カースプリャ川

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カースプリャ川
水系 西ドヴィナ川
延長 136 km
平均流量 39.6 m³/s
(河口から13km地点)
流域面積 5410 km²
水源 カースプリャ湖(ru)
河口・合流先 西ドヴィナ川
流域 ロシアスモレンスク州/ベラルーシヴィーツェプスク州
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カースプリャ川(カースプリャがわ、ロシア語ベラルーシ語Каспля)はロシアベラルーシを流れる、長さ136km、流域面積5410km2の川である。

源流はカースプリャ湖(ru)であり、行政上から言えばロシアのスモレンスク州を流れ、ベラルーシのヴィーツェプスク州に至る。地形上から言えばヴィーデプスク丘陵(ru)の東の斜面をスーラシュ低地(ru)に沿って流れている。その後ヴィーデプスク州のスーラシュ(be)の前で西ドヴィナ川に流入する。曲がりくねった水路は上流で幅10-30m、河口で40-50mになる。デミドフのあたりでは川岸は沼沢になっている。またいくつかの支流がある[注 1]

キエフ・ルーシ時代には、ヴァイキングの重要な商業航路(ヴァリャーグからギリシアへの道)の一部だった。スモレンスク州のグニョーズダヴァ(ru)スモレンスクから西14km。)には、カースプリャ川とドニエプル川の間をつなぐ連水陸路があった。

脚注[編集]

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