カルロス・エルナンデス (ボクサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カルロス・エルナンデス
基本情報
本名 カルロス・アルベルト・エルナンデス
通称 El Famoso(有名人)
階級 スーパーライト級
身長 168cm
リーチ 168cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1971-01-23) 1971年1月23日(53歳)
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 52
勝ち 43
KO勝ち 24
敗け 8
引き分け 1
無効試合 0
テンプレートを表示

カルロス・エルナンデスCarlos Hernandez1971年1月23日 - )は、アメリカ合衆国男性プロボクサーカリフォルニア州ロサンゼルス出身。第16代IBF世界スーパーフェザー級王者。エルサルバドル系アメリカ人。

来歴[編集]

1992年1月23日、エルナンデスはプロデビュー戦を行い4回引き分けでデビュー戦を果たした。

2戦目で初勝利を掴んだエルナンデスは無敗をキープするも1995年9月30日、ネバダ州ラスベガスシーザーズ・パレス内シーザーズ・タホ・チルコ・マッシモ・ショールームでアーロン・サラテと対戦し12回1-2の判定負けでキャリア初黒星を付けられた。

1996年7月10日、IBC世界スーパーフェザー級王者イサガニ・プーマと対戦し10回6秒TKO勝ちで再起を果たすのと同時に王座獲得に成功した。

1997年11月20日、世界初挑戦。地元ロサンゼルスのオリンピック・アウディトリオでWBC世界スーパーフェザー級王者ヘナロ・エルナンデスと対戦し12回0-3の判定負けで完敗の形で王座獲得に失敗した。

8連勝で持ち直したエルナンデスは2001年5月26日、ミシガン州グランドラピッズヴァン・アンデル・アリーナでWBC世界スーパーフェザー級王者フロイド・メイウェザー・ジュニアと対戦し6回にメイウェザー・ジュニアからキャリア初ダウンを奪うも、その後は持ち直されて苦戦した。12回にはエルボーで減点されてそのまま採点になり、12回0-3の判定負けでまたしても王座獲得に失敗した。

2001年9月15日、両親のルーツでもあるエルサルバドル初登場。サンサルバドルのインターナショナル・フェア・アンピゼァトレでWBCラテンアメリカスーパーフェザー級王者ファン・アンヘル・マシーアスと対戦し8回終了時TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2003年2月1日、世界再挑戦。ラスベガスのマンダレイ・ベイ・イベント・センタースティーブ・フォーブスの王座剥奪で空位になったIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦をデビット・サントスと行い10回3-0の負傷判定勝ちで王座獲得に成功した。

1試合ノンタイトル戦を挟んで2003年10月4日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで前IBF世界同級王者スティーブ・フォーブスと対戦し10回3-0の負傷判定勝ちで初防衛に成功した。

2004年7月31日、MGMグランドでWBC世界スーパーフェザー級王者エリック・モラレスと対戦し、12回0-3の判定負けでIBF王座2度目の防衛に失敗、WBC王座獲得に失敗し王座から陥落した。

2005年5月28日、後の世界2階級制覇王者ヘスス・チャベスと対戦し12回1-2の判定負けでマルコ・アントニオ・バレラへの挑戦権獲得に失敗した。

2005年10月8日、トーマス&マック・センターで後の世界6階級制覇王者マニー・パッキャオの弟ボビー・パッキャオと対戦し10回1-2の判定負け。

2009年4月4日、元トップアマで後の世界タイトル挑戦者ビセンテ・エスコベドと対戦し10回0-3の判定負けを最後に現役を引退した。

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
スティーブ・フォーブス
IBF世界スーパーフェザー級王者

2003年2月1日 - 2003年7月31日

次王者
エリック・モラレス