エンドセラス

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エンドセラス
生息年代: オルドビス紀中期からシルル紀, 463.0–416.0 Ma
Endoceras.JPG
エンドセラスの化石
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 頭足綱 Cephalopoda
亜綱 : オウムガイ亜綱 Nautiloidea
(四鰓亜綱 Tetrabranchia
: エンドセラス目 Endocerida
: エンドセラス科 Endoceratidae
学名
Endoceras
Hall, 1847

エンドセラス(Endoceras)は、オルドビス紀中期からシルル紀にかけ生息していたチョッカクガイの1種。学名は「内側の角」を意味する。1847年に命名され、カメロケラスとシノニムの関係にある可能性がある。主に北アメリカとヨーロッパに分布していた。

形態[編集]

デンマークでの化石

体長は30センチメートルだが、中には最大7メートルに達する個体も存在した。完全に成熟した個体の横断面は横に広いが、若い個体では幅は狭まっている。凹状の節からなる連室細管(血液が通る体管)は大きく、腹側に近接していた。オウムガイ類の殻の内側は壁で仕切られた部屋が連なっており、その部屋の中心を連室細管が貫く構造になってるが、エンドセラスは他のオウムガイ類と違い、体管が貫く構造になっていないのが特徴である。

甲殻の末端部分の構造は単純で、細い管が貫通している。

生態[編集]

完全に成長したエンドセラスは、必要な時にのみ動く海底で獲物を待ち伏せするタイプの捕食者であった。亜成体のエンドセラスはより積極的に移動している可能性がある。

参考文献[編集]

  • Flower, R. H. 1955, Status of Endoceroid Classification; Jour. Paleon. V 29. N.3 May 1955 pp 327-370
  • Teichert, C. 1964. Endoceratoidea; Treatise on Invertebrate Paleontology, Part K; Geol Soc of America and University of Kansas Press

外部リンク[編集]