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カイル・アンダーソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カイル・アンダーソン
Kyle Anderson
メンフィス・グリズリーズでのアンダーソン
(2021年)
トロント・ラプターズ  No.13
ポジション PF / SF
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 Slow Mo
国籍
生年月日 (1993-09-20) 1993年9月20日(32歳)
出身地 ニューヨーク州の旗 ニューヨーク州ニューヨーク
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 104kg (229 lb)
ウィングスパン 220cm  (7 ft 3 in)[1]
キャリア情報
高校 パターソン・カトリック高等学校
セント・アンソニー高等学校
大学 UCLA
NBAドラフト 2014年 / 1巡目 / 全体30位
NBADraft.net  /  DraftExpress
プロ選手期間 2014年–現在
経歴
20142018サンアントニオ・スパーズ
2014–2015オースティン・スパーズ
20182022メンフィス・グリズリーズ
20222024ミネソタ・ティンバーウルブズ
2024–2025ゴールデンステート・ウォリアーズ
2025マイアミ・ヒート
2025–2026ユタ・ジャズ
2026メンフィス・グリズリーズ
2026ミネソタ・ティンバーウルブズ
2026トロント・ラプターズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 NBA.com
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華人民共和国の旗 中国

カイル・フォーマン・アンダーソンKyle Forman Anderson, 中国語: 李凯尔, 1993年9月20日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク出身、中国国籍のプロバスケットボール選手NBAトロント・ラプターズに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはスモールフォワード

経歴

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生い立ち

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ニューヨークで生まれ、ニュージャージー州で育ったアンダーソンは、父親がハイスクールで長年バスケットボールのコーチをしていたこともあり、3歳で初めてバスケットボールキャンプに参加した。父親はアンダーソンが幼少から大きかったにもかかわらず、ポイントガードとして育ってほしいと考え[2]、彼を年齢が高く大きいプレーヤーとのプレーに参加させ[3]、パス能力の向上の後押しをした。

ハイスクール

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パターソン・カトリック高等学校では、身長があったためポイントガードの能力があったにもかかわらずポストプレーヤーを務めたが、セント・アンソニー高等学校に転校して、本来の総合的な能力を発揮し、2011年・2012年とニュージャージーのチャンピオンとなり、マクドナルド・オール・アメリカン、パレードなど、ハイスクールオールスターにも選ばれ、トッププレーヤーの一人となった。

リクルート

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高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
カイル・アンダーソン
SF
ニュージャージー州フェアービュー セント・アンソニー・ハイスクール 6 ft 7 in (2.01 m) 215 lb (98 kg) 2011年9月19日 
リクルート スターレーティング英語版: Scout:5/5 stars   Rivals:5/5 stars   247Sports: N/A    ESPNグレード: 97
全リクルート順位: Scout: #2   Rivals: #2  ESPN: #1
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

    カレッジ

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    パシフィック12カンファレンス対オレゴン戦でのダンク

    2012年から2014年まで、カリフォルニア大学ロサンゼルス校UCLA[4] で2シーズンプレーし、71試合に出場し、平均12.2得点、8.7リバウンド、5.0アシスト、フィールドゴール成功45.2%、3ポイント37.5%の記録を残した。2014年、オール・パシフィック12カンファレンス・ファーストチームに選出された。

    NBA

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    サンアントニオ・スパーズ

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    2014年のNBAドラフトにて1巡目全体30位でサンアントニオ・スパーズから指名された[5]。20位台での指名が予想されていたが、自らのプレースタイルに最もマッチしているスパーズに指名されたことを上位指名以上に喜んだ[6]

    2014–15シーズン、2014年11月6日のヒューストン・ロケッツ戦でNBAデビューを果たし、4得点、8リバウンド、4アシスト、2スティールを記録した[7]。初スターター出場は同年12月11日のネッツ戦で、9得点、5リバウンド、3アシスト、2スティールを記録した[8]。ルーキーシーズンは度々Dリーグのオースティン・スパーズに加わり[9]、実戦経験を積み、2月9日に週間優秀選手に選ばれ[10] 2月の月間優秀選手に選ばれた[11]。 2015年のサマーリーグでは好調を維持し、チームの勝利にも貢献しラスベガスにおいてサマーリーグを制しMVPに選出された[12]

    2015–16シーズンは開幕戦から10人目のローテーションとして出場し、10月30日にスパーズは2016–17シーズン契約のチームオプションを行使し、契約が延長された[13]

    72試合、うち14試合にスターターとして出場したが目立った成績を残すことはできなかった[14][15]

