カルロス・シルバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
カルロス・シルバ
Carlos Silva
Carlos Silva 2008.JPG
シアトル・マリナーズ時代
(2008年6月10日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 ボリバル州シウダ・ボリバル
生年月日 (1979-04-23) 1979年4月23日(39歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年
初出場 2002年4月1日
最終出場 2010年9月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ代表
WBC 2006年2009年

カルロス・シルバ(Carlos Silva, 1979年4月23日 - )は、ベネズエラ・ボリバル共和国ボリバル州シウダ・ボリバル出身の元プロ野球選手投手)。

経歴[編集]

フィリーズ時代[編集]

1996年に、ドラフト外でフィラデルフィア・フィリーズに入団。

2002年4月1日に、メジャーデビューを果たした。同年は、リリーフ投手として68試合に登板。防御率3.21という成績を残した。

2003年までは、フィリーズでリリーフ投手を務めた。

ツインズ時代[編集]

2003年12月17日に、エリック・ミルトンとのトレードで、ニック・プント内野手とボビー・コレッキーと共にミネソタ・ツインズへ移籍。

2004年からは先発投手に転向。転向1年目の2004年に14勝を挙げる活躍を見せた。

2005年は9勝に留まったが、188.1イニングを投げて与四球9個(1試合当たりの与四球率0.43)の成績を残す。これは1920年ベーブ・アダムズが記録した0.62を上回る近代メジャー最高記録となった。また同年5月20日のブルワーズ戦では74球で完投勝利を収め、1957年以降では最も少ない投球数での完投記録となった[1]。しかし、2006年は不安定なピッチングが続き、防御率は5.94と悪化。

2006年開幕前の3月に第1回WBCベネズエラ代表に選出された[2]

2007年は13勝14敗防御率4.19を記録した。

マリナーズ時代[編集]

2007年12月20日に4年4,400万ドルでシアトル・マリナーズへ移籍[3]

2008年は4勝15敗防御率6.46とまったく振るわず、チーム批判を何度か繰り返した[4]

2009年開幕前の3月に第2回WBCのベネズエラ代表に選出された[5]

カブス時代[編集]

2009年シーズン終了後の12月18日にシルバに600万ドルを加え、ミルトン・ブラッドリーとのトレードでシカゴ・カブスへ移籍した。ブラッドリーは球団批判などをしたため、球団から出場停止処分を受けていた。カブスのジム・ヘンドリーGMはこのトレードをハイリスク・ハイリターンと評した[6]

2010年は開幕8連勝を記録。カブスの投手では1967年のケン・ホルツマンが開幕から9連勝を記録して以来の快挙となった[7]

2011年スプリングトレーニングで5試合の登板で防御率10.90、WHIP1.96を喫して解雇された。

ヤンキース傘下時代[編集]

2011年4月9日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶ。その後ヤンキースのマイナーで計7試合に登板するが、7月2日に解雇された。

選手としての特徴[編集]

ツーシームに近い「高速シンカー」を中心に、スライダーチェンジアップを交え、ゴロで打たせて取るメジャーでも屈指のグラウンドボールピッチャーで、奪三振率は低い。被安打数が投球回数を上回っているが、極めて優秀な与四球率(2.0未満)でこれを補っている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2002 PHI 68 0 0 0 0 5 0 1 8 1.000 350 84.0 88 4 22 6 4 41 3 0 34 30 3.21 1.31
2003 62 1 0 0 0 3 1 1 4 .750 381 87.1 92 7 37 5 8 48 12 1 43 43 4.43 1.48
2004 MIN 33 33 1 1 0 14 8 0 0 .636 869 203.0 255 23 35 2 5 76 5 1 100 95 4.21 1.43
2005 27 27 2 0 2 9 8 0 0 .529 749 188.1 212 25 9 2 3 71 0 0 83 72 3.44 1.17
2006 36 31 0 0 0 11 15 0 2 .423 811 180.1 246 38 32 4 7 70 1 0 130 119 5.94 1.54
2007 33 33 2 1 1 13 14 0 0 .481 848 202.0 229 20 36 2 4 89 4 1 99 94 4.19 1.31
2008 SEA 28 28 1 0 1 4 15 0 0 .211 689 153.1 213 20 32 2 4 69 1 0 114 110 6.46 1.60
2009 8 6 0 0 0 1 3 0 0 .250 142 30.1 41 5 11 0 3 10 2 1 29 29 8.60 1.71
2010 CHC 21 21 0 0 0 10 6 0 0 .625 480 113.0 120 11 24 2 7 80 4 0 55 53 4.22 1.27
MLB:9年 316 180 6 2 4 70 70 2 14 .500 5319 1241.2 1496 153 238 25 45 554 32 4 687 645 4.68 1.40
  • 各年度の太字はリーグ最高

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ From 1957 to 2007, Complete Game, (requiring Pitches=9), sorted by smallest pitches in a single game” (英語). Baseball-Reference.com. 2010年8月17日閲覧。
  2. ^ 2006 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  3. ^ Baker, Geoff (2007年12月20日). “Mariners land Silva” (英語). The Seattle Times. 2010年8月17日閲覧。
  4. ^ http://sports.espn.go.com/mlb/recap?gameId=280604112
  5. ^ 2009 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  6. ^ Muskat, Carrie (2009年12月18日). “Cubs trade Bradley for Silva, cash” (英語). MLB.com. 2010年8月17日閲覧。
  7. ^ Associated Press (2010年6月7日). “Theriot scores four runs, Silva improves to 8-0 as Cubs beat Pirates” (英語). ESPN.com. 2010年8月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]