エルモ社

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株式会社エルモ社
ELMO COMPANY, LIMITED
ELMO Headquarter 20151028.JPG
旧本社(2015年10月・2021年時点で解体済)
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 7773
2007年2月14日 - 2010年3月29日
略称 ELMO
本社所在地 日本の旗 日本
467-8567
愛知県名古屋市瑞穂区明前町6-14[1]
北緯35度6分48.1秒 東経136度55分18.5秒 / 北緯35.113361度 東経136.921806度 / 35.113361; 136.921806座標: 北緯35度6分48.1秒 東経136度55分18.5秒 / 北緯35.113361度 東経136.921806度 / 35.113361; 136.921806
設立 1949年昭和24年)9月16日[1]
業種 精密機器
法人番号 1180001009906 ウィキデータを編集
事業内容 書画カメラや監視カメラなど光学関連機器の製造・販売等。
代表者 代表取締役会長兼社長 野村拡伸[1]
資本金 7億9600万円(2020年2月現在)
発行済株式総数 1,107万2,000株[1]
売上高 67億7137万2000円(2020年02月29日時点)[2]
営業利益 2億4543万8000円(2020年02月29日時点)[2]
経常利益 4億2895万6000円(2020年02月29日時点)[2]
純利益 6億5761万9000円(2020年02月29日時点)[2]
総資産 50億8671万円(2020年02月29日時点)[2]
従業員数 229名(2020年2月現在)[1]
決算期 2月末日
主要株主 テクノホライゾン株式会社 (100%)
外部リンク http://www.elmo.co.jp/
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株式会社エルモ社(エルモしゃ、: ELMO COMPANY, LIMITED)は、光学機器、電気機器、精密機器の製造および販売を主業務とした企業。1988年より発売の書画カメラで世界首位。本社は愛知県名古屋市瑞穂区にあった。2021年に親会社のテクノホライゾンに吸収合併され、「エルモ」の名称は同社の社内カンパニー「エルモカンパニー」およびブランド名に受け継がれた。

概要[編集]

社名の由来は、映写機の専門メーカーであることを示す為、電気(Electricity)・光(Light)・機械(Machine)・組織(Organization)の英単語の頭文字を組み合わせたものである[3]

かつて製造販売していた8㎜カメラ(フィルム式)や120フィルムを使用した6×6cm判のエルモフレックスは、それぞれの分野で代表的な製品であった。

スライド映写機OHPもかつては同社主力製品の一つであったが、1990年代末頃よりそれら機器が教育およびプレゼンテーションの場でも第一線を退いた過去の機器にもなっているため、同社のメインストリームからは外れている。

8㎜カメラの修理などのサポートは2008年8月で終了し、16㎜カメラやOHPの修理・部品供給も2012年8月末で打ち切りとなった。

2010年4月には、親会社である株式会社タイテックと共同持株会社「テクノホライゾン・ホールディングス株式会社」を設立し、その後は監視用カメラや資料提示用プロジェクターなどの製造販売を行なっている。

書画カメラのシェアは世界で40%、日本で60%と多く、アメリカでは書画カメラのことがエルモと勘違いされている[4]

沿革[編集]

  • 1921年大正10年)4月10日 - 名古屋市にて榊商會を創業[1][5]
  • 1933年昭和8年)5月8日 - 合名會社エルモ社を設立[1][5]
  • 1949年(昭和24年)9月16日 - 株式会社エルモ社を設立[1][5]
  • 1950年(昭和25年)2月 - 株式会社エルモ社および合名會社エルモ社が合併[5]
  • 2001年平成13年)
  • 2002年(平成14年)5月 - 株式会社タイテックの関連会社となる(それ以前は松坂屋の関連企業だった)[5]
  • 2003年(平成15年)1月 - 株式会社タイテックの子会社となる[5]
  • 2005年(平成17年) - 愛知ブランド企業の認定を受ける[1][5]
  • 2007年(平成19年)2月14日 - ジャスダック株式上場[1][5]
  • 2008年(平成20年)2月20日 - 三洋電機販売株式会社からサンヨーオーエーグループ(SOAグループ)11社の株式を取得。うち6社を連結子会社[5]
  • 2009年(平成21年)
    • 8月10日 - 民事再生手続中のチノンテック株式会社より事業譲受のため、株式会社SUWAオプトロニクスを設立[1][5]
    • 10月30日 - 子会社である株式会社SUWAオプトロニクスが、チノンテック株式会社から光学事業を譲受[5]
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)6月30日 - 子会社の株式会社SUWAオプトロニクスが第三者割当増資を行い、同社はテクノホライゾン・ホールディングス株式会社の直接の子会社となる[6]
  • 2012年(平成24年)
    • 6月1日 - 子会社のエルモソリューション販売株式会社を吸収合併し[1]社内カンパニーのエルモソリューションカンパニーを設立[5]
    • 9月1日 - 子会社6社(株式会社SOA札幌、株式会社SSB、株式会社SOA中部、株式会社SOA近畿、株式会社SOA四国、株式会社SOA九州)が商号を変更[7]
  • 2013年(平成25年)3月 - 子会社のELMO(Europe)G.m.d.H.を清算[8]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月1日 - 子会社の株式会社エルモシステムビジネス(旧・SSB)の株式をタイテックに譲渡[9]
    • 4月 - 子会社の株式会社エルモアイテックの事業を譲り受け、同社の清算手続きを開始[10]
    • 6月1日 - 子会社の株式会社エルモソリューション札幌(旧・SOA札幌)、株式会社エルモソリューション近畿(旧・SOA近畿)、株式会社エルモソリューション四国(旧・SOA四国)、株式会社エルモソリューション九州(旧・SOA九州)を吸収合併。株式会社エルモソリューション中部(旧・SOA中部)の株式をタイテックに譲渡[10]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日 - 株式会社ファインフィットデザインを吸収合併[1][11]
    • 10月1日 - 株式会社中日電子の情報事業の一部を譲受[1]
  • 2018年(平成30年)
    • 4月1日 - 車載機器および決済端末事業を株式会社中日諏訪オプト電子に譲渡[1]
    • 8月10日 - 株式会社ケイグランデの全株式を取得し、子会社化[12]
    • 12月31日 - 株式会社ブイキューブより電子黒板サービス事業を譲受[13]
  • 2021年令和3年)
    • 4月1日 - 親会社のテクノホライゾン株式会社に吸収合併[14]
    • 4月10日 - 榊商會時代から通算して創業100周年を迎えるが、この時点では既に法人としては消滅済み。

