カチョカヴァッロ
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カチョカヴァッロ Caciocavallo | |
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吊り下げて熟成中のカチョガヴァロ | |
原料 | 牛乳、羊乳 |
原産国 | イタリア |
呼称統制 | PDO (Caciocavallo Silano) |
カチョカヴァッロ(伊語: Caciocavallo )は、イタリアのチーズの種類のひとつ。「カチョ」はチーズ、「カヴァッロ」は馬の意(熟成させる際に袋に詰めたものを紐で繋ぎ、横棒などに振り分けてぶら下げた様子が、馬の鞍の左右に袋をぶら下げて運ぶのに似ていたため)[1]。
概要[編集]
元はナポリ県ソレント地方産であったが、現在では南イタリアの各地(アブルッツォ州、モリーゼ州、ラーツィオ州など)で生産されている。火を通さない硬質チーズで、原料は牛の全乳、塩、レンネットのみを使用する。色は白く、固くなめらかなチーズである。
DOP指定のカチョカヴァッロ・シラーノや、カチョカヴァッロ・シチリアーノ、カチョカヴァッロ・ポドリコなどがある。燻製していない「ビアンカ」と燻製している「アフミカータ」がある。これは調理法の違いであり、地域や生産場所に関係ない分類。
出典[編集]
- ^ “Caciocavallo Silano DOP” (Italian). 2011年9月22日閲覧。