カジイチゴ

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カジイチゴ
Rubus trifidus.jpg
カジイチゴの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: カジイチゴ Rubus trifidus
学名
Rubus trifidus
和名
カジイチゴ

カジイチゴ(構苺、梶苺、Rubus trifidus)は、バラ科キイチゴ属に属する植物。

特徴[編集]

キイチゴの中でも大きく、2〜3mと身長を安易に越す。暖かい季候を好み、の分布地では雪の少ない太平洋側で多く見られる。キイチゴ類では珍しく、はないが株が小さい時はつく場合がある。和名のとうり、の木に似る。

茎、葉、花、実、根[編集]

若草色、又は赤褐色で太くなると木質化する。キイチゴ属では珍しく、を持たない。だが株が小さい時は棘が生える場合がある。枝分かれはさほど激しくなく、剪定しなければ一本の木のように生えるときがある。だが、地下茎(シュート)を伸ばしてあちこちから芽を出すため一度増えると駆除は手間がかかる。 緑色で大きく、15センチ以上はある。光沢があり、無毛。 ノイバラ状で花弁はシワがよる。 オレンジ色集合果をつけ、木イチゴの中では大型。上を向いてつく。一粒一粒はクマイチゴのような尖ったしずく型をする。 は張りが浅い。だがシュートと呼ばれる地下茎を伸ばしており、その株がにあったっていなくても育つことができる。

分布[編集]

関東以西の太平洋側沿岸、山に生える。

概要[編集]

カジイチゴは主に西日本に分布する低木。温暖な地方を好む。6月ごろに実るオレンジ色果実は食用となる。花期は2月5月ごろ。名前の由来はの形がカジノキに似ていることから。半常緑低木であり、暖地では葉の多くが越冬する。

関連項目[編集]