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カリル・マック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カリル・マック
Khalil Mack
refer to caption
シカゴ・ベアーズでのマック
(2019年)
ロサンゼルス・チャージャーズ #52
ポジション アウトサイドラインバッカー
生年月日 (1991-02-22) 1991年2月22日(35歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州フォートピアース
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 269 lb =約122kg
経歴
高校 フォートピアース・ウェストウッド
大学 バッファロー大学
NFLドラフト 2014年 / 1巡目全体5位
所属歴
2014-2017 オークランド・レイダース
2018-2021 シカゴ・ベアーズ
2022- ロサンゼルス・チャージャーズ
受賞歴・記録
オールプロ選出(計4回)
1st(3回)

2015, 2016, 2018

2nd(1回)
2020
プロボウル選出(8回)
2015-2020, 2022-2024
その他受賞・記録
  • NFL最優秀守備選手賞 (2016)
  • NFL2010年代オールディケードチーム
  • 2× バトカス賞 (2016, 2018)
  • NFLオールルーキーチーム (2014)
  • シカゴ・ベアーズの最も偉大な100人
  • MAC最優秀守備選手賞 (2013)
  • ジャック・ランバート賞 (2013)
  • オールアメリカンファーストチーム (2013)
  • 3× オールMACファーストチーム (2011-2013)

NCAA記録

  • シーズン最多ロスタックル:75 (タイ記録)
NFL 通算成績
(2024年終了時点)
タックル 630
サック 107.5
フォースファンブル 32
ファンブルリカバー 13
インターセプト 3
パスディフレクション 43
ディフェンシブTD 2
Player stats at NFL.com ウィキデータを編集 
Player stats at PFR ウィキデータを編集

カリル・デルション・マックKhalil Delshon Mack, 1991年2月22日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州フォートピアース出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLロサンゼルス・チャージャーズに所属している。ポジションはアウトサイドラインバッカー

経歴

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プロ入りまで

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高校の最終学年に140タックル(8ロスタックル)、9サックをあげた彼はフロリダ州のサードチームに選ばれた[1]。Rivals.com からは二つ星の評価であった[2]NCAA1部のバッファロー大学から奨学金のオファーを受けて進学した[3][4]

2009年をレッドシャツとして過ごした後、1年次の2010年、先発の座をつかんだ彼は69タックル(14.5ロスタックル)、4,5サック、2ファンブルフォースの成績をあげてミッド・アメリカン・カンファレンスのサードチームに選ばれた[5][6]

2年次の2011年、64タックル(20.5ロスタックル)、5,5サック、1インターセプト、5ファンブルフォースの成績をあげてカンファレンスのファーストチームに選ばれた[7]

3年次の2012年、開幕戦を出場停止で欠場した[8]が自己ベストの94タックル(21ロスタックル)、8サック、4ファンブルフォースの成績をあげて2年連続カンファレンスのファーストチームに選ばれた[9]

4年次の2013年、全13試合に先発出場し100タックル(19ロスタックル)、10.5サック、3インターセプト、5ファンブルフォースの成績をあげ[10]、カンファレンスの最優秀守備選手に選ばれるとともに[11]AP通信のオールアメリカンセカンドチームに選ばれた[12]。彼はNCAA記録タイの75ロスタックル、NCAA新記録となる16ファンブルフォースの成績を残した[13][14]

オークランド・レイダース

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2014年のNFLドラフトで彼は1巡5位でオークランド・レイダースに指名された[15]。バッファロー大学の選手がドラフト1巡で指名されるのは初めてのことであった[16]

2014年

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2014年シーズン、4年契約を結んだ彼はニューヨーク・ジェッツとの開幕戦で6タックルをあげた[17]。第7週のアリゾナ・カージナルス戦では11タックルをあげた[18]。第11週のロサンゼルス・チャージャーズ戦でフィリップ・リバースをサック、プロ初サックをあげた[19]。第14週のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦ではコリン・キャパニックを2回サック、プロ入り後初めて複数サックをあげた.[20]。この年全16試合に先発出場した彼は76タックル、4サック、1ファンブルフォースをあげた[21]

2015年

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2015年シーズン開幕前、ラインバッカーから右ディフェンシブエンドにコンバートされ、この年両方のポジションでプレーした[22] 。第3週のクリーブランド・ブラウンズ戦ではジョシュ・マカウンを2回サックした[23]。第13週のデトロイト・ライオンズ戦でマシュー・スタッフォードを2回サック[24]、第14週のテネシー・タイタンズ戦でもマーカス・マリオタを2回サックした[25]。第15週のデンバー・ブロンコス戦ではブロック・オズワイラーを5回サックし、1983年ハウィー・ロングのチーム記録に並ぶ活躍を見せてチームは15-12で勝利した[26]。レイダースがブロンコスに勝つのは2011年の9月以来のことであった[27]。この年全16試合に先発出場し77タックル、15サック、2ファンブルフォースをあげた[28]彼はチームメートのチャールズ・ウッドソンマーセル・リースとともにプロボウルに選ばれた[29]。またAP通信のオールプロファーストチームに右ディフェンシブエンドとアウトサイドラインバッカーの2つのポジションで選ばれた。同じ選手が複数ポジションで選ばれるのは初めてのことであった[30][31]。この年NFL Top 100 Playersの13位に評価された[32]

