オヤジギャグ

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オヤジギャグ親父ギャグおやじギャグ[1])とは、主に中高年層の男性が頻繁に使う、駄洒落地口の要素をふんだんに含んだ安直なギャグのことである。

1980年代までは一般によく使われ、あのねのねによって「赤とんぼの唄」、「魚屋のおっさんの唄」をはじめ数々のコミックソングとしてヒットするなど肯定的に受け取られていたが、近年そうした事情を知らない世代の思春期以上のギャグに辟易した若年層によって否定的なニュアンスで使われるようになった。

これは、団塊の世代が中年となる時期と重なるが、それ以前から似たような内容のギャグは存在している。中高年男性の増加によりオヤジギャグを聞く機会が増えたこともあるが、その受け手である若者(1980年代半ばの若者は新人類と呼ばれている)との価値観の相違から、「中年男性のギャグはつまらない」という考え方が増え、そういったギャグを総称して「オヤジギャグ」と呼称するようになったと考えられている。

傾向[編集]

オヤジギャグは、単純でわかりやすく、安直なギャグであればあまりにも安直であればあるほど、意味がわかるのに笑えないというジレンマが聞き手に苦痛を与える場合がある。

思春期以前の特に男児はオヤジギャグを過剰なまでに好む傾向がある。つまらないギャグをオヤジギャグとくくり、嫌悪する傾向はオリジナリティのなさや安直さを嫌う若者に顕著で、特に10歳代から20歳代前半の若者はオヤジギャグに対して拒否反応を示すこともある。

特に嫌がられる特徴としては、

  1. 安直である
  2. 同じギャグを何度も言う
  3. 下世話である

の三点が最も指摘される。このうち、3の場合は倫理上問題のある場合があるが、1、2についてはそういったギャグが通用しなくなった時代を嘆く声もある。

関連調査[編集]

2005年1月3日付の朝日新聞によると、日本人の76%がオヤジギャグに寛容な態度を見せている。

受容[編集]

オヤジギャグをカードゲームにした商品や[2]、一般書籍、コピーライター糸井重里のブログ『ほぼ日刊イトイ新聞』の「全日本おやじギャグの祭典」などで楽しまれている[3]

脚注[編集]

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関連項目[編集]