ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦

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ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 アークシステムワークス
発売元 バンプレスト
シリーズ コンパチヒーローシリーズ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1994年1月28日
デバイス スーパーファミコンマウス
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ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』(ガイアセイバー ヒーローさいだいのさくせん)はバンプレストから発売されたロールプレイングゲーム。

概要[編集]

SDで表現されたロボットアニメ特撮作品のキャラクターが戦うクロスオーバー作品コンパチヒーローシリーズ」の1つ[1]で、ウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズガンダムシリーズを題材にしたRPG作品。本作以前に発売された、同シリーズのRPG作品『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』のシリアスドラマ路線をさらに推し進め、全8話のオムニバス形式でストーリーが進行する。「人類」「地球」というカウンターが設定されており、主人公らの選択や行動によって地球が破壊されカウンターが減少し、最終的な数値によってエンディングが変化する。

あらすじ[編集]

その戦いは、突如として始まった。

ジオン軍がコロニー・サイド7に仕掛けた電光石火の攻撃は、地球連邦軍をはじめとする、地球全ての防衛力を無効化した。時同じくして、ショッカーのテロ作戦や宇宙人の侵略行為、さらには地震津波竜巻といった、あらゆる災いが地球を襲った。ついにはジオン軍のコロニー落としが強行され、地球は大被害を受けた。

これに危機感を感じたM78星雲・光の国のウルトラの父は、ゾフィー・ウルトラマン・レオの三人を地球に向かわせて、ジオンの総攻撃を受ける地球連邦軍ジャブロー本部防衛任務を言い渡す。かくてウルトラ族の力を借り、アムロをはじめとした地球連邦の人々は無事に基地を脱出し、日本の科学特捜隊基地にたどり着く。

そこでは、仮面ライダーやウルトラマンを仲間につけ、同盟を組んで地球を悪の軍団から守ろうという計画がなされていた。アムロはこの計画に参加することとなり、仲間のおおとりゲン(レオ)と共に地球を守る旅に出るのだった。

次々に襲いかかる敵の猛攻を退け、地球に眠る謎を解き明かしていくアムロ達。しかし、その活躍を尻目に、悪の軍団の度重なるテロ攻撃に怯えた各国首脳は、あろうことかジオン・ショッカー同盟に完全降伏を宣言。敵だけでなく、味方にまで見捨てられてしまった『同盟』は、果たして地球を守り抜くことが出来るのだろうか…?

戦闘システム[編集]

本作はランダムエンカウント式の戦闘システムを採用。戦闘後には全員のHPが自動回復する。また、MPの回復は、マップ上にあるストーンサークルの上に行くことで全回復する。

敵との戦闘では技を選択して闘うのが一般的で、通常技であってもMP(作中では『根性』と表記)を消費する。また、武器を装備させると、アイテムとしてMPを使わずに相手を攻撃できる。基本的にウルトラ世界で使用されていた武器は仮面ライダーが、ガンダム世界で使用されていた兵器はガンダムとウルトラマンが使用する。また、使うと無くなる爆弾系のアイテムも存在し、中でもアトミックボムは、ヒーローの必殺技すら上回る威力の全体攻撃が行えるが、これを使用すると地球環境が1%ずつ悪くなっていくという欠点もある。

登場キャラクター[編集]

ヒーロー同盟[編集]

ガンダムシリーズ[編集]

モビルスーツの擬人化はされておらず、パイロットが搭乗する。狭い室内ダンジョンではモビルスーツに搭乗できず、プチモビに乗って戦う。

アムロ・レイ/ガンダムF91ガンダムνガンダム→ガンダムキラー
一時期離脱するものの、本作の主人公として扱われる。
連邦軍士官としてジオン軍と戦っていたが拠点としていたジャブローが陥落し、日本の科学特捜隊基地に落ち延びる。ウルトラの父の提案でヒーロー同盟に参加し、リーダー格として活躍する。その後、ジオン・ショッカー同盟のコロニー落としを阻止するために単身宇宙に上がるが作戦中に行方不明になる。そして敵組織に捕まり洗脳によってガンダムキラーのパイロットとして同盟に立ちはだかるが、洗脳が解けたことによって復帰する。
シーブック・アノー/νガンダム→ガンダムF91
第五話にてスーパー1と共に参加。終盤でガンダム、νガンダム、ガンダムF91の3種類から機体の乗り換えが行える。
倒れたウルトラキラーに対し「とどめをさしましょう」と進言するなど、原作よりも好戦的に描かれている。

ウルトラシリーズ[編集]

原作同様、戦闘には制限時間があり一定時間を超えるとカラータイマーが点灯し、さらに制限時間を超えると戦闘不能になってしまう。ガンダムキャラクターと異なり、室内ダンジョンでも体をミクロ化させることによって変身体で戦闘が可能。唯一、回復系の技を使用できる。

