ガボン (ゲームキャラクター)

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マリオシリーズ > キャラクター > ガボン (ゲームキャラクター)

ガボン (Spike[1]) は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに登場する架空のキャラクター。

概要[編集]

1988年発売の『スーパーマリオブラザーズ3』(以下、マリオ3)で初登場した敵キャラクター。2足歩行をする黄緑色のカメで、大きさはマリオ(スーパー時)の半分程度。甲羅はあるものの小さく、上半分だけで篭ることもできないので全く役に立っていない。そのため、防御力はかなり低い部類に入り、踏みつけ、ファイアボールなど、あらゆる攻撃で倒すことが可能。また、白い髪がちょんまげのような形で生えている。

一定の足場の上を往復していて、時折シューリンガンというトゲの付いた鉄球を吐き出してくる。シューリンガンは吐き出した高さを保ちながら高速で飛び、無敵状態や地蔵での押しつぶしといった特殊な攻撃でないと倒せない。

キャラクターデザインは、任天堂の情報開発本部に所属する木村浩之。元々マリオ3でディレクターを務めていた手塚卓志が当時情報開発本部の研修員だった木村に「キャラクターを作ってほしい」と依頼し、スイチューカと共に生まれたキャラクターであった[2]

1993年公開の映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』では北米版に準じた「スパイク」の名で登場し、リチャード・エドソンが演じた。原作とは大幅に設定が異なり、本作では人間の姿をしている。同じくクッパの部下であり従兄弟であるイギー(こちらも原作の設定とは異なり、人間の姿)と共に行動し、ダニエラデイジーをさらう。

1995年発売の『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』では、吐き出された瞬間に4倍に巨大化するように強化された。

1997年発売の『ヨッシーストーリー』では、地面に沿って転がるという性質になり、色も灰色から青へ改められた。

2000年発売の『マリオストーリー』でのガボンは「ガボンへい」と呼ばれ、ステージ3の「ドガボンの城」で警備を務めている。また、マリオ並みの大きさになり、シューリンガン付きのメイスで殴るという攻撃方法を採る。シューリンガンの色は黒。居眠りをしていることも多く、ゆっくり歩けば気付かない。

この作品では上級種のホワイトガボンが登場し、体力・攻撃力共にアップしている。通常のガボンへいとは異なり眠っていることは無く、メイスを振って先制攻撃される危険性が高い。なお、北の地方(ステージ7)に登場するだけあり、氷耐性が高く、炎属性の攻撃に弱い。なお似たような髪形を持つバケバケも同ステージで登場し、同じく「クリスターしんでん」に生息する。バトル上も両者セットで登場することが多い。

2013年発売の『スーパーマリオ 3Dワールド』から、トゲローラーを吐き出す個体が存在する。

2015年発売の『マリオパーティ10』には隠しプレイヤーキャラとして登場する。

登場作品[編集]

派生種[編集]

ホワイトガボン(White Clubba)
『マリオストーリー』で登場。体色は白だが、シューリンガンや甲羅はそのまま。なお、雪国に生息しているだけあり、氷属性の攻撃は通用しない。その分、炎属性の攻撃は効果大。
カゲガボンへい(Dark Clubba)
スーパーペーパーマリオ』で登場。体色は黒。
アイスガボン(Snow Spike)
Newスーパーマリオブラザーズ』に登場する雪国型のガボン。ホワイトガボンとは別種で、こちらは体が水色、手足が橙色になっている。雪のステージに登場しているので、ゴーグルと帽子をつけているのが特徴。殆ど移動しない。どこからともなく雪玉を取り出し、シューリンガンのように投げて攻撃してくる。
ロックガボン(Stone Spike)
NewスーパーマリオブラザーズWii』で登場。青色。口から大きな岩を吐き出し、下へ落としてくる。
トゲローラーガボン
スーパーマリオ 3Dワールド』で登場。トゲローラーを吐き出し、投げてくる。体形は通常のガボンと変わらない。
ペーパーガボン
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』で登場。ペーパーマリオシリーズに登場するガボンを、「ペーパーガボン」と呼ぶ。

個別[編集]

ドガボン
『マリオストーリー』のピューピューヒルのボス。体がマリオの10倍程と異様に大きく、体色も紫の皮膚にオレンジ髪と特別な色をしている。自らの心臓を肉体と別の場所に分けることで不死身となっていたが、本来の強さは攻撃力は高いが体力は(ボスとしては)低く、ザコキャラクターと大差無い。甲羅はトゲ付きだが、一般型同様役に立っておらず、シューリンガンも使わない。

脚注[編集]

  1. ^ 英語版名称。「スパイク」と発音する。
  2. ^ 社長が訊く「スーパーマリオ25周年」 『スーパーマリオ』シリーズ開発経験者 篇 その1

関連項目[編集]