オーチス・ホバー

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オーチス・ホバー: Otis Hovair)は、空気浮上式鉄道の1方式である。ピープルムーバーとしての総体としては新交通システムに類似している。ホバークラフトに類似した浮上パッドを備え、送り込まれる空気によって浮上している。軌道は新交通システムのそれに類似しているが、通常の新交通システムの場合はタイヤの接地場所以外に路面が無い場合もあるが、空気を逃さないために全面が平坦である必要がある。移動のための動力は、同社がエレベーターメーカーということもあり、ケーブルによる牽引を利用しているためその点はケーブルカーにも似ている。転がり抵抗を無くし、高性能化を企図しつつ、新たな路線を敷設するために必要な設備も同様に簡略化した。法規上は(たとえば日本の成田空港第2ターミナルシャトルシステムなど)水平エレベーターの扱いとされている運用例もある。

オーチス・ホバー・システムは2015年現在唯一の商業的に運行された・されている空気浮上式鉄道である。原型はゼネラルモーターズ自動案内軌条式旅客輸送システムとして開発したリニアモーター推進方式のものであったが、公共交通機関を傘下に持つ事は反トラスト法に抵触するとされ、強制的に切り離された。その設計をオーチス・エレベーター社が引き継ぎ、リニアモーターを取り除いてケーブルによって推進する新交通システムとして世界中に普及している。

運行中の設備[編集]

廃止された設備[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]