ハヤタ/ウルトラマン
レオと共にジャブローにて一時的に参加。その後、アムロが宇宙に向かった後に入れ替わりでパーティに参戦する。仲間になった時点でレベルが高い。
モロボシ・ダン/ウルトラセブン
ウルトラの父からの使命により一時的に参加。アイテム「アギラ」「ウインダム」「ミクラス」を与える。
おおとりゲン/ウルトラマンレオ
ランバ・ラルらの攻撃によって窮地に陥っていたアムロをウルトラマンと共に救出し、そのまま仲間になる。
カプセル怪獣
セブンが引き連れている怪獣。セブンが仲間になった際にウインダムとミクラスを、二話の隠しシナリオとしてアギラを手に入れる。
本作ではアイテム扱いになっており、一ターンに何回でも使用可能。

仮面ライダーシリーズ[編集]

サイズや時間の制限を一切受けないため、あらゆる環境(宇宙空間でも)の戦闘に対応できる。

山本大介/仮面ライダーアマゾン
第一話から参加。広島でショッカーに襲われ、傷ついて倒れていたところをアムロとレオに発見され、以後主役級のメンバーとして活躍する。大切断やコンドラーでの攻撃など、高い火力を持つ。敵の気配を察知し、雑魚敵をよけて進む技「アマゾンコーション」が使える。
沖一也/仮面ライダースーパー1
第五話にて、シーブックと共に参加。巧みな拳法技で敵と戦う。
南光太郎/仮面ライダーBLACK RX
第二話から参加。ハードショットでロボライダー、スパークカッターでバイオライダーに変身する演出がある。

オリジナル[編集]

マーク・ハンター
本作のオリジナルキャラクター。サーベルとリボルバーライフルを携え、橙色の装甲に身を包んだ巨漢。高額な報酬と引き換えにどんな依頼も引き受ける賞金稼ぎ。非常に図々しく、悪知恵の働く男。一時的に同盟に協力するがすぐに離脱、ストーリー後半で正式に仲間に加わる。
2010年発売の『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』にゲスト出演している(声は矢尾一樹)。
アーサー
ニューヨークを牛耳るギャングだが、第五話以降は同盟に協力する。

同盟の協力者[編集]

ブライト・ノア
アムロ達に指示を与える。グラフィックは一般兵と同じ。
ムラマツ・キャップ
科学特捜隊の隊長。
おやっさん
仮面ライダーたちのまとめ役。
二宮博士
第一話から登場する科学者。美食家であり、ご当地グルメを食べるために研究をさぼるなどの問題行動は目立つが腕はいい。
滝和也
FBI捜査官。四話にて本物の日本首相を救出するも、六話でザンジオーによって牢屋に閉じ込められてしまう。
ウルトラの父
宇宙警備隊の隊長(原作では大隊長)。
ウルトラの母
普段は公園で「みどりのおばさん」として子供達を見守っている。第五話以降はルナツーにとどまり、回復役を担当する。
ゾフィー
ジャブローでマン、レオと共にアムロ達を救援するが、その後行方不明に。
帰ってきたウルトラマン
作中では『新マン』と表記。ゾフィーと間違えられるイベントがある。
ウルトラマンエースウルトラマンタロウ
ウルトラキラーによってトルコのアダナに監禁されていたが、同盟により救出される。
アストラ
レオの弟だが、これと言って絡みはない。六話で牢屋に閉じ込められていた。
ウルトラマングレート
オーストラリアで戦う光の巨人。六話で牢屋に閉じ込められていた。
イデ隊員
自他ともに認める天才発明家で、ヒーローたちに様々な発明を渡す。
一文字隼人/仮面ライダー2号
物語開始以前、マーク・ハンターと共に敵のアジトに潜入していたが消息を絶つ。
仮面ライダー1号
六話で牢屋に閉じ込められていた。グラフィックデザインは旧1号。
仮面ライダーV3
一話にてインドで調査を行うが、ショッカーの大軍団と戦い負傷する。その後、アムロたちの道案内をする。
仮面ライダーZX
諜報活動を得意とする仮面ライダー。六話で牢屋に閉じ込められていた。
カイ・シデン
諜報活動を行い世界中を飛び回っている。
アストナージ・メドッソ
科特隊本部に一時避難している連邦軍兵士。MSを失ったアムロに、博物館で入手したガンダムとプチモビを渡す。
カミーユ・ビダン
シロッコとの戦いの後、ルナツーの病院で療養中。時折意味ありげなうわ言を呟く。
ジュドー・アーシタ
ルナツーで働いている。戦闘には参加しない。

その他、ウルトラシリーズからアラシ、フルハシ、アンヌ、岩本博士も登場する。

敵として立ち塞がるキャラクター[編集]

ジオン・ショッカー同盟[編集]

