお年玉からやりくりしているため、発明品が壊れた場合、修理費用が貯まるまで故障したまま放置されたりする。
発明に関わる知識は豊富で、自分で電化製品や自動車までも修理してしまうほどの腕前を持っているが、必ずしも学業成績には反映されておらず、大百科の説明文を読み忘れたり、相手に説明する際うまく伝えきれないなど、国語は苦手な様子。また、不用意な発言でみよ子やトンガリを怒らせることも少なからずある。その反面、発明に失敗することは滅多にないので、工作や算数や理科は得意な模様。勉強しているところを見てコロ助が驚くなどの描写もある。父親譲りなのか運動神経も悪く、生真面目な性格からインチキしてまで好成績をおさめたくはないとコロ助らに言い聞かせる反面、体育のテストをサボるためだけの発明品を作ったこともある。幼い頃に風邪をこじらせ、生命の危機に瀕した。
運動神経は鈍いが、鉄棒で逆上がりを成功させるために母やコロ助に支えられながら一生懸命練習して見事に成功させたこともある。
小学2年生の頃から近眼になり普通の眼鏡をかけていたが、神通鏡の機能を知ってからはこちらにかけ変えている。Kマークの入った赤いサンバイザー[注 3]をいつも被っている。
初期はいたずらやインチキで発明をすることが多かったが、一度父に諭されて改心して以降、そういった描写は少なくなる。また、物語が進むにつれて友人からの信頼も厚くなり、後期には相談や発明の話を持ち込まれることが多くなっている。 
小学生にしてパソコンを使いこなしていて、自室には勉強机とは別にパソコン机がおかれている。
みよ子が好きで、時折両想いの姿が描かれている一方、同級生や上級生からアプローチをされるとその気になってしまうなど、気が多いところもある[1]
苦手なものは地震、ニンジン・セロリなどの野菜。野菜は食物変換ふりかけで味を変えて食べていたが、ブタゴリラにバレた後、普通に食べた時に美味しさを知り克服した。また怪談話も苦手で小学3年生の頃に怖さのあまり小便を漏らしたこともある。口癖は「そんなの無理だよ〜!」。
将来はアメリカの大学に留学して科学をもっと勉強したいと考えている。後の未来では日本の家庭から包丁をなくすほどの発明家となる。高校卒業後は高尾大学に進学した。
幼稚園時代は「泣き虫えいちゃん」と言われていた[2]
コロ助
意思や感情を持ち、しゃべることも可能なロボット。キテレツが『奇天烈大百科』を参考にして最初に作った発明品であり、以降キテレツの助手を務める。頭に丁髷を結い、語尾に「〜ナリ」をつけて話す。斜視である。身体の構成部品はゴムマリ・風呂桶掃除機ホースなど。コロッケ大好物
アニメ版
声 - 小山茉美(TVSP、1988年3月27日 - 1990年3月25日)→杉山佳寿子(1990年4月15日 - 1996年6月9日)
原作の斜視という設定はなくなっている。
キテレツの父親
原作中に名前は登場しない。たらこ唇で眼鏡をかけているが、最終回ではのび太のパパのような顔で描かれている。キテレツの発明に関する才能を認め、伸ばしてやりたいと思っている。
アニメ版
声 - 田中秀幸(TVSP)→屋良有作
名前は英太郎(えいたろう)。穏和な性格であまり怒らないが、いざ怒ると怖い。エイト物産の課長。仕事上、キテレツらの助けを借りることもあった。
小さい頃は、まじめで非の打ち所のない性格だったが、唯一おねしょが欠点だった。若い頃、蒸気機関車路面電車に興味を持っていた。鉄棒の逆上がりができないなど、運動神経は良いとはいえないが、中学時代にマラソン大会で踏切事故を防いだことが評価され、トロフィーをもらったことがある。
現在もまじめらしく、授業参観の野球の試合でキテレツが脱時機を用いてインチキをしようとした際に「キテレツ斎様はそんなことをするために発明品を作ったわけではない」と諭すシーンがある。
学生時代、映画のフィルムを映画館に配達するアルバイトをしていた。
アニメ版
声 - 梨羽由記子(TVSP)→島本須美
名前はみちこ。夫とともにコロ助を息子同様に可愛がっている。
