オーディスハイム

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紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ニーダーザクセン州
郡: クックスハーフェン郡
ザムトゲマインデ: ザムトゲマインデ・ラント・ハーデルン
緯度経度: 北緯53度41分39秒 東経08度56分27秒 / 北緯53.69417度 東経8.94083度 / 53.69417; 8.94083座標: 北緯53度41分39秒 東経08度56分27秒 / 北緯53.69417度 東経8.94083度 / 53.69417; 8.94083
標高: 海抜 -1 m
面積: 13.5 km2
人口:

475人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 35 人/km2
郵便番号: 21775
市外局番: 04756
ナンバープレート: CUX
自治体コード:

03 3 52 043

行政庁舎の住所: Marktstraße 21,
21762 Otterndorf
ウェブサイト: Samtgemeinde Land Hadeln – Gemeinde Odisheim
首長: シュテファン・スコウロン (Stefan Skowron)
郡内の位置
地図
地図

オーディスハイムドイツ語: Odisheim低地ドイツ語: Godshem)は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州クックスハーフェン郡ザムトゲマインデ・ラント・ハーデルンに属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)である。

地理[編集]

オッテルンドルフのグラマイヤー・シュタックの堤防が決壊して、4.5 m の「小規模な」洪水が起こった際の浸水地域(青色部分)

位置[編集]

オーディスハイムはニーダーエルベ地方(エルベ川下流域)に位置している。エルベ川河口および北海に近いことから最高地点の海抜は 2 m だが多くの部分が海抜以下のこの町は、高潮で堤防が損傷した場合には広範囲が水没する危険性がある。起こりうるシナリオがグラマイヤー・シュタックの論文に記載されている。

自治体の構成(地区)[編集]

この町は、以下の各地区からなる。

  • アム・ゼー
  • キルヒドルフ
  • ノルダータイル
  • ジューダータイル

歴史[編集]

この町の地名は、おそらくキリスト教化以前、すなわちカロリング朝以前に遡り、オーディンの家を意味している。最初の文献記録は1325年になってからである。1388年から1484年までオーディスハイム教区は、シュタイナウ教区、オスターイーリエンヴォールト教区、ヴェスター=イーリエンヴォールト教区、ヴァナ教区(あわせて「フュンフ・キルヒシュピーレ(直訳: 5教区)」と呼ばれる)とともにベーダーケーザ代官区に属していた。16世紀の文献には、Odeßhem という表記の他に、キリスト教化以前の形である Gadeshem(=「神の家」)という表記も見られる。

住民[編集]

人口推移[編集]

1987 1992 1997 2002 2007 2008 2009 2010 2011 2015 2018
人口(人) 600 583 613 607 590 572 570 568 554 497 487

いずれも12月31日時点の数値である[2]

行政[編集]

議会[編集]

オーディスハイムの町議会は、7人の議員で構成されている[3]。これは人口 500人以下のザムトゲマインデ参加町村の議員定数である[4]。議員は5年ごとに住民の選挙で選出される[5]

首長[編集]

町議会は、議員のシュテファン・スコウロン(CDU)を任期中の名誉職の市長に選出した[6]

紋章[編集]

図柄: 上下に2回分割(三分割)。上部は青地に2枚のオモダカの葉。中部は青と白の市松模様。下部は銀地に1枚の青いオモダカの葉[7]

解説: オモダカの葉は、この地に多く繁茂する植物であると同時に、低い内陸の土地であるジートラントの水との戦いを表している。市松模様の帯は14世紀にオーディスハイムにツェーント(十分の一税の徴税管区)を領していた貴族家クーレ家の紋章である。

文化と見所[編集]

聖ヨプスト教会

建築[編集]

  • 聖ヨプスト教会
  • 牧師館
  • ハードラー昔話の径: ハードラー昔話の径の32のステーションには、ラント・ハーデルンの昔話が紹介されている[8]

博物館[編集]

郷土資料室: ここには、日常生活や農業に用いられた歴史的な物品が展示されている。

経済と社会資本[編集]

交通[編集]

この町は、ハーデルナー運河の近く、州道 L144号線沿いに位置している。

出典[編集]