オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜

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オー・マイ・ジャンプ!
〜少年ジャンプが地球を救う〜
ジャンル テレビドラマ
放送時間 土曜0:12 - 0:52
(金曜日深夜)
(40分)
放送期間 2018年1月13日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
監督 三木康一郎今泉力哉青山貴洋、岸川正史
脚本 根本ノンジ西条みつとし横幕智裕粟島瑞丸守口悠介
プロデューサー 浅野太(チーフ)、阿部真士橘康仁堀英樹
出演者 伊藤淳史
生駒里奈
馬場徹
栁俊太郎
斉木しげる
寺脇康文 ほか
音声 ステレオ放送
オープニング 04 Limited Sazabys「My Hero」
エンディング BLUE ENCOUNT「灯せ」
外部リンク 公式サイト

特記事項:
ドラマ24 第50弾特別企画
第6話・第7話は「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」放送時間拡大のため10分繰り下げ (0:22 - 1:02)。
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ドラマ24 第50弾特別企画『オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜』(おー・まい・じゃんぷ しょうねんジャンプがちきゅうをすくう)は、2018年1月よりテレビ東京をはじめとして、TXN各局他で放送されている連続テレビドラマ作品。

概要[編集]

2018年、日本の少年漫画雑誌において数々のヒット作を生み出した週刊少年ジャンプ集英社刊。以下「ジャンプ」と略記する場合あり)が創刊50周年を迎えたのと、テレビ東京の深夜帯で数々のヒット作を生み出した連続ドラマ枠・ドラマ24が同年1月期でちょうど50作品目を放送するのと、両方が偶然同時期に「50」という数に到達した事に関連付けて、少年ジャンプ自体を基盤に据えた「コラボドラマ」が世に出る事となった。このような経緯であることから、本作はジャンプ編集部が全面協力し、出演者が歴代作品のキャラクターに扮したコスプレをしたり、往年の名作や近年の傑作における作中のベストエピソードや制作時の秘話などを熱く語るなど、全編にわたって「ジャンプ」にまつわる物語が展開される。

しかし本作は単なる「うんちく語り」にとどまらず、最終的には本作の作品世界自体に未曾有の危機が発生、この危機を救うため主要登場人物たちが憧れたジャンプヒーローのように地球を救う事になるという「ヒーローもの」の要素も含まれている。

ストーリー[編集]

どこにでもいるような平凡で冴えない普通のサラリーマン・月山浩史は今日もパワハラ上司から逃げるため外回りと称して公園でサボっている。公園では子供たちがジャンプを読み、どの作品のヒーローに成りたいとか雑談に花を咲かしているのを聞きながらボンヤリしていると、彼の元に胡散臭い男が近づいて「いい店ありますヨ」と言いながら月山を強引に其の店に連れてきた。

入店すると、そこは週刊少年ジャンプ全巻・数々の名作ジャンプ・コミックス単行本がズラリと収蔵され、歴代ジャンプキャラのコスプレをした客が楽し気に歓談するジャンプファンのための「楽園」・・・その名も秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」。

店内のあまりの濃さに若干クラクラする月山であったが、その「気」にあてられるうち、徐々に彼の中に長年秘めてきた「ジャンプ愛」が蘇り始める。

キャスト[編集]

主要人物[編集]