原作同様に息子の発明好きには辟易しているが、壊れた家電の修理を頼んだり、キテレツの発明品に助けられることもある。
私立の名門女子高、二つ星女子学院高等学校→女子大出身。そのため同窓生を装った男性詐欺師を驚かせ撃退することもあった。
学生時代、バレー部のエースや陸上の選手を務めていたなど運動神経はよい(しかし、息子には遺伝しなかった)。器械体操の中では鉄棒が一番得意であった。料理の腕もよく、特にコロッケの味は絶品だという。
キンちゃん
キテレツの発明によりサイボーグ化した金魚。元はコロ助がペットをせがみ、キテレツの家で犬や猫が飼えないということで飼うことになった金魚だったが、肺呼吸や歩行、空を飛ぶことまでも可能となり、人語を喋れるようになる。最後はローラという小鳥の恋人ができて、共に野生へと帰っていった。
豆コロ
声 - 渡辺菜生子(89回〈1990年5月6日〉〜90回〈1990年5月20日〉)→山田恭子(328回〈1996年5月12日〉)
キテレツがコロ助と喧嘩した際に作ったからくり人間。
コロ助より小型で動力はソーラー電源。コロ助を兄貴分と慕う。自分自身にも厳しい融通の利かない生真面目な性格が災いし、みよ子やブタゴリラを家から追い出すなどして周囲からの嫌われ者にされた上、キテレツに不良品と見なされる。コロ助との内部の組織がどう違ったのは結局不明のままであった。
初登場から2回の登場以降まったく出番がなかったが、放映終盤においてしまわれていた物置の隙間から差し込んだかすかな光によって再起動した。[3]コロ助を木手家から追い出すためにコロ助に成りすまして迷惑な悪戯を仕掛けるが、最後は真摯に向かい合ってくれた妙子と共にアメリカへ渡る。
『新キテレツ大百科』にも助っ人役で登場。
おちゃっぴい
声 - 冬馬由美
アニメオリジナルキャラクター。
怠けてばかりいるコロ助を発奮させるお手伝いロボとして開発された。
優秀な学習機能を備え皆の(特に熊八の)信頼を得るが、宿題の意味を誤解しノートと教科書をハンドバッグにしたためブタゴリラの制裁を受け、彼に強い敵意を持った。必殺技は肘打ちドロップキック
『新キテレツ大百科』にも登場したが、デザインが若干違う。
かおる
アニメオリジナルキャラクター。
コロ助が飼っていたペットのカタツムリ。コロ助が「かおる」と名付けたが、呼んでいるのを聞くと、ブタゴリラが怒り出す。
キテレツ斎(キテレツさい)
キテレツが尊敬している祖先で、江戸時代の発明家。リリエンタールのグライダーよりも前に飛行機を完成させたが、「怪しげな術を用いて世間を騒がせた」として捕まり、死ぬまで座敷牢に軟禁されてしまい、それでも自らの発明を密かに『奇天烈大百科』として書き残し、子孫に伝えた。その後、キテレツが江戸時代で航時機(タイムマシン)が故障して現代に帰れずにいたところを修理して救う。
アニメ版
声 - 肝付兼太(TVSP)→屋良有作(青年期:森功至、少年期:阪口大助
本名木手英之進(きて えいのしん)。通称としてキテレツ斎/奇天烈斎(きてれつさい)と呼ばれており、または不明で、幼名は利吉(りきち)である。
ある地方の有名なからくり師・唐栗右ェ門(から くりえもん)(声 - 屋良有作)の息子として生まれ、若き頃に発明家として密航船に同乗し、渡航しようとしたところを難破してしまい、そこをフランスの文豪であるアレクサンドル・デュマ・ペールの船に助けられ、以降はデュマの元で執事として一時期奉ずるが、その際にデュマからJaponet(ジャポネ)の名を贈られた。江戸帰朝後は自分の数々の発明を奇天烈大百科として記すが、幕末期(1859年)に人力飛行機での飛行を成功させた際にお家断絶に追いやられたことを恨むモーレツ斎の息子の讒言によって「怪しげな術を用いて世間を騒がせた」として捕縛されて終身収監となってしまい、晩年は発狂したまま亡くなってしまう。また、アニメ最終回では捕まる寸前にキテレツやコロ助と対面し、その時に「自身の亡き息子をモチーフにコロ助というロボットを考えた」と明かしたが、最終的には自身を守るために江戸時代で生きていくことを決心したコロ助と共に暮らすこになる。