    サンアントニオ・スパーズでのアンダーソン(2017年)

    2017–18シーズンカワイ・レナード大腿筋の損傷で長期離脱したことに伴い開幕戦からスターターとして出場を続け、出場時間を得てスティールでリーグ18位となる115を記録しデフェンス能力の成長を見せ、アシストも202を記録し、ユーティリティプレーヤーらしさを発揮した[16]。2018年1月30日、ホームでのデンバー・ナゲッツ戦でキャリアハイとなる18得点を含む4リバウンド、5アシスト、2ブロック、1スティールを記録した[17]

    メンフィス・グリズリーズ

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    2017–18シーズン終了後に制限付きフリーエージェントとなり、2018年7月6日、メンフィス・グリズリーズから4年総額3720万ドルのオファーを得て[18] 7月9日にスパーズがこれにマッチすることを放棄したため、グリズリーズへの移籍が決まった[19]

    ミネソタ・ティンバーウルブズ

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    2022年6月8日にミネソタ・ティンバーウルブズと契約を結んだ[20]

    2023年7月に中国国籍を取得し中国代表として2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップに出場する事を発表した[21]

    ゴールデンステート・ウォリアーズ

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    2024年7月6日にNBA史上最大となる6チームが絡む大型トレードでゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍した[22]

    マイアミ・ヒート

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    2025年2月6日にジミー・バトラーが絡む5チーム間の大型トレードで、アンドリュー・ウィギンズデイビオン・ミッチェル、2025年のプロテクト付き1巡目指名権と共にマイアミ・ヒートへ移籍した[23]

    ユタ・ジャズ

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    7月7日にノーマン・パウエルが絡む3チーム間のトレードで、ケビン・ラブ、2027年のドラフト2巡目指名権と共にユタ・ジャズへ移籍した[24]

    グリズリーズ復帰

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    2026年2月3日にジャレン・ジャクソン・ジュニアジョン・コンチャー英語版ジョック・ランデールビンス・ウィリアムズ・ジュニアとのトレードで、ウォルター・クレイトン・ジュニア英語版テイラー・ヘンドリックスジョージ・ニアン、3つのドラフト1巡目指名権と共に古巣であるメンフィス・グリズリーズへ移籍したが[25]、4試合に出場した後の同月26日に、同じく古巣であるミネソタ・ティンバーウルブズへ復帰するためにグリズリーズとバイアウトで合意した[26][27][28]

    ティンバーウルブズ復帰

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    3月1日にミネソタ・ティンバーウルブズと契約を結んだ[29]

    プレースタイル

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    スピードを抑えたゆったりと落ち着いた動きからスローモーの愛称を持つ。

    体躯からは、スモールフォワードに区分されるが、パワーフォーワードレベルのリバウンド力と、ポイントガードレベルのパス能力を持つ、ユーティリティプレーヤーで、ボリス・ディアウと比較される。スピードを抑えたゆったりと落ち着いた動きからスローモーの愛称を持つ。[要出典]

    個人成績

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    略称説明
      GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
     FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
     RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
     BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

    NBA

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    レギュラーシーズン

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    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2014–15 SAS 33810.8.348.273.6432.2.8.5.22.2
    2015–16 781116.0.468.324.7473.11.6.8.44.5
    2016–17 721414.2.445.375.7892.91.3.7.43.4
    2017–18 746726.7.527.333.7125.42.71.6.87.9
    2018–19 MEM 434029.8.543.265.5785.83.01.3.98.0
    2019–20 672819.8.474.282.6674.32.4.8.65.8
    2020–21 696927.3.468.360.7835.73.61.2.812.4
    2021–22 691121.5.446.330.6385.32.71.1.77.6
    2022–23 MIN 694628.4.509.410.7355.34.91.1.99.4
    2023–24 791022.6.460.229.7083.54.2.9.66.4
    2024–25 GSW 36315.0.450.365.6673.12.3.7.65.3
    MIA 25118.4.493.333.7893.82.6.6.56.7
    2025–26 UTA 20020.1.523.600.6583.33.11.2.57.1
    MEM 4322.3.7891.000.7503.5.81.51.09.3
    通算 73831121.4.481.342.7144.32.81.0.66.8

    プレーオフ

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    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2016 SAS 10012.9.320.333.8572.4.7. 6.32.3
    2017 15113.0.571.300.7273.01.7.7.15.5
    2018 5114.8.600.000.7502.6.61.2.25.4
    2021 MEN 5528.4.429.250.7505.03.22.8.08.4
    2023 MIN 4025.9.500.3331.0004.04.51.8.58.5
    2024 15115.4.456.250.8332.72.5.7.34.3
    2025 MIA 207.0.000------.5.5.0.0.0
    通算 68916.3.495.255.7413.21.9.9.35.1

