ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ
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ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ | |
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生誕 |
1792年5月21日![]() |
死没 |
1843年9月19日(51歳没)![]() |
研究分野 | 物理学、数学、天文学 |
研究機関 | エコール・ポリテクニーク |
主な業績 | コリオリの力 |
プロジェクト:人物伝 |
ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ(Gaspard-Gustave Coriolis 1792年5月21日 - 1843年9月19日)は、 フランス生まれの物理学者・数学者・天文学者。回転座標系における慣性力の一種であるコリオリの力(転向力)を提唱した。力学における仕事・運動のエネルギーの概念を形成。1816年にエコール・ポリテクニークの講師となる。そこで摩擦や水力学の実験を行っていた。1829年にはエコール・サントラル・パリの教授となる。回転座標系における回転体の運動方程式を導いた論文を1831年に科学アカデミーに提出した。コリオリの力は彼の名にちなんで名づけられた。また、ナビエ・ストークス方程式から、コリオリ数と呼ばれる運動量補正係数を導出した。1836年には「一階線型常微分方程式を積分する機械装置」を設計したが、これは微分解析を機械化した最初の事例として知られる[1]。51歳でパリにて死去。
脚注[編集]
- ^ (フランス語) Coriolis, Gaspard-Gustave (1836). “Note sur un moyen de tracer des courbes données par des équations différentielles”. Journal de Mathématiques Pures et Appliquées. series I 1: 5–9 .