キケマン属

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キケマン属
Corydalis ambigua 1.JPG
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: ケシ科 Papaveraceae
亜科 : ケマンソウ亜科 Fumarioideae
: キケマン属 Corydalis
学名
Corydalis DC.
  • 本文参照

キケマン属(きけまんぞく、学名:Corydalis )はケマンソウ亜科の一つ。

新エングラー体系ではケシ科、クロンキスト体系ではケマンソウ科に分類されていた。

特徴[編集]

多年草一年草または越年草で、ときに地下茎がある。全体にわたり粉白色を帯びることがあり、植物体の汁液は色がない。は根生するか、または茎に互生する。葉はやわらかく、3出複葉になるか羽状複葉になる。

花序は総状花序が花茎の先端につくか、葉に対生する。は両性花で、小花柄およびをもち、花弁は4個ある。花弁は外側に2個、内側に2個あり、外側の上側の花弁には距または胞があり、下側の花弁より長い。内側の左右の2個の花弁はやや小さく、同じ形で先端で合着する。雄蕊は2個ある。果実蒴果となり、熟すと2片に裂ける。

世界に400種以上が生育している。ユーラシア、特に中国に多く分布する。日本では20種近くが確認されている。園芸種として栽培されるものもあり、学名のコリダリスの名前で流通している。

日本の種[編集]

園芸種[編集]

  • Corydalis ambigua エゾエンゴサク - 園芸に用いられる唯一の日本産種。山野草として愛好家により栽培される。
  • Corydalis buschii
  • Corydalis flexuosa ヒマラヤエンゴサク - 中国四川省原産。流通上は品種名が用いられるのでこの名が出る機会は少ない。
    • C. flexosa subsp. flexosa 'Pere David' ペールダヴィッド - 紫がかったグラデーションの花。
    • C. flexosa subsp. flexosa 'Purple Leaf' パープルリーフ - 名前どおり葉が黒みがかる。
    • C. flexosa subsp. flexosa 'Blue Panda' ブルーパンダ - スカイブルーの花。
    • C. flexosa subsp. flexosa 'China Blue' チャイナブルー - 透き通るような青。
  • Corydalis glaucescens
  • Corydalis henrikii
  • Corydalis magadanica
  • Corydalis malkensis
  • Corydalis quantmeyeriana
  • Corydalis solida - ヨーロッパ原産。園芸用コリダリスとしてはもっとも普及している。下記以外にも多数の品種がある。
    • C. solida subsp. solida 'Dieter Schacht' ディーターシャハト - 明るいピンクの花。
    • C. solida subsp. solida 'George Baker' ショージベイカー - 赤に近い濃いピンクの花。
    • C. solida subsp. transylvanica トランシルヴァニカ - 赤みの強い赤紫色の花。
  • Corydalis vittae

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]