オペラ座

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オペラ座(オペラざ)は、フランスパリにある歌劇場を指す固有名詞、あるいは、オペラハウス(歌劇場)一般を指して用いる一般名詞

パリ・オペラ座[編集]

オペラ座(l'Opéra)は、パリにある歌劇場パリ・オペラ座とも呼ばれる。1875年に完成したガルニエ宮の呼び名として主に用いられるが、それ以前の劇場にも、またそれらを会場として公演を行うオペラ・バレエ団体にも用いられる場合がある。

1989年にオペラ・バスティーユが新たに完成し、現在は主にここでオペラ公演が行われる。こちらはバスティーユ・オペラ座、新オペラ座とも呼ばれ、単にオペラ座と呼ばれることはまれである。

  • 1875年から1989年までオペラ公演の中心であった劇場についてはガルニエ宮を参照。
  • オペラ・バスティーユとガルニエ宮で公演を行うオペラ・バレエ団体、およびこの団体と劇場の変遷、上演史などについてはパリ国立オペラ及びパリ・オペラ座バレエを参照。
ガルニエ宮と呼ばれる

一般名詞的な用法[編集]

「オペラ座」の呼称は歌劇場オペラハウス)一般を指して用いる場合がある。各地の歌劇場の名称を「○○歌劇場」の代わりに「○○オペラ座」と訳すことなどもある。

関連項目[編集]