    カレッジ

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    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2012–13 UCLA 353429.9.416.211.7358.63.51.8.99.7
    2013–14 363633.2.480.483.7378.86.51.8.814.6
    通算 717031.6.452.375.7368.75.01.8.812.2

    脚註

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    1. NBA Advanced Stats/Draft Combine”. NBA.com (2015年). 2018年4月19日閲覧。
    2. Foster, Chris (March 12, 2014). “UCLA's Kyle Anderson doesn't lack confidence or intensity”. Los Angeles Times. 2014年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    3. Parker, Brandon (November 14, 2011). “St. Anthony's Kyle Anderson takes winning to a different level”. ESPN.com. 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    4. Kyle Anderson BIO--UCLA bruins.com
    5. Spurs select UCLA’s Kyle Anderson, swap 2nd round picks for Dangubic --SpursNation.com
    6. Anderson cited Spurs as ideal destination several months before draft
    7. NBAデビュー戦 対ロケッツ 
    8. 対ネッツ スターターデビュー戦
    9. “2014-15 NBA Assignments”. NBA.com. 2015年2月21日閲覧.
    10. “Austin Spurs Kyle Anderson Named NBA D League Performer of the Week”. NBA.com. February 9, 2015. 2015年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    11. Kyle Anderson Named NBA Development League Player of the Month”. NBA.com (2015年3月2日). 2015年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月5日閲覧。
    12. “Spurs forward Kyle Anderson named Summer League MVP”. SI.com. 2015年7月19日. 2015年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2015年7月20日閲覧.
    13. Spurs Exercise 16-17 Option On Kyle Anderson”. RealGM (2015年10月30日). 2015年10月31日閲覧。
    14. Machen, Derek. “2016-17 Season review: Kyle Anderson”. News4SA.com. 2017年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    15. Moyle, Nick (June 9, 2017). “Ranking the Spurs' 10 best draft picks since 2007”. MySanAntonio.com. 2017年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    16. Wright, Michael C. (November 8, 2017). “Spurs' Kawhi Leonard 'coming along more slowly' than expected”. ESPN.com. 2017年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ.
    17. denver-nuggets-san-antonio-spurs-18/01/30”. sports.yahoo.com (2018年1月30日). 2018年1月31日閲覧。
    18. Report: Kyle Anderson signs four-year offer sheet with Memphis Grizzlies”. NBA.com (2018年7月6日). 2018年7月6日閲覧。
    19. Memphis Grizzlies sign Kyle Anderson to multi-year contract”. NBA.com (2018年7月9日). 2018年7月9日閲覧。
    20. Stanton, Matt (2022年7月8日). Timberwolves Sign Anderson”. NBA.com. 2022年7月8日閲覧。
    21. Kyle Anderson obtains Chinese citizenship, becomes World Cup eligible (英語). basketnews.com. 2023年7月24日閲覧。
    22. Warriors Acquire Kyle Anderson & Buddy Hield in Six-Team Trade”. NBA.com (2024年7月6日). 2024年7月7日閲覧。
    23. HEAT ACQUIRE WIGGINS, ANDERSON AND MITCHELL”. nba.com (2025年2月6日). 2025年2月14日閲覧。
    24. Utah Jazz Complete Three-Team Trade with LA Clippers and Miami Heat”. Utah Jazz (2025年7月7日). 2025年7月8日閲覧。
    25. Grizzlies acquire Walter Clayton Jr., Taylor Hendricks, Kyle Anderson, Georges Niang and Three Future First Round Draft Picks from Jazz (英語). NBA.com (2026年2月3日). 2026年2月4日閲覧。
    26. Kyle Anderson has agreed to a contract buyout with the Memphis Grizzlies and plans to sign with the Minnesota Timberwolves after clearing waivers, sources tell ESPN. (英語). ESPN.com (2026年2月26日). 2026年2月26日閲覧。
    27. Kyle Anderson. (英語). ESPN.com (2014年6月26日). 2026年2月26日閲覧。
    28. Grizzlies Sign Taj Gibson to Multi-Year Contract”. NBA.com (2026年2月26日). 2026年2月28日閲覧。
    29. Timberwolves Sign Kyle Anderson”. NBA.com (2026年3月2日). 2026年3月10日閲覧。

    外部リンク

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