月山 浩史(つきやま ひろし)〈34〉
演 - 伊藤淳史
本作の主人公。かつて少年ジャンプを読み漁り、ヒーローたちの活躍に胸を躍らせた少年時代を経て、現在は中小企業(飲料メーカー「太陽ドリンコ」)に勤めるごく普通のヒラサラリーマン。自身が幼少時から青年期までのジャンプ漫画は詳しいが、それ以外は知識が薄い[注釈 1]
「オー・マイ・ジャンプ!」には初めの頃は会員だと酒各種が1000円ポッキリで呑み放題だったので通っていたが、自分の中に眠っていたジャンプへの愛が(無自覚に)覚醒して以降は立派な常連となり、他の常連が抱える悩みを成り行きで解消する事が多くなっている。
火村 智子〈20〉
演 - 生駒里奈乃木坂46
大学生。『NARUTO』のファンで[注釈 2]、「オー・マイ・ジャンプ!」では通常『NARUTO』の登場人物のコスプレをしている[注釈 3]。一旦スイッチが入るとジャンプ語りが止まらなくなる。
普段は大人しく他人とのコミュニケーションや恋愛下手な反動で「少年ジャンプに恋愛マンガは不要」という持論を持つ。
金城 真治〈26〉
演 - 栁俊太郎
「オー・マイ・ジャンプ!」常連客。漫画家を志し日々努力しているものの、描く作品が悉く歴代ジャンプ作品の要素を(無自覚に)ツギハギしたような内容のため編集者の怒りを買ってしまう。オリジナリティを追求しようにも人生経験が少ない事から行き詰まり一時は夢を諦め田舎に帰ろうとしたが、絶望のどん底に沈んだ彼に月山が言った一言[注釈 4]をキッカケに故郷の父親との想い出を元にした漫画を描き、なんとか踏みとどまることができた。美樹をけなされると発狂する。
木暮 美樹〈38〉
演 - 佐藤仁美
「オー・マイ・ジャンプ!」常連客。常連客の中では一番頻繁にコスプレを変える。
本職は自身が経営する肛門科専門病院「ウッドクリニック」の女医。この病院は元来は父のもので、それを継ぐため子供の頃から勉強の日々で恋人も作れず、待合室に置いていたジャンプと其の連載作品に登場する仲間たち、中でも『シティーハンター』の主役・「冴羽」に憧れることが数少ない安らぎだった。今でも独身で、冴羽のような完璧な男でないと自分には釣り合わないと周りに公言している。
水川 康介〈55〉
演 - 寺脇康文
「オー・マイ・ジャンプ!」常連客。本職は金融機関勤務。妻子あり。『聖闘士星矢』のファンで、店に居る時は常に「ドラゴン紫龍」のコスプレをしている[注釈 7]
のちに周囲に話していた経歴が嘘であること、家族に趣味を隠していたことが判明し、トラブルのもととなる。
土田 跳躍(つちだ ちょうやく)
演 - 斉木しげる
秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」マスター[注釈 8]。月山の中に埋もれたジャンプ愛を見出し、店に連れてくる。
店の会員になるための条件として「一日一回ヒーローらしい事をする」事を月山に申し告げる。これは単なる営業トークでは無く、月山をはじめとする常連客が其の行いを実行し「ジャンプ愛」に覚醒めた際、店内の冷蔵庫に客の姓一文字(月山の場合は「月」)の字が刻印されたガラスの卵状の物体を置き、何か意味深な独り言を語る。
自身も上記の「ヒーローらしいことをする」行為に関わっており、第5話では或る少年のジャンプに絡んだ願いを叶えるために老骨にムチを打って『キャプテン翼』に登場した「必殺技」・「スカイラブハリケーン」を月山と実演、覚醒を果たしている。
黒塚 朝日〈30〉
演 - 馬場徹
飲料メーカー「冥王ボトラーズ」の優秀な営業マンで自称「世紀末営業王」。妙に劇画がかった口調が特徴。月山の顧客を手練手管で奪った事を期に、それを取り戻そうと東奔西走する月山とブツかり、ライバル的な存在になる。
大嵐 寿三郎(おおあらし じゅざぶろう)〈45〉
演 - ケンドーコバヤシ
太陽ドリンコ営業4課課長。いろいろあって以前いた営業課から異動してきた月山の直属上司にあたる。社長や会長でもないのに何故か常に和服を着て職務にあたり、どこかの塾長のような居丈高で豪快な口調で喋る。痔の持ち主で、月山が患った際には「ウッドクリニック」を紹介した。
高原 結衣〈21〉
演 - 山﨑萌香
「オー・マイ・ジャンプ!」のアルバイト店員。

ゲスト[編集]