みよちゃんとその家族[編集]

みよちゃん
原作中に名字は登場しない。本作のヒロイン。誕生日は9月4日。キテレツとは昔からの友達でクラスメイト。キテレツとは互いに密かに思いを寄せ合っている。
アニメ版
声 - 山本百合子(TVSP)→荘真由美(1988年3月27日 - 1991年3月24日)→本多知恵子(1991年4月28日 - 1996年6月9日)
本名は野々花みよ子(ののはな みよこ)、通称みよちゃん。身長144cm。アイドル的存在で、キテレツがあこがれているクラスメイト。
気が強くておせっかい焼きの面があり、キテレツ・ブタゴリラ・トンガリの3人から不服な行動を感じるとすぐに怒る。キテレツへの好奇心が強く、騒動や旅に顔を突っ込むことも多い。
キテレツの発明には一目も二目も置いており、信頼を寄せている。
特技は料理。嫌いな野菜はピーマンタマネギ
チッチという名のカナリアを飼っている。(2話)
シリーズ初期はクレジットにみよこと表記されていたが、4代目EDから「みよこ」と「みよ子」の表記が曖昧になり始め、テレビシリーズ中期以降は「みよ子」に統一された。また、最初期にはブタゴリラの事を「熊田くん」と呼んでいたが、途中(10 - 20話頃)から「ブタゴリラくん」と呼び出す[4]
幼稚園時代はよく扁桃腺をはらしていたらしい[2]。高校卒業後は高尾大学に進学する。
「みよ子」の名前は、富山弁で「みよい」=「(人物が)美しい」という意味に由来する。
みよ子の母
「冥府刀」で登場。
アニメ版
声 - 半谷きみえ大野由佳遠藤みやこ
他の母親らと比べれば比較的おとなしそうな女性。占い好き。昔、八百八でアルバイトしたことがある。
みよ子の父
「冥府刀」で登場。
アニメ版
声 - 佐藤佑暉
職業はサラリーマン。眼鏡をかけている。授業参観での野球大会でブタゴリラの巧みな投球術に振り回された。物語の中盤、北海道へ単身赴任をすることになる。
みよちゃんの兄
「らくらくハイキング」で登場。キテレツたちをハイキングへと連れて行った。
アニメ版
声 - 難波圭一神谷浩史
名前は野々花明彦(ののはな あきひこ)。北海道函館で一人暮らしをしている大学生。とんねるずの大ファン。イグアナを飼っている。気難しい性格で非科学的なもの・現代科学の常識に合わないものは信じず、当初はキテレツの発明品に対しても小馬鹿にした態度をとっていたが、後に認めた。

