カナリーヤシ
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カナリーヤシ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() カナリーヤシ
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Phoenix canariensis | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
カナリーヤシ |
カナリーヤシ(学名:Phoenix canariensis)とはヤシ科の樹木。日本では一般的にフェニックスと呼ばれている。
名前[編集]
アフリカ西海岸、カナリア諸島原産なのでこの名がある。宮崎県の公式ページによると、病害虫に強く長寿なことから、不死鳥(フェニックス)の名前が付けられたとされる[1]。
特徴[編集]
日本では東京(関東南部)より南で生育する。弓状に下垂する葉先は5mにも達する。陽樹で耐潮性に富むが寒さには弱く、-10℃が枯死限界である。
樹高は最大で12mにもなり幹周りは3m程度まで生育する。葉は羽状複葉、基部の小葉は非常に鋭い棘となるので注意を要する。
なお、葉のついている茎の部分の下には、枯れた葉の基部が集まる部分があるが、ここはちょっとしたクッション状になっており、着生植物がよく根を下ろす。本州南部以南では、野外に植栽されたもののその部分に、一面にタマシダなどが生えていることがよくあり、アコウやイヌビワ、アゼトウナ、マツバランなどが生えているのも見かけることもある。
主に公園・官公庁などで列植し、装飾樹として使われるほか、葉は生花や花束としても利用される。日本本土の南部地方の観光地では、南方気分を高めるのにシンノウヤシ、ワシントンヤシと共によく用いられる。
県・市区町村・大学の木[編集]
県の木[編集]
大学の木[編集]
出典[編集]
- ^ 宮崎県. “「県の木フェニックス」”. 宮崎県. 2022年2月24日閲覧。