複数話に登場する場合は演者名ヨコの括弧()内に表記。

第1話
水戸 愛実
演 - 最上もが
太陽ドリンコ営業課の女性社員。阿久のパワハラの標的にされているが、家計を一人で支えているため、辞めるに辞められない状況にある。
阿久 課長
演 - 浅香航大
太陽ドリンコ営業課長。社長の甥。部下にパワハラを繰り返している。
第2話
佐々木
演 - 小関裕太
火村智子に想いを寄せられている。
岩田
演 - 坂本真
月村の営業先であるカフェの店長。黒塚のアイデアで店が繁盛しだしたため、太陽ドリンコとの契約を打ち切る。
第3話
金城 文太
演 - 野添義弘
金城真治の父親。沖縄でウミブドウの養殖業をしている。
第4話
隼人
演 - 吉田メタル
木暮美樹の病院に彼女の父の代から勤める看護師。『シティーハンター』(C.H.)のファンで、風貌もC.H.の登場人物「海坊主」にソックリ。
ジョン山下
演 - 湯江タケユキ
木暮美樹がパーティーで出会った「イケメン国際弁護士」。木暮に猛烈なラヴアタックをした其の日から付き合いはじめ、あれよあれよという間に婚約直前までいくのだが・・・
泪子
演 - 倉持由香
瞳美
演 - 明日花キララ
愛香
演 - 牧野ステテコ
「泪子・瞳美・愛香」は「オー・マイ・ジャンプ!」の客。『キャッツ・アイ』の「来生三姉妹(キャッツ・アイ)」コスプレをして登場、木暮美樹が自分を「完璧な女」と月山たちに言っているのを聞き捨てならず、木暮にセクシー勝負を挑む。
第5話
柏原 光
演 - 岩田龍門
月山が黒塚に奪われた営業先「岬フットサルパーク」に通う小学生。幼い頃父にスカイラブハリケーン(SLH)を繰り出すのを見せてもらったと友達に言ったら全く信じてもらえず、もう一人のSLHの使い手(ロナウド)を求めて「オー・マイ・ジャンプ!」に来店する。
柏原 涼子
演 - 松野井雅
光の母親。以前は「オー・マイ・ジャンプ!」の常連客で夫とは店で知り合って結婚した。グラマラスなセクシーボディの持ち主で、息子の件で店に来店した時は『ワンピース』登場人物「ボア・ハンコック」の見事なセクシーコスプレをしていた。
ロナウド本城
演 - ワッキーペナルティ
「岬フットサルパーク」の雇われコーチ。パッと見は何処と無く「ロベルト本郷」っぽいが普通の人。ただ以前は彼も「オー・マイ・ジャンプ!」の常連客で相棒(光の父親)と組んでSLHをやれたそうだが或る理由でケンカ別れした。光の件で来た月山とマスターにSLHを伝授する。
第7話
水川麻里
演 - 田中美奈子
水川の妻。浮気を疑い激怒する。実は聖闘士星矢ファンで鷲星座の魔鈴のコスプレ一式も保持していた。
水川沙莉
演 - 堀田真由
水川の娘。父のコスプレ姿に困惑する。

劇中で語られるジャンプ連載経験漫画家[編集]

劇中では登場人物の「うんちく語り」の際に、時折りジャンプの歴代連載作品を描いた経験のある漫画家が登場(漫画家を演じるのは伊藤淳史)。彼らの連載におけるエピソードが再現ドラマ風に語られる。
以下は1つの話の中で語られる数エピソードのうち、代表的なもの(あくまでも本作で語られた内容なので事実とは多少異なる場合アリ)。