ブタゴリラとその家族[編集]

ブタゴリラ
勘違い・乱暴・三枚目という典型的なガキ大将。
アニメ版
声 - 大竹宏(TVSP、1988年3月27日 - 1991年1月20日、2月3日)→龍田直樹(1991年1月27日、2月10日 - 1996年6月9日)
本名は熊田薫(くまだ かおる)、通称ブタゴリラ・ブタコレラ・ブタゴジラ。身長151cm。
アニメ開始当初は分かりやすい意地悪なガキ大将としてキテレツ・コロ助と敵対することが多かったが、シリーズが進み、キテレツがしっかり者に変わっていくのと同様に次第にキャラクターが変化し、コロ助との掛け合いなどで、天然ボケや国語力の無さによる聞き間違いや誤解で笑いを取るコメディリリーフ(落語の影響も感じられるいわゆる下町の江戸っ子のような豪快なキャラ)に変化し、藤子作品のガキ大将の中でも理不尽で強権的な面が薄れると同時にヒーロー的な性格づけによって人気キャラクターとなった。シリーズ途中での声優変更も、持ち味変化には影響大であったと考えられる。メインライターの雪室俊一曰く、中期から末期の主役クラスとのこと。
本名の「熊田薫」や、家が八百屋という設定は話を膨らませるために決めたアニメ版独自の設定で、原作でのブタゴリラの家は通常の住宅であり、家業は不明である。[5]命名の由来は「熊八なんて変な名前が辛かったから、子供にはいい名前をつけたかった」ということで、男女どちらに生まれても「薫」と命名される運命であったが、本人は女性のような名前に非常にコンプレックスがあり、本名での呼称を防ぐため「ブタゴリラ」という蔑称のようなあだ名で自ら呼ばせている。ちなみに「ブタ」と呼ぶと怒る。また「ゴリラブタ」と間違われた際に「ブタゴリラだよ!」と訂正したこともある。
家業に誇りを持っているためか物事を何でも野菜に例えて理解したがり、野菜嫌いは許さない。野菜を愛しすぎるが故に、上級生の肉屋の息子とのケンカに負け、肉嫌いになりかけたことがある。将来の夢は野菜デパートの建築。肥満体型に似合わず運動神経が抜群で足も速く、片手逆立ちもできる。野球では小学生にしてカーブ、シュートと変化球を操り、バッティングでもクリーンヒットを連発し、持ち前のパワーでホームランも放つ。
視力は両目とも2.0で、虫歯とも無縁。また、風邪をひいたことがない(ただし、アニメ版277話 「ギネス珍記録!?一日だけのクラス委員」 の最後にてついにひいてしまう)。体育以外の勉強は苦手(本人曰く通知表はオール2)だが、1日だけクラス委員を経験した。外出時は野球帽をかぶり、季節および室内外を問わずいつも長ズボンに素足のまま靴を履く。
発明品の未来がわかる水晶玉で、未来を調べたところ、熊田薫と書かれた墓が映しだされ、ブタゴリラが近日中に死ぬのではという騒ぎになったが、後に件の墓は、彼の曽祖父のものであることが判明した(薫の名は曽祖父からそのまま頂いたものだった)。
作品中期頃からブタゴリラたちとの付き合いより塾を優先させようとするトンガリに対して「と○○(人物や物などの名前)、どっちが大事なんだよ!」という決まり文句を言って付き合いを強要するようになる(ちなみに、忠臣倉も一度この決まり文句を言ったことがある)。名実ともに、主人公キテレツを食う存在感の持ち主。ケンカに関しては弱く描写されることが多く、上級生にだけでなく、トンガリや五月、子供の頃の熊八などに負けており、キテレツでもどうにか勝負になる。
美的感覚については独特な面もあり、みどり幼稚園にじ組担任の吉田先生(声:原えり子)にプロポーズしている[2]。キテレツもみよ子もトンガリも同じ組であった。
ブタゴリラの母親
「冥府刀」で登場。
アニメ版
声 - 佐藤智恵(初登場時)、上村典子
名前は熊田小百合(くまだ さゆり)。顔立ちはブタゴリラに似ている、八百八(熊田家)を取り仕切るしっかり者のおかみさん。一家の中で唯一野菜を贔屓しない常識人(?)。
アニメ37話で息子に対し「お前は野菜以外に例えられないのかい?」と突っ込みを入れたことも。夫の熊八と度々夫婦喧嘩をしては家出し、しばらくすると帰ってきて和解するのがお決まりのパターン。一度着た上着をいちいち洗濯するほど神経質な一面を持っている。豪快な性格に似合わず動物(大型犬など)が苦手。
父親は下駄職人、兄2人は太平洋戦争を経験している。学生時代は昼間働きながら定時制高校で勉強していた。また、映画館でアルバイトしていたことや、何かの病気で入院したことがある。
熊田熊八(くまだ くまはち)
声 - 青野武(少年期:丸尾知子
アニメオリジナルキャラクター。
ブタゴリラの父親で、八百八第13代店主。息子同様野菜をこよなく愛する。「らっしゃい」が口癖。野菜を使った駄洒落(例::べらぼうめ→べらごぼうめ)を言うことが多い。
コロ助のことを「ネギ坊主」と呼ぶ。ブタゴリラが生まれる前、八百八をスーパーのような外観にしようと改装したことがあったが、失敗。
意外とあがり性で、八百八がテレビ番組の取材を受けたときも緊張のあまり店の説明は滅茶苦茶だった。
子供のころは町内のベーゴマやケン玉の名人だった。若い頃はボウリングにはまり、店は二の次にしてスイカの模様に塗りカムフラージュしたマイボールで、スイカの配達に行く振りをしてボウリングに興じていたらしい。ボクシングをしたこともあったが、あまりにも弱く、すぐにやめてしまった。今では草野球チームの4番打者を務め、囲碁にも熱中している。昭和の映画スター・石原明の大ファンでもある。
熊田虎七(くまだ とらしち)
声 - 田中康郎佐藤正治
アニメオリジナルキャラクター。
ブラジルに住むブタゴリラの叔父。怒り出すと手が付けられない気性の持ち主。
ブタゴリラが産まれたとき、「薫」という名前だけでブタゴリラが女の子だと誤解、八百八にひな人形を送った。後にブタゴリラに百科事典をプレゼントした。若い頃は大学進学を志望していたが、ブラジルへの移住のために断念。
熊田熊一郎(くまだ くまいちろう)
声 - 青野武
アニメオリジナルキャラクター。
伊豆で養蜂場を営むブタゴリラの伯父。
太平洋戦争零戦のパイロットとして兵役に服した際、不時着した無人島で同じ境遇のアメリカ兵、ロバート・アップルゲート(声 - はせさん治)とともに自家製の蜂蜜を食料にするなどして生き延びた。その後44年の年月を経て、ロバートが表野町を訪れ、熊一郎と再会を果たした[6]
また、地元期待の力士が部屋から逃亡した際もその捜索を依頼するため表野町を訪れている[7]。熊八、虎七らの兄弟に比べて非常に温和な性格である。
熊田みのり(くまだ みのり)
声 - 上村典子
アニメオリジナルキャラクター。
未来のブタゴリラの息子。父親と違って野菜嫌いで、克服のために未来の(大人の)ブタゴリラと共に航時機で現代にやって来る[8]
父親と違って礼儀正しくおとなしい。

