カワラタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カワラタケ
W kawaratake3121.jpg
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
: ハラタケ綱 Agaricomycetes
亜綱 : ハラタケ亜綱 Agaricomycetidae
: タマチョレイタケ目 Polyporales
: タマチョレイタケ科 Polyporaceae
: カワラタケ属 Trametes
: カワラタケ T. versicolor
学名
Trametes versicolor (L.:Fr.) Quél.
シノニム

Coriolus versicolor
Polyporus versicolor

和名
カワラタケ(瓦茸)

カワラタケ(Trametes versicolor)はタマチョレイタケ科キノコで、白色腐朽菌である。

枯れ枝や倒木などに多数群がって生える。柄はなく、扇形の傘だけが枯れ木から伸び出す形を取る。その点ではサルノコシカケに似るが、はるかに小さく、薄い。色は黒色、褐色、濃青色、黄色などで、同心円の模様が出る事が多い。世界中に広く分布し、枯れ木に発生するキノコとしては極めて一般的な存在である。重なって生じる傘の間に、昆虫のキノコムシなどがよく棲んでいる。

肉質は非常に硬く、調理しても食べられないので、採取されず見逃されている場合が多い。ただし地方によっては、煮出したものを飲用している場合がある。また、菌糸体よりクレスチンという抗悪性腫瘍剤になる多糖類が得られる。[1]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Tsukagoshi, S.; Hashimoto, Y.; Fujii, G.; Kobayashi, H.; Nomoto, K.; Orita, K. (1984). “Krestin (PSK)”. Cancer Treat. Rev. 11 (2): 131-155. doi:10.1016/0305-7372(84)90005-7. PMID 6238674.  総説