連邦軍壊滅、そして地球圏の制圧をもくろむために、独立軍と悪の組織が一時的に提携している。

ランバ・ラル/グフ
ジオン軍のエースパイロット。一話で部下のアコース、コズンと共にアムロを追い詰めるが、ウルトラ戦士の増援により撤退。三話で洞窟の中に閉じ込められたアムロを助け、同盟と勝負し敗北。
ハマーン・カーン/キュベレイ
ジオン軍の幹部。クロスボーン軍の猛攻を前に脱出ならず、崩壊する基地の中でキュベレイもろとも爆死する。
マシーン大元帥
原作での所属はデルザー軍団だが、本作ではショッカーの最高幹部。シャアにアジトを破壊されたのちに、コロニーに潜伏しショッカーの再始動を図るもクロスボーン軍に殺害される。
死神博士/イカデビル
ショッカーの大幹部。ヒマラヤの地下に『バベル』という機械を仕掛け、大噴火させようとしていた。
地獄大使
ショッカーの大幹部。東京やカラカリで同盟と対決するが、作品終盤でコロニーレーザーに巻き込まれ死亡した。
暗闇大使
バダンの大幹部で地獄大使の従兄。本作ではショッカー所属。日本の首相に化けて国を操っていたが、同盟に倒される。その後、ムー大陸にてマグマ星人と結託して再び立ちはだかる。
ザンジオー
ショッカーの上級怪人。二話で登場してから度々執拗に同盟を襲う。

宇宙人連合[編集]

地球征服をもくろむ悪の宇宙人の連合。特に名称はない。

メフィラス星人
四話で登場する、ウルトラマンの宿敵。スペースコロニーでキャトルミューティレーションを行っていた。人類を見下し地球の制圧を目論む。
バルタン星人
ウルトラマンの宿敵。同盟の行動を妨害する。分身の術を使い倒しても蘇ってくる。
マグマ星人
六話でムー大陸に潜伏し、民衆を扇動していたレオの宿敵。キーアイテムとなる「女神像」を隠し持っている。
ダリー
五話で登場。宇宙人連合が日本の首相に寄生させた宇宙細菌。これを倒すために、主人公パーティはミクロ化して首相の体内に行くことになる。

ライバルたち[編集]

ウルトラキラー/ゾフィー
五話で登場。ウルトラ兄弟を磔にし、同盟と戦うが、その正体は行方不明になっていたゾフィーであった。
ライダーキラー/一文字隼人
五話で登場。正体は行方不明になっていた一文字隼人こと仮面ライダー2号であった。
ガンダムキラー
七話で登場。記憶喪失になったアムロが搭乗し、同盟に襲い掛かるが、後に記憶を取り戻し機体共々仲間になる。機体カラーが赤かったので当初はシャア専用機と誤認された。
エージェント
本作オリジナルキャラクター。ショッカーを統括する首領であり、マシーン大元帥が敗北した際に、組織を見放す。
シャア・アズナブル
ネオジオンの総帥。当初はクワトロ・バジーナとして同盟に参加していたが、アムロが宇宙に上がった後に悪の同盟側に寝返り、コロニーレーザーによる地球攻撃を目論む。同盟と直接は戦わない。搭乗機はシャア専用ザク
鉄仮面/ラフレシア
途中から登場する武装組織『クロスボーン軍』の首領。自らの利権欲しさにネオジオンを攻撃し、ショッカーの残党を殲滅すべくコロニーに大量のバグをばらまく。さらに宇宙人と手を組み同盟に攻撃を行うが、その戦法に呆れた部下により裏切られ、同盟に居場所を知られてしまう。

評価[編集]

登場キャラが多すぎてほとんどのキャラが脇役扱いになっている、アムロがガンダムではなくF91に乗っていたりランバラルなど死んだはずのキャラが登場するなど原作無視の意味不明なストーリーが横行している、画面表示の抽象的な表現のステータスなどから、コンパチヒーローシリーズ中の駄作として扱われており、発売当時は「ヒーロー最悪の作戦」などとあちこちで揶揄されたという[2]

攻略本[編集]

  • スーパーファミコン必勝法スペシャル ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦

漫画版[編集]

コミックボンボン』1993年12月号から1994年2月号まで掲載。作画はときた洸一。内容はカミーユとシロッコとの戦いや、マークハンターと仮面ライダー2号がアジトに潜入する場面など、ゲーム本編開始以前の話が描かれている。その他、ゲームに直接登場しないウルトラマンタロウや仮面ライダーV3、ジュドー・アーシタなどが登場し、戦う描写も見られる。

脚注[編集]

  1. ^ コンパチヒーローシリーズとは|コンパチヒーローシリーズ ポータル』。2011年11月5日閲覧。
  2. ^ 株式会社QBQ編 『スーパーファミコンクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 9784865117097 p24