コンチ・トンガリ[編集]

トンガリ(原作「公園の恐竜」ではコンチ。)
面長でつり目なブタゴリラの腰巾着の一人。アニメでは名前がトンガリに固定されている。
アニメ版
声 - 真夏竜吾(TVSP)→三ツ矢雄二
アニメではトンガリに名前が固定され、コンチの名前は原作のトンガリと一緒にいた名無しのキャラクターに使われている。
本名尖浩二(とんがり こうじ)、通称トンガリ・トンガラシ・トラガリ・僕ちゃん・浩二[9]。身長140cm。
別荘を持つほどの大金持ちのおぼっちゃま。極度なマザコンで、何かにつけて「ママ〜」と叫んで泣く。
アニメ版初期は藤子作品定番のズル賢い腰巾着でブタゴリラと共にキテレツ・コロ助と敵対していたが、後に声優が出番を増やすため、台本にない怪しげなアドリブを加えるようになり、同時にブタゴリラに対するツッコミ役としての立場を獲得するようになる。1987年のTVSP版ではTV版と比べ、性格が多少異なる。
母親の言うことには絶対服従で、夜遅くまで通いをしており学校のクラスの成績はトップである。視力検査で仮性近視といわれてしまう。テレビゲーム、ミニ四駆など最新のオモチャを揃えていて、その腕前も達者である。絵画が大得意で、銭湯の壁画を書いたこともある。
また漫画の才能にも恵まれており、小学5年生でありながら軽い気持ちで応募した作品が劇中雑誌のゲラゲラコミックに掲載されるなど、その漫画の才能は藤子・F・不二雄作品のキャラクターの中でも傑出している。絵柄やタッチは藤子・F・不二雄そのもの。
キテレツの発明品によって自分の前世がゴキブリであることを知り、大ショックを受ける。長野伊豆などに何度か家出をしたこともある。
嫌いな野菜はピーマンで、トマトジュースも苦手。夢の中でキテレツの発明に対し「昔の焼き直ししかできない男」と痛烈な評価を下し、キテレツとコロ助の手によって天罰を受ける。キテレツたちが遠出をする時はブタゴリラの策略でよく置いてけぼりにされる。ガールフレンドが複数おり、劇中の描写を見る限りではかなりモテるようである。ブタゴリラと別行動をとることや修学旅行でのブタゴリラの不在を心の底から喜ぶなど、事あるごとにブタゴリラを嫌っている節を見せるが、ブタゴリラたちの身になにかあった時は誰よりも心から心配をする友達想いの優しい性格。「百丈島」に別荘があり、夏休みなどはここで過ごす。
日頃からブタゴリラにいじめられてばかりで、そのストレスを発散させるためにブタゴリラと親に内緒でボクシングジムに通ってサンドバッグをブタゴリラに見立てて殴りまくりストレスを発散させていたが、キテレツたちにボクシングジムに通っていることを知られてしまう。コロ助も日頃からいじめられた分のストレスを発散させるためにトンガリと一緒にジムに通い出す。最終的にジムに通っていることを母親とブタゴリラに知られてジムをやめてしまう。ちなみにボクシングのセンスはいまひとつだった模様。高校卒業後は高尾大学に進学する。
『新キテレツ大百科』では顔が多少(?)異なる。
幼稚園時代は「おもらしトンちゃん」と言われていた[2]
235話ではマザコンから脱却し男らしくなるためにキテレツの道具で自信をつけようとしたが、自信が付き過ぎる結果になってしまった。
コンチ(アニメ版)
原作では名前がなく、顔が丸いブタゴリラの腰巾着の一人。
アニメ版
声 - 上村典子、佐藤智恵
ブタゴリラのもう1人の子分。本名は近藤(こんどう)。原作では名前が無く、アニメ化当初も名無しの状態が続いていたが、しばらく後に原作の他のキャラクターの名がつけられた。
元々、地味な少年であるが、アニメ版では前半期にはよく登場しブタゴリラ・トンガリと共にキテレツ・コロ助に敵対し悪さをしていたが、シリーズ中期におけるブタゴリラ・トンガリのキャラクターチェンジでパートナーキャラになったと共に出番がなくなり影がさらに薄くなっていった。『ドラえもん』で言うとジャイアンたちの背景にいる「はる夫」・「安雄」の位置に立つ。キテレツの同級生キャラの中ではレギュラーキャラの次の位置についていた。トンガリと仲が良く、一緒に登場することがほとんどで単独で登場することが無く、メインで活躍したエピソードも無い。
アニメでは全話内でキテレツたちと共に学校関係以外の通常の旅に出かけたことが1度もない。なお、ほとんど出演することがなくなった後期でもアニメ313話ではキテレツ・トンガリと相部屋という形で久々に登場し、ブタゴリラから監視役を命じられるなど出番が与えられた。

尖家[編集]

いずれもアニメオリジナルの登場人物。

尖浩一(とんがり こういち)
声 - 新田三士郎掛川裕彦平野正人(少年期:三ツ矢雄二
トンガリのパパ。会社のエリートであるが、新婚当初はどうしようもないマザコンで、妻を困らせていた(少年期はファザコンの可能性がある)。趣味はゴルフ。武田信玄直筆の掛軸を所有している。子供のころはトンガリととても似ている。番組後半で描かれた回では実は婿養子であったとされているが、それ以前に描かれた回では異なっていた。
子供の頃はいつも時計のねじを巻く役になっていて、巻き忘れていて家族から怒られたのが原因で家出をしたところをコロ助とブタゴリラに見つかった。
尖貴子(とんがり たかこ)
声 - 大野由佳
トンガリのママ。派手好きで見栄っ張りな性格。いつも語尾に「ザマス」をつけ、息子(トンガリ)を「ボクちゃん」と呼び溺愛する極端な子供思いで、先生から過保護を注意されたことも。また、トンガリに夜遅くまで通いをさせる教育ママでもある。本人曰く、夫以外の男を好きになったことはないらしい。金銭の貸借は嫌い。
小学5年生の時は通知表オール5の秀才だったが、その頃は少し太っていた(136cm、57kg)。そのことをコロ助に知られてしまう[10]イタリア製の眼鏡をかけていてコンタクトよりも眼鏡派を強調しておりかなり小さい頃からかけていた。ネズミが苦手。息子と同じように外国製の製品を好む。
ちなみにこの当時からブタゴリラの父・熊八と同じ表野町小学校区だった。私立中高一貫校(お嬢様系の系列)卒業後、国立大学に進学しており、インテリな一面ものぞかせる。

苅野家とその関係者[編集]

