ガモウひろし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ガモウ ひろし
生誕 1962年8月17日(52歳)
日本の旗 東京都
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家絵本作家
活動期間 1985年 -
ジャンル ギャグ漫画少年漫画
代表作 とっても!ラッキーマン
テンプレートを表示

ガモウ ひろし1962年8月17日 - )は日本漫画家東京都生まれで埼玉県越谷市育ち、越谷市在住。代表作は『とっても!ラッキーマン』。

経歴[編集]

1984年に『根暗仮面』で第21回赤塚賞佳作に選ばれる。

1985年大学4年7月に月刊誌『フレッシュジャンプ』にて『臨機応変マン』でデビュー。自身のライフワーク的作品。以降、ヒーローを主人公としたギャグ漫画を多く残す。

1987年『フレッシュジャンプ』にて『スーパーボーヤケンちゃん』を連載。

『ラッキーマン』連載前2年間は、生活のため無遅刻無欠勤でサラリーマンを続けていた[1]

1993年から1997年にかけて、『週刊少年ジャンプ』にて『とっても!ラッキーマン』を連載。自身最長の連載(全188話、単行本16巻)となり、アニメ化やゲーム化もされ、名実ともに代表作となった。

1998年に『僕は少年探偵ダン♪♪』、2000年に『バカバカしいの!』を『週刊少年ジャンプ』に連載するが、いずれも半年以内の短期連載に終わる。

2003年、「mangaオモ!」(集英社)にて『キューボ戦隊オモレンジャー』(6P)を掲載[2]

2008年わくわくキッズブックシリーズ(集英社)として、絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』を刊行。

2009年、『ラッキーマン』の文庫本が刊行。新たに描き下ろしとあとがきが追加されている。さらに、読み切り版『ラッキーマン』や『少年探偵ダン』などが収録された『ガモウひろし 寄せ集め』集の2冊が刊行された。

2010年、当初昨年度内と発表されていた『寄せ集め』第3巻が刊行予定であるとアナウンスされていた。表紙は読者募集のものとなる予定であった。しかし、集英社コミック文庫より、2015年5月現在発売の予定はないと発表された[3]

人物[編集]

越谷市内に実在する「蒲生」という地名がペンネームの由来とされる。ガモウの家は越谷レイクタウンにかなり近いところにある[4]。しかし、ガモウは一度も行ったことがない。

本名は非公表だが、ニックネームが「てっちゃん」であることは公表している[5]。2人の子供がいる。

1970 - 80年代のジャニーズに詳しく、特にシブがき隊の歌に関するネタが頻繁に登場する。

「ジャンプで一番絵が下手」と言われたガモウだが、それについてガモウは「絵はうまいにこしたことはないが、漫画に大切なのは愛です」と発言している。

『ラッキーマン』の連載当時は、他の人気連載漫画には敵わぬと自覚しながらも、「ガモウのくせに」という言葉を励みにして、手を抜かず必死に描いていたことを告白している[6]

2009年現在の活動は、公式には『ぱんつくん』の出版と『ラッキーマン』の文庫本発売のみであるが、「どうやって生計をつないでいるのか」について、前記のそれらの活動以外を「一番聞いてはいけないこと」と、やんわりと述べている[7]

長らく愛煙家であったが、最近は節煙に努め、1日4箱以上だったのが2箱以下になったという[8]

お笑いコンビはんにゃの金田に、人志松本の○○な話にて『ラッキーマン』を紹介されていることを目の当たりにしたガモウは、「好きだと言ってくれている」人が「世の中にはもっとたくさんいるのだろう」と思い「描いててよかった」と涙した[9]

作品リスト[編集]

連載作品[編集]

  • 臨機応変マン - フレッシュジャンプ昭和60年3・5・6月号(のうちいずれか2号)に初掲載。昭和60年8月号~62年6月号、および62年フレッシュジャンプ増刊ザ・夏休みスペシャルに連載。コミックス全4巻
  • スーパーボーヤケンちゃん - フレッシュジャンプ昭和62年10月号~63年12月号に連載。コミックス全2巻
  • とっても!ラッキーマン - 週刊少年ジャンプ、コミックス全16巻、文庫版全8巻
  • 僕は少年探偵ダン♪♪ - 週刊少年ジャンプ1998年43号~1999年11号に連載。コミックス全2巻
  • バカバカしいの! - 週刊少年ジャンプ2000年31号に初掲載、49号~連載。ジャンプフェスタで2種のトレーディングカードが発売された。コミックス全1巻、『寄せ集め』第1、2巻に収録 ※ガモウひろ椎野名義

読み切り、単発作品など[編集]

  • 根暗仮面 - 少年ジャンプコミックス「臨機応変マン」第4巻に収録
  • モンスターちゃんがやって来た!(全4話) - 月刊フレッシュジャンプ昭和60年3・5・6月号(のうちいずれか2号)、昭和63年1~2月号に掲載。コミックス「臨機応変マン」第4巻に2話を、および「スーパーボーヤケンちゃん」第2巻に残りの2話を収録
  • トラブル昆虫記 - コミックス「とっても!ラッキーマン」および『寄せ集め』第1巻に収録
  • 21世紀マン - 週刊少年ジャンプ1998年4・5合併号に掲載。『寄せ集め』第2巻に収録
  • ボンジュール ジンでボ~ン! - 週刊少年ジャンプ2000年5・6合併号に掲載。 『寄せ集め』第1巻に収録
  • キューボ戦隊オモレンジャー - 集英社ムック「manga オモ!」発売記念ページ用WEBコミック(FLASHサイト)
  • カタルマン - 『寄せ集め』第1,2巻に、書き下ろしおまけマンガとして収録

絵本[編集]

関連項目[編集]

  • 大場つぐみ - 『DEATH NOTE』や『バクマン。』の漫画原作者であるが、素性不明のいわゆる覆面作家であり、その正体について諸説ある中の1つに「ガモウひろしと同一人物」という説がある。大場は、ガモウの絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』に推薦コメントを寄せている。テレビ東京系やりすぎコージー芸人都市伝説内でも語られた事があった。
  • 幕張 - 木多康昭の漫画作品。作中や雑誌巻末コメントで頻繁にガモウひろしが茶化され、最終回ではガモウが主人公だと明かされる。返礼としてガモウから読切『21世紀マン』内で国民栄誉賞を与えられた。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『とっても! ラッキーマン 7』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618891-3
  2. ^ 『mangaオモ!』集英社、「http://annex.s-manga.net/omo/main.html
  3. ^ コミック文庫編集部ブログ
  4. ^ 『とっても! ラッキーマン 8』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618892-0
  5. ^ 『とっても! ラッキーマン 8巻 "ラッキークッキーコミックス8巻の巻"』集英社、1995年11月発売
  6. ^ 『とっても! ラッキーマン 2』集英社文庫、2009年4月発売、ISBN 978-4-08-618886-9
  7. ^ 『とっても! ラッキーマン 6』集英社文庫、2009年6月発売
  8. ^ 『とっても! ラッキーマン 8』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618892-0
  9. ^ 『とっても! ラッキーマン 7』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618891-3