オオバギボウシ
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ギボウシ属 | ||||||||||||||||||||||||
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2007年6月 福島県
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Hosta sieboldiana (Lodd.) Engl. | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
オオバギボウシ[1][2]、トウギボウシ[1][2]、ハヤザキオオバギボウシ[2]、ウノハナギボウシ[2]、ウツリギボウシ[2]、アツバギボウシ[2] | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Hosta, Plantain lily |
オオバギボウシ(大葉擬宝珠、学名:Hosta sieboldiana)はリュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。別名は多く、トウギボウシ[1][2]、ハヤザキオオバギボウシ[2]、ウノハナギボウシ[2]、ウツリギボウシ[2]、アツバギボウシ[2]。
分布と生育環境等[編集]
北海道、本州、四国、九州までの広い地域に分布している。山地の草原や林縁に見られる。早春の若葉は山菜のウルイとして利用される。
特徴[編集]
高さは50〜100cmくらいになる。葉は根生葉、形は卵状長楕円形で、葉の長さは30〜40cm、幅は10〜15cmくらいになり、葉柄がつく。花期は6〜8月で、漏斗型の白色または淡紫色の花をやや下向きにつける。花軸につく蕾が下部から上部へと開花していく。
蕾が和橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という。他に、湿地に自生する小形のコバギボウシが知られる。
山菜としてのウルイ[編集]
オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味される。春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなどがある。
北海道、本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿りけのあるところに自生している多年生草本。ギボウシ属の雑種[要追加記述]として20種以上が知られている。葉の長さは20〜25cm。 古くから山菜として食べられてきたが、丈夫で株がふえやすく、葉や花も美しいので、栽培もされており変わった型や種間雑種もある。薄紫色の清楚な花を咲かせ園芸用に取り扱われていることもある。ここでは山菜としてのウルイを取り上げる。