苅野勉三(かりの べんぞう)
木手家の隣人の浪人生。キテレツからは勉三さんと呼ばれている。詰襟の学生服を着用し、レンズの分厚い牛乳ビンの底のような眼鏡をかけている。
アニメ版
声 - 肝付兼太
初めは浪人生であったが、六浪の末に高尾大学経済学部に入学する。夏冬問わず詰襟の学生服を普段着としている。
出身は山形県で、純朴な性格。物語中盤頃から東北弁口調になる。キテレツをはじめとする子供たちには優しく、ちょっと頼りないお兄さん的存在。
極端な心配性で、傷つきやすくよく落ち込むこともある。友紀というガールフレンドがいるが、勉三は常に「他の男性に気が向いてしまわないか」「自分が嫌われてはいないか」と思い気を病んでいる。
特技は笛と編み物。人の食事中に訪問してしまうことがある。依存症になったこともあるほどのパチンコ好きだが、道楽つづらの一件以降は控えている。も好きで、酔いすぎて人間とバス停を間違えて家へ運んでしまった失敗談もある。また英太郎曰く、一週間同じ服を着ていても平気とのこと。少年時代にいたずらをしたときは罰として柱に縛り付けられた経験がある。中学時代に村の代表として下野動物園(上野動物園のパロディ)にパンダを見に行ったことがある。
愛車は赤のミニクーパーで、ナンバーは「練馬777-ぬ5300」[11]。アニメでは頻繁に登場する。この愛車は雨漏りするほどの年代物で、ポンコツである。そのためすぐにオーバーヒートしてしまう代物で、坂道を上ると決まってエンジン故障するという「持病」を持つ。駐車違反でレッカー移動され、慌てたことも[11]。勉三の運転は、運転免許取りたての頃は教習で通らなかった道に入ると体が強張り、歩道橋の上を走行する、ハンドルを握ると性格が変わってスピード狂になりかけるなど危なっかしいものだったが、徐々に安全運転になった。
生計を立てるためアルバイトに精を出しているが、テレビ局ADやコロッケ店店員など職を転々としており、一つの職に定着したことはない。しかもほとんどのアルバイト先で尋常でないほどミスをしているらしく、クビになることが多い。
一度コンタクトレンズをつけたことがあるが、つぶらな瞳になったばかりかその顔を見た皆が吹き出してしまい、不評であった[12]サングラスをかけると悪人面になり、独特なセンスの服装も相まって周囲の人から恐がられたこともある。僧侶のバイトのため、スキンヘッドになったこともある。
彼もアニメ版で原作以上の扱いを受け、コロ助・ブタゴリラと共に3大トラブルメーカーとして様々な騒動を巻き起こした。
その他、アニメ『ドラえもん』では「メー演機」(2002年12月6日放送)でモブキャラとして登場。週刊少年ジャンプで連載された『ろくでなしBLUES』で勉三に容姿が似ているキャラクターが登場し、あだ名が「勉三さん」であるなど子供たちに引けをとらない知名度がある。
上原君子(うえはら きみこ)
勉三の恋人。最初はラブレターの返事として書いた手紙を採点されたり、プレゼントを放り込まれたりと滅茶苦茶なアプローチを受けて勉三を嫌っていたが、キテレツの道具「ラブミ膏」や「忘れん帽」によって(何より、勉三の優しい人間性に触れて)親しい関係へと発展した。
アニメ版
声 - 吉田奈穂遠藤みやこ
名前は上原友紀(うえはら ゆき)に変更され、顔も性格も原作とは異なっている。活動的な性格で、語学勉強のために留学したり、物語終盤に飛行機客室乗務員になる。爬虫類が苦手らしく、本物のイグアナを見て悲鳴を上げていた。
苅野ヨネ(かりの ヨネ)
声 - 山本圭子遠藤晴柳沢三千代
アニメオリジナルキャラクター。
勉三の母親で、山形県に住んでいる。
勉三と同様に分厚いレンズのメガネをかけている。いつも4時に起床する。古風な気質で、都会っ子たちには厳しい態度で臨む場面も見られる。息子想いであり、六浪した勉三のことを軽い冗談でからかった友人のお杉にさえ包丁をかざして怒るほど。
心臓が悪いが、そうとは思えないほどの元気なおばあちゃん(山形から上京した際、勉三やキテレツなどに内緒でブタゴリラとトンガリに遊園地の宙返りコースターに乗せてくれと頼んだことがある。コースター搭乗直後に心臓発作を起こすが、キテレツらの奔走で救助される)。
花丸菊之丞一座のオーディションを受け、「山形四十三(やまがたよそみ)」の名前で役者デビューし、評判になったが、わずか数日で引退。本人は自称43歳を主張しているが実際の年齢は不詳。
お杉(おすぎ)
声 - 江森浩子
アニメオリジナルキャラクター。
ヨネの友人のおばあさん。
トンガリのことを「トンガラシ」[13]と呼び、とても気に入っている。目は細目で、猫が好き。一人暮らしをしている。
平吉(へいきち)
声 - あずさ欣平田中亮一
アニメオリジナルキャラクター。
ヨネの友人のおじいさん。普段は山形で農家を営んでいるが、冬の間は東京に出てきて石焼いも販売をしている。
ベン
声 - 大竹宏龍田直樹
アニメオリジナルキャラクター。
かつては清角悪三(声 - 塩屋浩三)の飼い犬で苛められていた過去がある。後に表野町に住み着く野良犬となり、さらにその後勉三の飼い犬となる。注射が苦手で車酔い性。道に迷い、線路に入り込んで新幹線の走行を妨害したこともある。
子犬の頃、人気アイドル白樺エリナに「ドンキー」という名前で一日だけ飼われていたことがあり、その後感動の再会を果たした[14]。山形の実家から表野町の勉三の元に戻ってきたことがあり、「名犬ベン」としてテレビに出演したこともある。
また、何回か死にかけたこともある。
荒木田洋平(あらきだ ようへい)
声 - 大倉正章沼田祐介
アニメオリジナルキャラクター。
勉三と同じ高尾大学に通う学生。
勉三と同じ年に経済学部に入学した同期だが年齢は20歳で、勉三より5歳年下であり同期でありながら年上の勉三を先輩と呼び慕っている。
応援団に所属しており、威厳ある髭を生やすために勉三の紹介でキテレツに頼ったり、春休み中に勉三と谷神岳へ旅行に行ったりしている。