事業所[編集]

関連会社[編集]

  • エルモソリューションカンパニー(社内カンパニー)
    • 株式会社SOA大分
    • 株式会社SOAソリューションズ

海外現地法人[編集]

  • American Elmo Corp. - アメリカ・ニューヨーク
  • ELMO USA Corp. - アメリカ・ニューヨーク
  • ELMO Europe SAS - フランス
  • ELMO Industry(Thailand)Co.,Ltd. - タイ
  • 北京艾路摩科技有限公司 - 中国(北京)

かつての関連会社[編集]

  • サンヨーオーエーファースト株式会社 - 株式売却によりグループ離脱。
  • 株式会社サンヨーオーエー新潟 - 株式会社サンヨーオーエー中部(現・株式会社エルモソリューション中部)に吸収合併。
  • 株式会社SUWAオプトロニクス - 第三者割当増資によりテクノホライゾン・ホールディングス株式会社の直接の子会社となる。
  • ELMO(Europe)G.m.d.H. - 会社清算。
  • 株式会社エルモシステムビジネス(旧・SSB) - タイテックに株式譲渡。
  • 株式会社エルモアイテック - 会社清算。
  • 株式会社エルモソリューション札幌(旧・SOA札幌) - 株式会社エルモ社が吸収合併。
  • 株式会社エルモソリューション中部(旧・SOA中部) - タイテックに株式譲渡。
  • 株式会社エルモソリューション近畿(旧・SOA近畿) - 株式会社エルモ社が吸収合併。
  • 株式会社エルモソリューション四国(旧・SOA四国) - 株式会社エルモ社が吸収合併。
  • 株式会社エルモソリューション九州(旧・SOA九州) - 株式会社エルモ社が吸収合併。

備考[編集]

  • 監視用カメラで使われるCマウントレンズは、8ミリカメラでも使われていた。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 企業概要”. 株式会社エルモ社. 2018年12月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e 株式会社エルモ社 第96期決算公告
  3. ^ ELMOブランドの由来(2022年3月23日閲覧)
  4. ^ 株式会社 エルモ社の採用/求人 | 転職サイトGreen(グリーン)
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 第86期 有価証券報告書 (PDF)”. 株式会社エルモ社. 2019年1月8日閲覧。
  6. ^ 孫会社の増資引受に関するお知らせ
  7. ^ 子会社の商号変更に関するお知らせ (PDF)
  8. ^ 子会社の固定資産の譲渡及び特別利益の発生並びに. 子会社清算に伴う特別損失の発生に関するお知らせ (PDF)
  9. ^ グループ子会社異動によるシステム事業強化に関するお知らせ
  10. ^ a b 連結子会社の再編等に関するお知らせ
  11. ^ 連結子会社の再編(吸収合併ならびに吸収分割)及び連結子会社の商号変更に関するお知らせ
  12. ^ 株式会社ケイグランデの株式取得に関するお知らせ (PDF)”. テクノホライゾン・ホールディングス株式会社 (2018年8月10日). 2019年1月8日閲覧。
  13. ^ (開示事項の経過)電子黒板サービス事業の譲受完了に関するお知らせ (PDF)”. テクノホライゾン・ホールディングス株式会社 (2019年1月7日). 2019年1月8日閲覧。
  14. ^ 当社グループ経営体制の再編(連結子会社の簡易合併)及び定款の一部変更に関するお知らせ (PDF)”. テクノホライゾン・ホールディングス株式会社 (2020年5月15日). 2020年10月23日閲覧。

外部リンク[編集]