オッピドゥム

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オッピドゥムoppidum)は城市城砦都市)を意味するラテン語。複数形はoppida。とくに、近現代のケルト研究においては、ケルト人が築いた城市を指すことが多い。

  1. ケルト人ガリア人の都市。丘の上などに造られていた自然の地形を生かした要塞のような都市。環濠集落を参考。
  2. ローマ属州の城市。ケルト人のオッピドゥムに由来するものも多い。カエサルはガリアのケルト人を攻め、オッピドゥムを征服した(ガリア戦争)。植民地としてローマ都市の拠点となった。ローマ時代には自治権は無く、城壁があった。

おもなオッピドゥムの例[編集]

古代名(ラテン語) 古代名よみ 現代名 現代名よみ 支配部族 備考
Bibracte ビブラクテ - - アエドゥイ族(ハエドゥイ族) ビブラクテの戦いが行なわれた。
Bibrax ビブラクス Laon ラン近郊 レミ族 ベルガエ人とレミ族・ローマ軍の攻防があった。
Durocortorum ドゥロコルトルム Reims ランス レミ族(Remis)
Noviodunum ノウィオドゥヌム Soissons ソワソンなど スエッシオネス族(Suessiones)など いくつもの同名城市があった。


関連項目[編集]