カンチョー

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カンチョーとは、日本の子供が行う悪戯[1]。両手の人差し指を伸ばした状態で他の指を組み、相手に気付かれない様に這いよって、お尻の穴(肛門)にその人差し指を突き差す行為[2]。限度を超えると、セクハラ強制わいせつ罪暴行罪傷害罪に抵触し、被害を受けた側の判断次第では、刑事民事で責任を問われる場合がある。

カンチョーという名称は、大便の排出を促したり栄養を補給したりするために肛門に薬物を注入する浣腸に由来している。

世界のカンチョー[編集]

前述のとおり子供の悪戯でも冗談でも暴行の類型ではあり、韓国では見知らぬ主婦を知人と勘違いし、カンチョーを行った会社員が逮捕される事件が起こっている[3]

アメリカには、ウェッジー(下着を引っ張り上げ尻に食い込ませる)やグージングという、カンチョーに似たいたずらがある。

漫画作品におけるカンチョー[編集]

  • 漫画『トイレット博士』では、メタクソ団が「七年殺し」としてカンチョーをする場面がよく登場する。しかし、「七年殺し」の場合は、犠牲者の肛門から両手を挿入し、直腸内で手を開く行為が描写されている。
  • 1970年代の永井豪作品には、カンチョー描写が多く、少年誌に相応しくないSM的描写が多く用いられていた。
  • NARUTO -ナルト-』では、はたけカカシ(後に、主人公のうずまきナルトも)が「木ノ葉隠れ秘伝体術奥義・千年殺し」という名で、痛烈なカンチョーをする。
  • 浦安鉄筋家族』では、穴川ションジーが「44カンチョー」という名の、44マグナム並の威力のカンチョーをする。
  • 劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、主人公の野原しんのすけが敵を倒すためにカンチョーをする。
  • かつての『コロコロコミック』掲載のギャグ漫画にはカンチョーを得意技とする登場人物が多数出演する作品が多かった。
    • おぼっちゃまくん』では、御坊茶魔が角状の頭で「ぜっこーもん」と言いながらカンチョーをしている。
  • 漫画『わたるがぴゅん!』において、主人公の与那覇わたるは人差し指と中指に加えて薬指まで使った「六本指カンチョー」というカンチョーをする。
  • 漫画『行け!稲中卓球部』の作中に、「カンチョーワールドカップ」なる大会が開催され、稲中の前野・伊沢・田中が出場する。

プロレスにおけるカンチョー[編集]

プロレスにおいては主に前座のコミカルな試合で、しばしばカンチョーが攻撃技として使用される。

主な使い手[編集]

その他[編集]

カンチョーマン
1971年-1972年にTBS系で放送された『テレビはこれだ!ドラマが3つも』にて堺正章が演じたキャラクター。日本初のバラエティヒーローと言われる。
決め台詞は「カンチョーしちゃうから」。

脚注[編集]

  1. ^ 青山内科 Dr.青山の聴診記 > 子どものいたずら
  2. ^ ニューヨークタイムズ"My Un-American Son" by Makihara, Kumiko (2009-07-24)
  3. ^ 『朝鮮日報』2007年4月14日付A9面。
  4. ^ 「新日「偉大なレスラー」にドン荒川選出」、日刊スポーツ、2011年3月7日。
  5. ^ 「戦う男はおもしろい 闘龍門ストーカー市川 美学貫き500敗」、日刊スポーツ、2004年3月31日。
  6. ^ 「みちのく 東京大会 サップ、つぼにハマった」、スポーツニッポン、2003年11月3日、11頁。