2016年

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2016年、第4週のボルチモア・レイブンズ戦でジョー・フラッコに対してその年最初のサックをあげた[33]。第8週のタンパベイ・バッカニアーズ戦ではチームトップの7タックルをあげるとともにジェイミス・ウィンストンを2回サックした[34]。第9週のデンバー・ブロンコス戦ではトレバー・シーミアンを2回サックし、その内の1回は自らボールをファンブルリカバーした[35]。第12週のカロライナ・パンサーズ戦ではキャム・ニュートンのパスをインターセプト、6ヤードをリターンしてタッチダウンをあげた。このインターセプトはNFLで初のインターセプト、タッチダウンとなった。ゲーム終盤にもニュートンにファンブルフォースをさせる活躍でチームは35-32で勝利した。この試合でインターセプト、サック、ファンブルフォース、ファンブルリカバーをあげた彼はAFCの週間最優秀守備選手に選ばれた[36]。11月に4サック、2ファンブルフォース、1インターセプトをあげた彼はAFCの月間最優秀守備選手にも選ばれた[37] 。第13週のバッファロー・ビルズ戦でもタイロッド・テイラーへのサック、第4Q終盤のファンブルリカバーで勝利に貢献した[38]

チームは2002年以来となるプレーオフ出場を果たした。ヒューストン・テキサンズとのワイルドカードプレーオフで彼はチームトップの11タックルをあげたが14-27で敗れた[39]

この年73タックル、11サック、5ファンブルフォース、3ファンブルリカバーの成績[40]をあげ2年連続プロボウル、オールプロファーストチームに選ばれた[41]ほか、2016年のNFL最優秀守備選手賞を受賞した[42]。またNFL Top 100 Players の5位に評価された[43]

2017年

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2017年4月20日、レイダースは5年目の契約オプションを行使した[44]。第2週のニューヨーク・ジェッツ戦でジョシュ・マカウンをサック[45]、第3週のワシントン・レッドスキンズ戦でカーク・カズンズをサック、チームトップの9タックルをあげた[46]。バイウィーク明けの第11週から第15週まで5試合連続でサックをあげた[47]。第13週のニューヨーク・ジャイアンツ戦ではジーノ・スミスをサックし、スミスがファンブルしたボールをリカバーした。第15週のダラス・カウボーイズ戦ではダック・プレスコットを2回サックした。この年全16試合に先発出場し、78タックル、10.5サック、1ファンブルフォース、1ファンブルリカバーの成績[48]をあげて3年連続のプロボウルに選ばれた[49]。NFL Top Players の16位に評価された[50]

シカゴ・ベアーズ

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2018年、シーズン開幕前ホールドアウトした彼は9月1日、ドラフト2巡指名権と共にシカゴ・ベアーズの2019年、2020年のドラフト1巡指名権と引き替えにトレードされた。トレード直後に彼はベアーズと6年1億4100万ドル(9000万ドルの保証)、守備選手としてはNFL史上最高額の契約を結んだ[51]

2018年

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開幕週のグリーンベイ・パッカーズ戦の第2Qに負傷した先発アーロン・ロジャースに代わり出場していたデショーン・カイザーをサック、さらに同じ第2Qにカイザーのパスをインターセプト、27ヤードのリターンタッチダウンをあげた[52]。1982年にサックが公式記録となって以降、前半あるいは後半のみでサック、ファンブルフォース、ファンブルリカバー、インターセプト、タッチダウンをあげたのは彼が初めてであった[53]

第2週のシアトル・シーホークス戦でラッセル・ウィルソンから[54]、第3週のアリゾナ・カージナルス戦でジョシュ・ローゼンからサックをあげた[55]。第4週のタンパベイ・バッカニアーズ戦でもサックをあげた[56]彼は2005年インディアナポリス・コルツロバート・マシスが記録して以来となる4試合連続でサック、ファンブルフォースをあげた。開幕から4試合連続の記録は1999年ジャクソンビル・ジャガーズトニー・ブラッケンズが記録して以来のことであった。9月に17タックル、5サック、4ファンブルフォース、1ファンブルリカバー、1インターセプト、1タッチダウンをあげた彼はNFCの月間最優秀守備選手に選ばれた[57]。ベアーズの守備選手が月間最優秀守備選手に選ばれるのは2012年10月のチャールズ・ティルマン以来であった[53]

