オニプレートトカゲ

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オニプレートトカゲ
Gerrhosaurus major.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: カタトカゲ科 Gerrhosauridae
: Broadleysaurus
: オニプレートトカゲ B. major
学名
Broadleysaurus major
(Duméril[1]1851)
シノニム

Gerrhosaurus major Duméril[2]1851

英名
Sudan plated lizard

オニプレートトカゲ Broadleysaurus majorカタトカゲ科プレートトカゲ属に分類されるトカゲ。別名オオプレートトカゲ

分布[編集]

エリトリアエチオピアカメルーンケニア東部、コンゴ民主共和国ザンビアジンバブエスーダン南部、スワジランドタンザニア中央アフリカトーゴナイジェリアベナンボツワナマラウイ南アフリカ共和国モザンビーク

形態[編集]

最大全長48cm。種小名のmajorは「大きな」の意でオオプレートトカゲの別名もあるが、プレートトカゲ属の最大種ではない。脇腹は襞状に折り畳まれている。 プレートトカゲのプレート(plated)とは、全身を平たい板状の鱗に覆われていることに由来する。 幼体の体色は光沢のある黒。

分類[編集]

2亜種が確認されている。

  • B. m. bottegoi (Del Prato, 1895年) ニシオニプレートトカゲ
    • 幼体の色彩を残したまま成体になる。
  • B. m. major (Duméril[3]1851) ヒガシオニプレートトカゲ
    • 成長に伴い光沢が失われ褐色になる。色彩に個体により変異があり赤味の強いものや逆に色味の薄い個体もいる。また喉元や脇腹が水色になる個体もいる。

生態[編集]

サバンナ等に生息する。地表棲。昼行性。岩の隙間やシロアリの蟻塚等で暑さが厳しかったり外敵に襲われると地面にあいた穴やシロアリの蟻塚に潜って逃げる。

食性は雑食で、昆虫類節足動物、小型爬虫類、小型哺乳類果実等を食べる。

繁殖形態は卵生。1回に2-4個の卵を湿った地面に産む。

人間との関係[編集]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。ほぼ野生個体のみが安価で流通し、流通量も多い。性格は大人しく大型化しない等の理由からトカゲ飼育の入門種として紹介されることもある。テラリウムで飼育される。餌としてコオロギやジャイアントミルワーム、ピンクマウス、果実、野菜等を与える。飼育下では雑食トカゲ用の人工飼料等にも餌付く。餌に対してはカルシウム剤等のサプリメントを振りかけて栄養価を上げる。飼育下での繁殖例はあるものの、繁殖方法は未だ確立していない。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、55頁。
  • 冨水明 「Close up06 オニプレートトカゲ」『ビバリウムガイド』No.18、マリン企画、2002年、86頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』、小学館2004年、106頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社、2004年、106頁。 
  1. ^ アンドレ・デュメリル (1774–1860) 動物学者(父) or オーギュスト・デュメリル (1812–1870) 動物学者(子)
  2. ^ アンドレ・デュメリル (1774–1860) 動物学者(父) or オーギュスト・デュメリル (1812–1870) 動物学者(子)
  3. ^ アンドレ・デュメリル (1774–1860) 動物学者(父) or オーギュスト・デュメリル (1812–1870) 動物学者(子)