カサ・ロサダ
カサ・ロサダ(西: La Casa Rosada)は、アルゼンチン大統領官邸。スペイン語で、「ピンク色の館」(通称:ピンクハウス)という意味である[1]。
概要[編集]
ブエノスアイレス中心部の五月広場に面した3階建て一部4階の建物で、1873年に着工し、1878年に竣工なった、カルロス・キールベルグ(Carlos Kihlberg)設計のコレオス宮殿(Palacio de Correos)を改築増築させたのがカサ・ロサダで、1894年に竣工。イタリア人建築家のフランチェスコ・タムブリーニ(Francesco Tamburini)設計である。その後、アルゼンチン大統領の官邸として使用されることとなる。1938年には大規模改築工事が行われている。
1957年5月27日、別棟のカサ・ロサダ歴史博物館が竣工する。
1996年、当時のカルロス・メネム大統領の許可の元、カサ・ロサダでアメリカ映画『エビータ』のロケが行われ、主役でエバ・ペロン役のマドンナが同官邸のバルコニーから『アルゼンチンよ、泣かないで』を歌うシーンが撮影された。
色がピンクなのはエデラーレス(赤の党)とウニタリオス(白の党)で国内が内戦状態だったのを大統領ドミンゴ・ファウスティーノ・サルミエントが1873年に統合、官邸を両党の色を混ぜたピンクにした[1]。
ギャラリー[編集]
内装[編集]
外観[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト(スペイン語)