キテレツの担任とその家族[編集]

キテレツの担任
「チョーチンおばけ捕物帖」に登場。
アニメ版
声 - 佐藤正治(TVSP)→平野正人
姓は佐々木。キテレツたちの小学校の担任の先生。厳しい部分もあるが、優しく生徒思いの先生。メガネをかけている。彼もアニメスタッフによって、いくつかの設定を後付された1人。
家族思いのマイホームパパで、妻とハートマークのペアルック姿になるほど。悪戯好きな息子、和馬に振り回されている。予備校に通う甥がいる。中年太り。民俗学に興味を持っている。また学生時代にはエジプト文化をかじったことがあり、アラビア文字も少しなら読める[15]
父もかつては教師で、定時制高校の教員を務めていた。その時の受け持ちの生徒にはブタゴリラの母・小百合がいた[16]
佐々木先生の妻
声 - 青葉美代子
アニメオリジナルキャラクター。
若々しい女性。動物園では夫とお揃いのハート柄の服を着ていた。後に次子出産のため入院する。
佐々木和馬(ささき かずま)
声 - ?
アニメオリジナルキャラクター。
佐々木先生の息子。2歳(後に3歳になる)。
入院した母親の世話で父親がかまってくれなくなり、その寂しさから様々な悪戯をキテレツたちに仕掛け、コロ助やみよ子を子分扱いするなどした。ブタゴリラにタバスコ&マスタード入りの激辛ホットドッグを食べさせ、激怒させた。
父親に噛み付くほどのやんちゃ。お好み焼きが好物。

キテレツの級友、その他学校関係者[編集]

アニメでは表野小学校の生徒。

乙梨(おとなし)
キテレツたちのクラスメート。
名前の通り(?)おとなしい性格で、ブタゴリラに泣き顔が猿に似ていて面白い(アニメ版ではドテカボチャに似ているという理由で)という理由でいじめられていた。自宅の彼の部屋には多数のわら人形がある。野菜が苦手だったが、後に克服。
アニメ版
声 - 佐藤智恵→冬馬由美
いじめの理由がドテカボチャに似ているというものに変更されている。野菜が苦手だったが、後に克服。
瀬川たか子(せがわ たかこ)
声 - 青葉美代子→半谷きみえ
アニメオリジナルキャラクター。
キテレツたちのクラスメート。クラス委員を務める、秀才の女の子。
クラス委員選挙ではキテレツに一票を投じた。
さらに飼育係の仕事で日曜日に登校したキテレツにお弁当を届けるなど、想いをよせている節があった。
教頭先生
声 - 池水通洋
アニメオリジナルキャラクター。
キテレツの小学校の教頭先生。
「勉強しろ」が口癖。物語の後半、京都府の学校へ転任した。

桜井家[編集]

いずれもアニメオリジナルの登場人物。

桜井妙子(さくらい たえこ)
声 - 瀬戸真由美小山裕香久川綾
中期登場のキャラクターで、ゲスト主役。
キテレツたちの元クラスメイトで、お下げ髪の女の子。ブタゴリラの幼馴染でありガールフレンドで、ブタゴリラは「タイコ」と呼ぶ(当初はただ勘違いして呼んでいたが、祭り太鼓の際に思い出すようにと、妙子が引き続き呼んでくれるようにブタゴリラに要望した[17])。
父親が亡くなり、家業の銭湯「さくら湯」の廃業を期に新潟の小学校へ転校する。アメリカにホームステイした後、カリフォルニア州で暮らすようになった。浅草や大宮に親戚がいる。編み物も得意。
転校していった後も度々登場し、セミレギュラーとなっている。
終盤では再起動してキテレツたちに悪戯を繰り返していた豆コロを引き取った。
桜井芳江(さくらい よしえ)
声 - 川島千代子島本須美
妙子の母親。未亡人。銭湯「さくら湯」を経営していたが、妙子と共に新潟へ引っ越し、さらにアメリカへ移住。
銭湯内には石ケンは50円、シャンプー300円、リンス300円、タオル100円、大人310円、中人150円、子供70円という描写がある。
廃業後、一週間と経たないうちにさくら湯は取り壊される。

花丸家[編集]

