カビール・カーン

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カビール・カーン
Kabir Khan
Kabir Khan
生年月日 1971年
出生地 インドの旗 インド アーンドラ・プラデーシュ州ハイデラバード
(現テランガーナ州[1]
職業 映画監督脚本家撮影監督
配偶者 ミニ・マトゥール英語版
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カビール・カーン(Kabir Khan、1971年 - )は、インド映画監督脚本家撮影監督。ドキュメンタリー映画を手掛けた後、2006年に『カブール・エクスプレス』で長編映画デビューし、『New York』『タイガー 伝説のスパイ』『バジュランギおじさんと、小さな迷子』『Phantom』などを製作した[2]

キャリア[編集]

デリー大学英語版キロリ・マル・カレッジ英語版ジャミア・ミリア・イスラミア英語版出身[3]。1996年にゴータム・ゴース英語版が監督したディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー映画『Beyond the Himalayas』で撮影監督を務め、キャリアをスタートさせる。1999年にスバス・チャンドラ・ボースインド国民軍を描いたドキュメンタリー映画『The Forgotten Army』で監督デビューし、後に商業映画に活動の起点を移すようになった[4]

2006年に『カブール・エクスプレス』で商業映画デビューし、第54回ナショナル・フィルム・アワード英語版インディラ・ガンジー賞 最優秀新人監督作品賞英語版を受賞した。その後にヤシュ・ラージ・フィルムの元で『New York』と『タイガー 伝説のスパイ』を製作し、同社との契約が終了した後に自身のプロダクションハウスを設立した。

2015年に製作した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』はインド国内で歴代第3位の興行収入を記録し、また第63回ナショナル・フィルム・アワード英語版健全な娯楽を提供する最優秀大衆映画賞英語版を受賞するなど高い評価を得ている[5][6]。同年にカトリーナ・カイフサイーフ・アリー・カーン主演で『Phantom』を製作し、2017年に『Little Boy』をリメイクした『Tubelight』をサルマン・カーンと共に製作した。また、Amazonプライムと共同製作で、インド国民軍を題材とした8エピソードのシリーズを製作した。2019年には中国と共同で『Panda』を製作する[7]。映画は旅行関係のドラマ映画で、撮影は成都市周辺で行われた[8][9]

フィルモグラフィ[編集]

ナショナル・フィルム・アワード健全な娯楽を提供する最優秀大衆映画賞を受賞するカビール・カーン

家族[編集]

カビールは北インドムスリムの父と、南インドヒンドゥー教徒の母の間に生まれた。父ラシードゥッディーンはウッタル・プラデーシュ州ファルカーバード県英語版カインガンジ英語版出身のパシュトゥーン人であり、インド大統領を務めたザーキル・フセイン英語版の甥に当たる。共産主義者の政治家としてインディラ・ガンディーの支持を得ており、1970年代初頭にはラージヤ・サバーの議員に選ばれている。また、政治学の教授でもあり、ジャワハルラール・ネルー大学の創設にも関わった[10]。母リーラーはテルグ語話者だった。姉アヌシェは『チェイス!』の監督を務めたヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤと結婚している。カビールとアーチャールヤは共にヤシュ・ラージ・フィルムでヒット作を作り出す人気監督として評価されている[11]

カビールはテレビ番組の司会者だったミニ・マトゥール英語版と結婚しており[12]、彼女との間に2人の子供がいる[13]

出典[編集]

  1. ^ “Kabir Khan: Salman has no complexity and no complex”. Times of India. (2015年7月16日). http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/hindi/bollywood/news/Kabir-Khan-Salman-has-no-complexity-and-no-complex/articleshow/48084667.cms 2017年4月6日閲覧。 
  2. ^ ‘Bajrangi Bhaijaan’ director Kabir Khan: Hanuman doesn’t belong to only one community”. 2019年1月26日閲覧。
  3. ^ Kabir Khan filmography
  4. ^ Kabul Express is based on my experiences”. Rediff.com (2006年7月3日). 2014年8月6日閲覧。
  5. ^ “63rd National Film Awards” (PDF) (プレスリリース), Directorate of Film Festivals, (2016年3月28日), http://dff.nic.in/writereaddata/Winners_of_63rd_NFA_2015.pdf 2016年3月28日閲覧。 
  6. ^ Salman and Kareena come together for Bajrangi Bhaijaan”. The Indian Express (2014年7月18日). 2014年8月6日閲覧。
  7. ^ “Eros International Announces Indian Subsidiary Results”. Business Wire. (2018年5月23日). https://www.businesswire.com/news/home/20180523006076/en/Eros-International-Announces-Indian-Subsidiary-Results 2019年1月29日閲覧。 
  8. ^ “After Tubelight, Kabir Khan to shoot his next film Zookeeper in China”. The Indian Express. (2017年5月23日). http://indianexpress.com/article/entertainment/bollywood/after-tubelight-kabir-khan-to-shoot-his-next-film-zookeeper-in-china-4669711/ 
  9. ^ Wang, Yue (2018年2月5日). “Chinese Moviegoers Are Developing Diversified Tastes, Which Doesn't Bode Well For Hollywood”. Forbes. https://www.forbes.com/sites/ywang/2018/02/05/chinese-moviegoers-are-developing-diversified-tastes-which-doesnt-bode-well-for-hollywood/ 
  10. ^ Gupta, Priya. “Kabir Khan: Salman has no complexity and no complex”. The Times of India. 2016年7月29日閲覧。
  11. ^ Kabir Khan personal information
  12. ^ How did Kabir Khan marry Mini Mathur?”. The Times of India. 2016年7月29日閲覧。
  13. ^ Post New York Kabir Khan busy babysitting Hindustan Times, 7 July 2009

外部リンク[編集]