カラマツガイ属

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カラマツガイ属 
Siphonaria sirius, japonica, laciniosa
分類
: 動物界 Animalia 
: 軟体動物門 Mollusca 
階級なし : 貝殻亜門 Conchifera 
: 腹足綱 Gastropoda 
階級なし : 後生腹足類 Apogastropoda 
階級なし : 新生腹足類 Caenogastropoda 
階級なし : 異鰓類 Heterobranchia 
階級なし : 有肺類 Pulmonata 
上科 : カラマツガイ上科 Siphonarioidea
: カラマツガイ科 Siphonariidae 
: カラマツガイ属 Siphonaria
G. B. Sowerby I, 1823 
英名
fales limpets
(中名) 菊花螺

カラマツガイ(落葉松貝、Siphonaria)属は、カラマツガイ科に属する貝である。カサガイ類(Limpet)のように笠形の貝殻を持つが、有肺類のカラマツガイ科は肺呼吸を行う点が異なる。殻内面にはC字型の筋痕があって右側に開き、殻は溝状にへこんでいて、そこから呼吸をする。肺に相当する空洞と合わせてえら(鰓)を持ち、水中でも水上でも呼吸ができて両生類的である[1]。輸卵管と輸精管は合一し、雌雄同体。潮間帯上部でくらし、藻類を食べながら岩の上をはった後、もとの場所へもどる習性がある。岩上に輪状の卵塊を産む[2]


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この属にふくまれる種は、世界各地で多くの種が知られているが、日本では以下の種が知られている[2] [3][4]

  • カラマツガイ属 Siphonaria
    • カラマツガイ Siphonaria japonica (Donovan, 1824)
    • キクノハナガイ Siphonaria sirius Pilsbry, 1894
    • コウダカカラマツガイ Siphonaria laciniosa Linnaeus, 1758
    • コビトカラマツ Siphonaria rucuana Pilsbry, 1904
    • シロカラマツガイ Siphonaria acmaeoides Pilsbry, 1894
    • ヒノデカラマツガイ Siphonaria radians Adams et Reeve, 1850
    • ヒラカラマツ Siphonaria atra Quoy and Gaimard, 1833
    • ホウライカラマツ Siphonaria siquijorensis Reeve, 1843

 

 

出典[編集]

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  1. ^ Luiz Simone and M. I. Seabra (2017). “Shell and body structure of the plesiomorphic pulmonate marine limpet Siphonaria pectinata (Linnaeus, 1758) from Portugal (Gastropoda: Heterobranchia: Siphonariidae)”. Folia Malacologica 25: 147. 
  2. ^ a b 世界文化生物大図鑑『貝類』 湊宏. 世界文化社. (2004/6/15) 
  3. ^ SIPHONARIOIDEA SIPHONARIIDAE カラマツガイ超科 カラマツガイ科”. 微小貝データベース. 2020年7月4日閲覧。
  4. ^ 波部忠重; 小菅貞男 (1966/1/15). 原色世界貝類図鑑(II)熱帯太平洋編. 保育社