第6週のマイアミ・ドルフィンズ戦で右足首を痛め、第8週のニューヨーク・ジェッツ戦、第9週のバッファロー・ビルズ戦の2試合を欠場した[58][59]。第10週のデトロイト・ライオンズ戦で復帰、マシュー・スタッフォードを2回サック、5タックルをあげた[60][61]。第15週のグリーンベイ・パッカーズ戦ではアーロン・ロジャースから2.5サックをあげ、チームは24-17でNFC北地区優勝を決めた[62]

フィラデルフィア・イーグルスとのワイルドカードプレーオフでは6タックルをあげたがチームは15-16で敗れた。

この年先発13試合を含む14試合に出場し、47タックル、12.5サック、6ファンブルフォース、2ファンブルリカバー、1インターセプト、1タッチダウンをあげた[63]。ベアーズの選手が12.5サック以上あげたのは1993年リチャード・デント以来のことであった[62]。怪我で欠場した試合もあったものの4年連続のプロボウル、3年連続のオールプロファーストチームに選ばれた[64][65]

2019年

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2019年、第2週のデンバー・ブロンコス戦でジョー・フラッコをサック[66]、第3週のワシントン・レッドスキンズ戦でケイス・キーナムを2回サック、4タックル、2ファンブルフォースをあげた[67]。第5週、ロンドンで行われた古巣のレイダース戦で3タックル、1ファンブルフォースをあげたがチームは敗れた。第12週のニューヨーク・ジャイアンツ戦でダニエル・ジョーンズをサックしファンブルフォースした。第14週のダラス・カウボーイズ戦ではダック・プレスコットにダイビングしてサックを決めた。第16週のカンザスシティ・チーフス戦ではパトリック・マホームズをサックした。

この年全16試合に先発出場、47タックル、8,5サック、5ファンブルフォース、1ファンブルリカバーをあげて[68]5度目のプロボウルに選ばれた[69]

2020年

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2020年、第2週のニューヨーク・ジャイアンツ戦でダニエル・ジョーンズをサック、またチームメートのロバート・クインがファンブルフォースしたボールをリカバーした[70]。第5週のタンパベイ・バッカニアーズ戦ではトム・ブレイディを2回サック、3タックルをあげて20-19の勝利に貢献した[71]

第10週のミネソタ・バイキングス戦でカーク・カズンズのパスをインターセプトした[72]。第14週のヒューストン・テキンサンズ戦ではデショーン・ワトソンをエンドゾーンでサックしてセイフティをあげた。またRBデューク・ジョンソンからファンブルフォース、自らファンブルリカバーする活躍を見せた[73]。最終週のグリーンベイ・パッカーズ戦でロジャースをサック、4タックルをあげたがチームは敗れた。ニューオーリンズ・セインツとのワイルドカードプレーオフでチームは敗れた[74]。この年6年連続のプロボウルに選ばれた[75]

2021年

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2021年、9月19日のシンシナティ・ベンガルズ戦でジョー・バロウをサックした。9月26日のクリーブランド・ブラウンズ戦では2サックをあげた。10月10日のラスベガス・レイダース戦では7タックル、1サックをあげてチームの勝利に貢献した。

この年足の手術を行ったため11月19日に故障者リスト入り[76]し7試合の出場にとどまった。19タックル、6サックをあげた。

ロサンセルス・チャージャーズ

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2022年3月16日、2022年のドラフト2巡、2023年のドラフト6巡指名権とのトレードでロサンゼルス・チャージャーズに移籍した[77]。チャージャーズのヘッドコーチは2018年にシカゴ・ベアーズのアウトサイドラインバッカーコーチを務めていたブランドン・ステイリーであった。

2023年は全17試合に先発出場し、自己最多の17サックを記録したが、チーム事情のため減給を受け入れて残留した[78]

2024年は16試合に先発出場し、39タックル、6サックという成績だった。2025年3月10日、全額が保証された1年1800万ドルの契約でチャージャーズと再契約を結んだ[79]

2025年は第2週に肘を脱臼し4試合を欠場したが、第7週に復帰した[80]

人物

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2019年6月にアメリカの経済誌フォーブスが発表したスポーツ選手長者番付では13位にランクインした。

脚注

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  2. Khalil Mack”. Rivals.com. 2014年5月10日閲覧。
  3. DiCesare, Bob (2013年8月25日). UB's Mack wages fierce pursuit of NCAA history”. The Buffalo News. 2020年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月13日閲覧。
  4. Bronstein, Jonah (2014年11月12日). Locker Room: Big Mack”. University at Buffalo. 2022年11月12日閲覧。
  5. Khalil Mack 2010 Game Log (英語). Sports Reference. 2019年2月16日閲覧。
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  7. Khalil Mack 2011 Game Log (英語). Sports Reference. 2017年11月22日閲覧。
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  80. Khalil Mack injury: Chargers linebacker activated off injured reserve after suffering dislocated elbow (英語). CBS Sports (2025年10月18日). 2026年1月3日閲覧。

外部リンク

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