いずれもアニメオリジナルの登場人物。

花丸五月(はなまる さつき)
声 - 山崎和佳奈
214話以降の登場キャラクターで、第6のメインキャラおよびゲスト主役。第323話『トンガリ失踪!恋に破れてサメのエサ?』の冒頭で誕生日を祝う場面があり、日付は不明(勉三が通う大学の春休みが始まる直前)ながら「早生まれ」と発言している。なお同じ場面ではトンガリとブタゴリラは遅生まれとのこと。
キテレツたちの元クラスメイトで、トンガリのガールフレンド。花丸菊之丞一座の看板役者である。大衆演劇として地方巡業する一座の性格上、再三再四の転校を繰り返している。そのため、一度転校した後もまた表野小学校に転入するなど、定期的にレギュラーメンバーに加わる。
外見はブタゴリラより背が高く、眼つきの鋭いショートヘアーの女の子。口調では伝わっていないが、男勝りな性格と舞台で鍛えた常識を超える超人的な運動能力・腕力を誇り、バック転・バック宙を軽くこなす。転校早々にブタゴリラをあっさり投げ飛ばし、リベンジに決闘を申し込んできたブタゴリラを再び撃沈した。勉三さんの車を一人で引っ張ったことも。基本は男子キャラを君付けで呼ぶが、ブタゴリラのみ「熊田くん」または、「ブタゴリラ」のどちらかで呼ぶ。
国語の教科書を1度見ただけで覚えてしまうほど暗記力も優れている。芝居の勉強のためにキテレツたちと共に航時機で平安時代末期にタイムスリップして、ケガをした牛若丸の代役になり、武蔵坊弁慶に勝利するなど格闘家並の強さを誇る[18]。作内最強キャラ候補。
みよちゃんのお兄さんに一目惚れしたことも。恐竜やイグアナなどの爬虫類が大好き。
花丸菊之丞(はなまる きくのじょう)
声 - 島田敏岸野幸正
五月の父親。花丸菊之丞一座の座長。
本編の父親たちと違い亭主関白型の性格。
花丸郁江(はなまる いくえ)
声 - 島本須美
五月の母親。
花丸菊之丞一座では、役者への指示・役者を務めるが、役者として舞台に立つことも。眼鏡をかけている。表野町にいるときは昼間、親戚の八百屋の従業員をしている。

猛家[編集]

いずれもアニメオリジナルの登場人物。描かれたのは「時を越えたライバル? モーレツ斎登場!」の1エピソードのみで、217話として制作されながらもライバルの準レギュラー化を避けるためにお蔵入りしていたが、放映期間延長の影響で292話と293話の間に放送された。

猛烈一(もうれついち)
声 - 沼田祐介
キテレツ斎のライバルであるモーレツ斎の子孫で、資産家の御曹司。通称としてモーレツと呼ばれており、また爺やを従えている。祖先の因縁を逆恨みし、コロ之進とコロ助をテレビ番組で対決させるが、結局は友人の有無が原因で敗北を喫してしまい、最終的にはキテレツとコロ助に対して「覚えておけ、お前達に吠え面かかしてやるからな」と言い残してコロ之進と共にその場を去って行った。
コロ之進(コロのしん)
声 - ?
モーレツに作られたからくり人間。姿形はコロ助と似ているが、気性や話し方は武士そのもので、主人であるモーレツにも忠実に従っている。また、性能はコロ助よりも上回っているが、そのコロ助を叩きのめした上で止めを刺そうとするなどの容赦無い面がある。コロ助を性能で圧倒したが、結局は友人の有無が評価されたことで敗北し、最終的にはモーレツと共にその場を去って行った。
モーレツ斎(モーレツさい)
声 - 青野武
キテレツ斎の親友で、ライバルである天才発明家。キテレツ斎と名声を二分するが、御前でのからくり人間対決で調整に手間取ったことで遅刻し、不戦勝という形でキテレツ斎が勝利したために面目を潰される。その後は見の藩主に手討ちにされるところを自分のからくり人間に守られるが、直後にキテレツ斎を逆恨みした上で恨み言を言い残し、最後はその場で自害する[19]
猛烈吉(もうれつきち)
モーレツの父親で、資産家であるコロ助が出場した番組の筆頭株主。
モーレツ斎の息子
モーレツ斎の一人息子。父が自害した上にお家断絶になったのはキテレツ斎のせいだと逆恨みし、その恨みを晴らすために讒言でキテレツ斎を終身収監に追いやった。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 発表当時は藤子不二雄名義。コンビ解消後に藤子・F・不二雄名義に変更。
  2. ^ 当初は普通の眼鏡をかけていたが、神通鏡を通してのみ一見すると白紙の『奇天烈大百科』を読むことができるという秘密に気づいて以降は、神通鏡にかけ変えている。
  3. ^ ただし、90分スペシャル番組では原作と同じく、Kマークのない黄色のサンバイザー

出典[編集]

  1. ^ アニメ146話・289話
  2. ^ a b c d アニメ137話
  3. ^ なお、回想シーンでは、前回登場時とは全く関係のない場面が、新規作画で描かれている。
  4. ^ アニメ14話Aパートでは「熊田くん」、アニメ17話では「ブタゴリラくん」と呼んでいる。
  5. ^ NU インタビュー 雪室俊一氏”. 藤子不二雄FCネオ・ユートピア. 2014年3月10日閲覧。
  6. ^ アニメ72話
  7. ^ アニメ94話
  8. ^ アニメ97話
  9. ^ 「浩司」と表記されていた時期もある
  10. ^ アニメ138話
  11. ^ a b アニメ139話
  12. ^ アニメ251話
  13. ^ 同時にブタゴリラを、「ブタコレラ」と呼ぶ。
  14. ^ アニメ296話
  15. ^ アニメ317話
  16. ^ アニメ190話
  17. ^ アニメ135話
  18. ^ アニメ244話
  19. ^ その後、自害が原因で猛家はお家断絶して歴史から消える。