オビエド大聖堂

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オビエド大聖堂
基本情報
所在地 スペインの旗 スペインアストゥリアス州オビエド
座標 北緯43度21分45.30秒 西経5度50分35.09秒 / 北緯43.3625833度 西経5.8430806度 / 43.3625833; -5.8430806座標: 北緯43度21分45.30秒 西経5度50分35.09秒 / 北緯43.3625833度 西経5.8430806度 / 43.3625833; -5.8430806
宗教 ローマ・カトリック
教会的現況 大聖堂
文化財指定 世界遺産重要文化財(BIC)
建設
建築家 ロドリゴ・ヒル・デ・オンタニョン英語版
形式 教会
様式 ゴシック建築ロマネスク建築バロック建築ルネサンス建築
着工 781年
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オビエド大聖堂スペイン語: Catedral de Oviedo)は、スペインアストゥリアス州オビエドにあるローマ・カトリック大聖堂。正式名称はサン・サルバドール大聖堂スペイン語: Catedral de San Salvador)。

歴史[編集]

世界遺産 オビエドとアストゥリアス王国の建造物群
スペイン
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英名 Monuments of Oviedo and the Kingdom of the Asturias
仏名 Monuments d’Oviedo et du royaume des Asturies
登録区分 文化遺産
登録基準 (1),(2),(4)
登録年 1985年
拡張年 1998年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

781年、アストゥリアス王フルエーラ1世の時代に建設が開始され、802年に息子のアストゥリアス王アルフォンソ2世に引き継がれた。アルフォンソ2世はオビエドをアストゥリアス王国の首都に定めた国王であり、オビエドに宮廷を建設して居住した。アルフォンソ2世は810年にオビエド大司教区を設立している。

12世紀にはペラギウス大司教によって修復が行われた。13世紀末にはフェルナンド・アルフォンソ大司教によってさらなる修復が行われ、14世紀初頭にはフェルナンド・アルバレス大司教によって回廊が建設された。1388年にはトレドのグティエレによって建物が追加され、1528年にはフランシスコ・メンドーサ・ボバディージャ枢機卿によって鐘楼が建設された。

1931年には重要文化財(BIC)に指定された。1998年には「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建築物群」がユネスコ世界遺産に登録され、オビエド大聖堂はその構成遺産となった。

埋葬者[編集]

ギャラリー[編集]

外部リンク[編集]