オオハリガネゴケ

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オオハリガネゴケ
Bryum pseudotriquetrum (a, 145029-474542) 5977.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: マゴケ植物門 Bryophyta
: マゴケ綱 Bryopsida
: マゴケ目 Bryales
: ハリガネゴケ科 Bryaceae
: ハリガネゴケ属 Bryum
: オオハリガネゴケ
B. pseudotriquetrum
学名
Bryum pseudotriquetrum
Hedw.)P.Gärtn., E.Mey. & Scherb.
和名
オオハリガネゴケ
英名
Marsh Bryum[1]

オオハリガネゴケBryum pseudotriquetrum)は、蘚類に分類されるコケ植物。世界中で普通に見られる汎存種であり、南極大陸にも分布する。

分布[編集]

世界各地に分布し、日本でも北海道から沖縄まで広く分布する[2]。南極大陸にも分布しており、氷雪のない土壌だけでなく、湖沼の底でも水中型として生育していることが確認されている[3]

湿地や沼地、湖沼の湿った土壌、濡れた岩上などに生育している[1]

形態[編集]

葉の先端

茎は最大で長さ10cmになる[2]。葉は卵状披針形で先端は短く尖る[2]。葉の長さは2-3.5mm[1]

雌雄異株[2]。夏から秋にかけて胞子体を形成する[1]。胞子体は2-3cmの蒴柄をもち、その先端に長さ約3.5cmの大型のがつく[1]。蒴は長卵形で、蒴柄から垂れ下がってつく[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e Atherton et al. (2010) pp.592-593
  2. ^ a b c d e 岩月善之助、水谷正美『原色日本蘚苔類図鑑』(1972年、保育社)p.113
  3. ^ 神田啓史 (1992) 「南極湖沼のコケ植物相」 凍結及び乾燥研究会会誌 38, 99-103 [1]

参考文献[編集]

  • Ian D.M. Atherton, Sam D. S. Bosanquet, Mark Llawley (2010) Mosses and Liverworts of Britain and Ireland: A Field Guide. British Bryological Society ISBN 978-0-95613101-0