第1話
ゆでたまご
キン肉マン』連載から1年ほどの頃、絵柄と物語を若干オトナっぽく描いていた時期に人気が低迷。あわや連載打ち切りの話も出たが、編集者の檄とマンガ家をやめたくないという気持ちから「火事場のクソ力」を発動させ奮起、本来の読者層である子供たちに合わせた絵柄と物語に軌道修正し、再び人気が上昇した。
第2話
岸本斉史
『NARUTO』連載終了時、歴代担当者が勢揃いし最終話の原稿を受け取ったあと、「(最終回ではナルトが結婚したが)なぜ其の詳細を描かなかったのか?」と問いかける。岸本は「ジャンプに恋愛要素はいらないと思ったから」と答えたが、自分は連載中に結婚し子供を持つに至っており、その経験から「いつかはナルトの恋愛の話も描いてみたい」とも語った。その想いは後に総監修を努めたアニメ版NARUTOの映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で結実した。
第3話
森田まさのり
高校を卒業後、すぐに漫画家の道を進んだため人生経験が少ない事からオリジナリティあるマンガを描けず、なかなか芽が出ずにいた。どん底の中、高校時代の様々な思いや経験を元にした漫画(『ろくでなしBLUSE』の原型)を描いたところ編集者に認められ、ジャンプ連載作家への道が開けた。
第4話
北条司
『シティーハンター』を執筆していたある時、手が乾燥し激痛に耐えながら原稿を描いていたが、手に薬を塗ると原稿を汚してしまうので、薄いゴム手袋をしながら見事に作品を完成させた。
第5話
高橋陽一
元々は野球少年で卒業後は漫画家を志し、ジャンプに野球漫画を持ち込む日々を送っていたが、アルゼンチンワールドカップの試合中継をテレビ観戦した事を機にサッカーの面白さを知り、サッカー漫画を描き始め、それが『キャプテン翼』へと繋がっていくこととなった。
第6話
荒木飛呂彦
作品の特徴である人物の立ち姿にひねりを加えた「ジョジョ立ち」は、ミケランジェロをはじめとするルネッサンス期の彫刻に影響を受けた。
第7話
車田正美
前作までと同じ男っぽい作品を書きたかったが、担当編集から連載許可が出ず世界を舞台にしたものを提言された。当時は海外を舞台にした作品は当たらないジンクスがあったが、ギリシャ神話をモチーフに選んだことで女性ファンを取り込み、アニメ化を経て海外からのファンも得ることとなった。当初は自分の望むフィールドの作品ではなかったが、結果として男っぽさを描くことにも成功した。

スタッフ[編集]

オープニング・テーマ
「My Hero」
04 Limited Sazabys日本コロムビア
エンディング・テーマ
「灯せ」
BLUE ENCOUNTKi/oon Music

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督
第1話 1月13日 へのつっぱりはいらんですよ の巻 根本ノンジ 三木康一朗
第2話 1月20日 好きなんだってばよ! の巻
第3話 1月27日 もっと自分に正直になるんだ! ベイベーッ! の巻 西条みつとし 青山貴洋
第4話 2月3日 恋の合図はXYZ の巻 根本ノンジ 今泉力哉
第5話 2月10日 ボールはともだち の巻 粟島瑞丸
第6話 2月17日 自分を乗り越える事さ! の巻 西条みつとし 三木康一朗
第7話 2月24日 燃えろ、オレの小宇宙ーッ! の巻 守口悠介
根本ノンジ
岸川正史

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 第6話では「ジョジョの奇妙な冒険」では第4部を中心に読んでおり、第7話では聖闘士星矢を読んだことがないと告白。
  2. ^ 生駒自身も自他共に認める『 NARUTO』ファンを公言している[要出典]
  3. ^ 第5話では『キャプテン翼』の登場人物「中沢早苗」(小学生時代)風のコスプレをした。
  4. ^ 『ろくでなしBLUES』の登場人物「中田小兵二」のセリフ。第3話のサブタイトルにもなっている。
  5. ^ 則巻アラレ(1、2話)、ブルマ(2、4話)
  6. ^ 年齢のせいでマスター以外は誰も何のコスプレをしているのか気付かなかった
  7. ^ 衣装は、水川によると「かなりの金額で制作してもらった」とされているが、実は段ボール製で簡単に壊れてしまうため、他の客からは「騙されてるよ」と言われている
  8. ^ 彼は「4代目マスター」にあたり、初代から3代目は店の壁に肖像写真が額縁入りで飾られている。なお初代マスターの写真は本作ナレーションを担当する神谷明、もう一人は関根勤になっている。

出典[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京 ドラマ24
前番組 番組名 次番組
新宿セブン
(2017年10月14日 - 12月23日)
オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜
(2018年1月12日 - )
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