エリスロバクター属
スフィンゴモナス属 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||
Erythrobacter 芝恒男、清水潮 1982 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
他 |
エリスロバクター属はエリスロバクター科の基準属で、グラム陰性好気性非芽胞形成光合成桿菌。極鞭毛を有し、運動性がある。基準種はエリスロバクター・ロングスで、名称は赤い桿菌を意味する。
アオノリなどの海藻から発見されており、好塩性。生育にはビオチンを必要とする。光合成はバクテリオクロロフィルaによって行われるが、光があっても嫌気条件下では生育できない、化学合成有機従属栄養生物である。グルコースや酢酸、酪酸、グルタミン酸等を利用することができる。細胞は黄色やオレンジ色、ピンク色などのものがある。
参考文献[編集]
- Paul Singleton, Diana Sainsbury 著、太田次郎監訳『微生物学・分子生物学辞典』朝倉書店、1997年3月。ISBN 4254170912。 NCID BN16090609。